清水久美子が選ぶ! 第42回東京モーターショー2011 Best 10
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2015年1月21日

清水久美子が選ぶ! 第42回東京モーターショー2011 Best 10

第42回東京モーターショー2011

清水久美子が選ぶ! 第42回東京モーターショー2011 Best 10

千葉は幕張メッセから東京ビッグサイトへと会場をうつし、24年ぶりに東京に帰ってきた東京モーターショー。
弊誌BLOGにも執筆中の実業家にして凄腕アマチュアレーサー 清水久美子が、2日にわたってショーを堪能したあと、各社自慢の展示車のなかからベスト10に選んだのはどのクルマなのか。そしてそのワケは?

文=清水久美子写真=望月浩彦

第42回モーターショー2011を振り返って

毎回、最先端のクルマ技術が披露される東京モーターショー。もうみなさんも行きましたか? 平日は夜20時まで催されているということで、仕事帰りに立ち寄られた方も多いのでは?

『世界はクルマで変えられる』がテーマの今年。

3月の東日本大震災いらい注目が集まるEVから家庭に電力を供給できるシステムや、「エコ」を追求し環境に配慮したコンセプトカーがとても多くて、近未来の自動車社会の存在意義を問いただす、時代の転換期を感じさせるモーターショーだったと思います。

しかも、エコカーといっても未来を感じさせる斬新なデザインが多くて、速いスポーツカーが大好きなワタシでも見て楽しめるモーターショーでした!

次世代のクルマづくりに期待が高まります!

そんな今回のモーターショーから、独断と偏見で選ぶベスト10をまず10位から語りたいと思います。

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第10位 スバルの熱い想いを感じる!
スバルBRZ GT300バージョン

トヨタとの共同開発による注目のFRスポーツカー「スバルBRZ」。そのGT300参戦車両です! ヘッドランプが独特のデザインですね。精悍な目付きがカッコいい! SUBARU TECNICA INTERNATIONALの手でチューンナップされた、このGT300バージョンは、デザインといいロゴのステッカーといい、スバルというメーカーの情熱が随所に感じられます。

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第9位 その走りの実力は?
日産リーフニスモRC

軽量化された内装と未来的なデザインが特徴。ヘッドライトにリーフならではのイメージを残す、エコを追求した環境にやさしいレーシングカーです。これなら燃費も気にせずレースに参戦できそう。GT-Rみたいに走りを追求したクルマだったらうれしいなぁ。ぜひ試乗してみたい一台です。

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第8位 フランスのエスプリ!
シトロエンDS5

第8位はおとな5人がゆとりをもって乗れる5ドアの中型クロスオーバー 「シトロエン DS5」。インテリアは航空機のコックピットがモチーフ。腕時計のストラップをイメージしたという「ウォッチストラップ」シートもとってもオシャレで、これまでフランス車には縁のなかったワタシも、DSならではの独特の世界観に圧倒されました!

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第7位 最高級車という夢
マイバッハ 57 S

メルセデス・ベンツでつちかった高級車づくりの技術、経験をあますところなく投入して開発された最高級大型サルーン「マイバッハ」! 残念ながら2013年にダイムラーは「マイバッハ」から撤退してしまうことが明らかになりましたが、いつかは大金持ちになってこんなクルマで送迎されてみたいなぁ……そんな夢をみさせてくれる数少ない高級車です。

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第6位 ワタシだけのパナメーラがほしい!
ポルシェ パナメーラGTS

ロサンゼルス・オートショーでワールドプレミアを果たしたばかりの4WDグランツーリスモ「パナメーラGTS」が東京モーターショーで来日! ワタシはポルシェにかんしては911より4ドアのパナメーラのほうが迫力があって好きです。このGTSは「ターボほどのパワーはいらない、でもSよりはパワーがほしい」というユーザーのわがままをかなえてくれる一台。オプションでいろいろ楽しめる車両なので自分だけのパナメーラ、つくってみたいです!

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第5位 世界限定50台のプレミアム スーパーカー
レクサス LFA ニュルブルックリンパッケージ

生産予定分は既に完売! 実車を見られる機会はそうそう訪れません。標準仕様車より、いっそうサーキット走行をメインにセッティングされ、車両価格も国内最高級だとか。どんな走りを見せてくれるのかいまから楽しみ。
イエローのボディもイケてますよね!

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第4位 圧倒的カッコよさ!
アウディR8 GT スパイダー

見た目が圧倒的にカッコイイ! おもわず「乗りたい!」といってしまうフォルム。軽量化されたボディにカーボンパーツをフンダンに使用し、ハンドメイドによる世界333台限定生産なんて、アウディ史上かつてないほどに贅たく! 男性にデートで乗ってきてほしいなぁ。湾岸をすり抜けてレインボーブリッジを疾走し、横浜 みなとみらいあたりに連れて行ってほしい!

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第3位 これぞエコとスポーツの融合!
BMW i8コンセプト

発表会で見て、そのスタイリングにクギヅケになったハイブリッド・スーパーカーがベスト3! 速さとエコを両立できるプラグインハイブリッド車です。エコなスポーツカーというとあまりカッコよくないイメージだったけれど、これは素直にカッコいい!電気モーターのみでも航続距離は約35kmというのもグッド!

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第2位 おしりはかわいい
メルセデス・ベンツ F125!

未来のSクラスクーペ。15年先を見すえたメルセデス・ベンツの燃料電池車コンセプトの集大成です。手をかざすだけで自動開閉するガルウィング、3Dバックミラー、さらにスマートフォンを使って遠距離から車内に置かれたものを認識したり、ドアのロック、オーディオなどエンターテイメント系の設定ができる! 先進機能をふんだんに盛り込んだ文句なしの最強マシン! 見た目もエキゾチックでカッコいい!

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第1位 おてんば娘的ベストチョイス
メルセデス・ベンツ SLS AMGロードスター

この新型SLS AMG ロードスターが発するメルセデス・ベンツならではの美しくも圧倒的な存在感。本当にカッコいい! V8 6.3ℓのこの怪物マシンをあやつってガルウイングを開けてさっそうと降りてみたい! 万が一クルマが転倒しても10秒でドアヒンジが自動的に外れて脱出できるシステムは、おてんばなワタシにはうってつけです(笑)。

清水久美子|SHIMIZU Kumiko
GT-Rマニアの実業家。3代目日産スカイラインGT-Rをチューニングし、筑波サーキットをはじめとする草レースに参戦。仙台ハイランドドラッグコースではゼロヨンレースにも出走していた。チューニングカーに造詣が深く、雑誌『オプション』では2年間にわたって連載を担当。現在は弊誌BLOGにも執筆中。イベントリポーター、富士レースクイーンなどの経験も。R35GT-R、メルセデス・ベンツ Sクラス、トヨタ・プリウスなどを所有。

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