
LABORATORIO OLFATTIVO|香水界の異端児が日本初上陸
LABORATORIO OLFATTIVO|ラボラトリオ・オルファティーボ
リニューアルした「シボネ」にて先行発売中
「ラボラトリオ・オルファティーボ」が日本初上陸
香りをアートする嗅覚の実験室「LABORATORIO OLFATTIVO(ラボラトリオ・オルファティーボ)」が日本初上陸。2014年秋冬の全国発売に先駆け、7月にリニューアルオープンした「CIBONE(シボネ)」にて先行発売中だ。
Text by KUROMIYA Yuzu
嗅覚を通した「感情的な芸術体験」
イタリアをはじめ、全世界に広まりつつある「ニッチフレグランス」の大きなうねり。大量に生産し販売されるマスマーケット向けフレグランスの対局に位置する、オリジナルでハイグレードなメゾンフレグランスが、本物志向の人びとを静かに魅了している。そんなニッチフレグランスメゾンのなかで、マーケティングを捨てた香水界の異端児として、ひときわ強い注目を集める「ラボラトリオ・オルファティーボ」が、ついに日本上陸。「シボネ」にて先行発売中だ。
日本語で嗅覚の実験室という意味をもつ「ラボラトリオ・オルファティーボ」は、香りの芸術作品を生み出すためイタリアで生まれた、全く新しい実験的なプロジェクト。香水の世界に才能と情熱を注ぎつづける世界随一のパフューマー(調香師)たちが結集。自分の感性と創造性のみを頼りとし、芸術的な至高の香りを産み出すことを、ただひとつのルールとして創設された。そして、ブランドとしての戦略や派手な広告宣伝からは一切距離を置いた、フレグランスの革新的なアートコレクションを発表している
香りの種類はトップノートから、ハートノート、ラストノートにかけての映画のようなドラマティックな変化が特徴的な全6種を展開。メキシコの太陽から男性の素肌とハーブのアロマが混ざり合ったような「ゴズメル」や、女性の神秘性や魅力にオマージュをささげた「ダイミリス」など、アーティスティックな香りのコレクションが揃う。
香水瓶は、視覚的なイメージがアートとしての嗅覚体験を阻害しないように、極めてミニマムなデザインを採用。また、ルームフレグランスディフューザー6種もラインナップされているので、香りのアートを部屋でも体感することができる。