第3の進化「Dyson Pure Cool™ 空気清浄機能付ファン」4月末発売決定｜dyson

dyson｜ダイソン
扇風機、サーキュレーター、そして空気清浄機としても使える最新オールインワン

第3の進化「Dyson Pure Cool™ 空気清浄機能付ファン」4月末発売決定

2009年に登場した「dyson（ダイソン）」の画期的発明“エアマルチプライヤー技術（dyson Air Multiplier）”は羽根のない扇風機を世に送り出し、さらに「dyson hot＋cool AM04（ダイソンホットアンドクール）」に進化。そして今回、3つめのカテゴリーとなる「Dyson Pure Cool™ 空気清浄機能付ファン」が発表。4月28日（火）に発売を予定する。

Text by KAJII Makoto （OPENERS）

空気中のPM0.1サイズ（超微小粒子状物質）も99.95％除去

健康への影響が懸念されるとしてよくニュースで取り上げられる「PM2.5」は、粒径が2.5マイクロメートル（マイクロは100万分の1）以下のものだが、今回、ダイソンが研究したのは、PM2.5よりもさらに一桁以上小さい、粒子径が概ね0.1μm以下（ナノメートルの大きさ）の微粒子。

今回の「Dyson Pure Cool™ 空気清浄機能付ファン」発表のために来日したダイソンのシニアパフォーマンスエンジニアのトビーサヴィル（Toby Saville）氏は、「空気中には目に見えない超微小粒子状物質が存在し、それはほかの有害物質より多くの人びとの健康に影響を与えると言われています。

空気中には、ディーゼルの排気ガス、タバコ、すす、重金属、有害な有機化合物など、さまざまなものが浮遊し、毎日1万リットルもの空気が私たちの鼻、口、肺を通し、体内に入りますが、粒子が細かくなればなるほど、健康に害を与える可能性が大きくなり、空気中の粒子はアレルギー反応や炎症の原因となり得ます」と説明する。

PM2.5よりもさらに小さいPM0.1レベルの超微小粒子状物質は、血流に入り込んで体内を循環し、短期的・長期的に深刻な疾患の一因となる恐れがあるという。

そこで、ダイソンが誇るエアマルチプライヤー技術を「冷暖房以外で活用できないか」という発想から誕生したのが、扇風機、サーキュレーター、空気清浄機として使える「Dyson Pure Cool™ 空気清浄機能付ファン」だ。

ダイソン初の空気清浄機が誕生

さらに、ダイソンのシニアデザインエンジニアのオラパピエルコゥスカ氏は、「今回の空気清浄機能付ファンは、人体に害を与える可能性のある超微小粒子状物質を捕らえる高性能フィルターの開発からスタートしました」という。

完成までに2年、450台のプロトタイプが開発されたが、空気清浄の心臓部には、ダイソン独自の360°グラス HEPAフィルターを搭載。このHEPAフィルターは、全長6.45mのフィルターを254回折ったもので、PM0.1レベルの超微小粒子状物質を99.95％除去。肺への侵入を防ぎ、浄化された空気を部屋全体に均一かつ静かに送り出す。

フィルターは1日あたり12時間使用して1年間有効。フィルター交換も非常に簡単で、また設置面積も小さいので、さまざまな場所で使うことができるのもうれしい。

Dyson Pure Cool™（ダイソンピュアクール）空気清浄機能付ファン
価格｜オープン（店頭参考価格 6万9984円）
カラー｜ホワイト/シルバー、アイアン/サテンブルー
サイズ｜H1018×W196×D196mm
本体重量｜3.58kg
フィルター交換目安｜約1年（1日12時間使用の場合）
2年間のメーカー保証付