Dior|両国国技館で「Esprit Dior」初のファッションショーを開催
Dior|ディオール
インスパイア源は「東京」、両国国技館から世界に向けて発信
「Esprit Dior Tokyo 2015」ファッションショーを開催
ディオールは、メゾンにとって初の試みとなる「Esprit Dior Tokyo 2015」と題したコレクションをランウェイで世界に向けて発信した 。この記念すべきコレクションの開催地に選ばれたのは東京・両国国技館。アーティスティック ディレクターを努めるラフ・シモンズはもちろん、モデルからヘアメイクまで世界のトップクリエイターが一堂に集結し、熱気に溢れた一夜となった。
Text by KUROMIYA Yuzu
中島美嘉、水原希子、小雪、福島リラら豪華セレブリティが出席
「エスプリ ディオール(Esprit Dior)」と題されたランウェイショーは、混沌のなかに矛盾を包括しながら無秩序に広がりゆく「東京」をインスピレーション源に展開。会場となった両国国技館はいつもの日本の伝統ある姿とはガラリと雰囲気を変え、近未来的な空間に。格子状のパイプが天井にぶら下がり雪が舞い散るなか、モデルたちが縦横無人にキャットウォークするという演出でショーがおこなわれた。
コレクションは、ラフ・シモンズが東京について「人びとがこれほど自由にさまざまに服を着ている街は、世界中のどこにもありません。スタイルからの解放、あたらしい構造を持った服。それらはストリートのみならず、東京のファッション デザインの歴史にも現れています。強烈で心躍る場所なのです」と語るように、西洋と東洋の融合、ファンタジーとリアリティの共存といったコントラストがあたらしいスタイルを創出。
象徴的なモチーフとしてスパンコールが用いられ、アラン編みのニットなどのあたたかみのあるアイテムにフューチャリスティックな輝きをプラスすることで、伝統と近未来のコントラストを表現していた。さらに、アイコンバッグ「レディ ディオール」は、存在感のあるラージサイズやデコラティブなミニサイズにすることで、東京の“カワイイ”を体現。まるでアニメのキャラクターのようなぱっちりとしたメイクも特徴で、随所に東京のエッセンスが詰まったショーとなっていた。
ゲストには中島美嘉、水原希子、小雪、福島リラ、オドレイ・トトゥ、Susie Lauなど、国内外から多数の豪華セレブリティが出席。また、ショーの後にはパーティも開催され、大盛り上がりの一夜となった。また、ディオールがメゾンの軌跡をたどるエキシビション「ESPRIT DIOR(エスプリ ディオール) - ディオールの世界」を東京・銀座にて2015年1月4日(日)まで開催しているので、ディオールの世界観を堪能しにぜひ訪れてみて。
クリスチャン ディオール
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