LEXUS CT200h|レクサス CT200h Fスポーツを採用
CAR / NEWS
2015年3月19日

LEXUS CT200h|レクサス CT200h Fスポーツを採用

LEXUS CT200h-F Sport|レクサス CT200h-F スポーツ

ハイブリッドコンパクトにくわわった青の主張

レクサスはシドニーモーターショーにて、お披露目されたばかりのハイブリッドプレミアムコンパクト、「CT200h」により操る楽しさを追求する“Fスポーツ”を採用したモデルを公開した。

文=ジラフ

ハンドリング、居住性を向上させたFスポーツの美装

レクサス車の性能をトータル的に向上させることを目的に開発された、純正のオプションパーツシリーズ「Fスポーツ」。すでに「IS」や「GS」には設定されており、今回公開されたのは、先日パリモーターショーでもお披露目され、欧州での受注開始が噂されている「CT200h」にFスポーツのパーツが装着されたモデルだ。

ボディには、Fスポーツの専用色となるフレームブルーで塗装されており、外観は、細かいスポークのアルミホイールや強化ブレーキ、ディフューザー状の処理をほどしたリアバンパーを装備しているのが特徴となっている。インテリアには、Fスポーツエンブレムのステアリングホイール、スポーツペダル、スカッフプレートなどを採用。またハンドリングと居住性を両立させるチューニングがほどこされたサスペンションがくわえられたというのも、Fスポーツならでは。

CT200hは、日本では2011年初頭に発売予定。価格は300万円台半ばからと予想される。

BRAND HISTORY
トヨタがアメリカ市場において高級車ブランドLEXUS(レクサス)を立ち上げたのは1989年のこと。トヨタが誇る高い技術力と優れた品質、そして極上の顧客サービスにより、アメリカやドイツの高級車とは一線を画すあたらしい価値を提供しようというのが狙いであった。

同年9月、「LS400」(日本名セルシオ)と「ES250」(同カムリ)がアメリカ市場に投入されると、翌1990年2月には早くもLS400がベストインポートカーを獲得している。その後もレクサスの評価は高まるばかりで、ラインナップの拡大とともに、高級車ブランドとしてのポジションを確実にしていった。

アメリカでの成功を受けて、2004年にはヨーロッパ進出を果たしたレクサスは、同年5月、日本での事業展開を発表。翌2005年8月には、母国での高級車ビジネスをスタートさせた。開業当初は、「GS」(トヨタブランドのアリストの後継車)、「SC」(同ソアラ)、「IS」(同アルテッツァの後継車)と、フラッグシップの「LS」を欠くラインナップだったが、2006年9月には待望の新型LS、そして、2007年5月にはそのハイブリッド版の「LS600h/LS600hL」を投入することで、ラグジュアリーサルーン購買層の期待に応えている。

一方、2007年10月にスポーツモデル「IS F」を発表、また、2008年5月に行われたニュルブルクリンク24時間レースに開発中のスポーツクーペ「LF-A」を投入するなど、スポーツイメージの獲得に力を入れており、さらなる人気拡大が期待される。

           
Photo Gallery