ART|日本で初の個展となる『アンドレアス・グルスキー展』を開催
ART|鑑賞券を10組20名にプレゼント!
日本での初個展となる『アンドレアス・グルスキー展』が国立新美術館で開催
ドイツの現代写真を代表する写真家アンドレアス・グルスキーによる日本初の個展『アンドレアス・グルスキー展』が、7月3日(水)から国立新美術館ではじまった。9月16日(月・祝)まで、代表作から最新作にいたるまで自身が厳選した約65点が、一堂に会する。この開催を記念し、OPENERSでは鑑賞券を10組20名にプレゼントする。
Text by YANAKA Tomomi
世間に衝撃を与えた、史上最高額の作品
1955年に旧東ドイツに生まれ、幼少期に西ドイツに移住し、フォルクヴァング芸術大学ではヴィジュアルコミュニケーションを学んだアンドレアス・グルスキー。1980年から1987年までデュッセルドルフ芸術アカデミーで写真界の巨匠ベルント・ベッヒャーに師事し、「ベッヒャー派」のひとりとして、そして現代ドイツを代表する世界的アーティストとして知られている。
2001年にはニューヨーク近代美術館(MoMA)で大規模な個展を開催し、衝撃を与えた。また、代表作のひとつである『ライン川II』が2011年11月に、クリスティーズ・ニューヨークで、現存する写真家の作品として史上最高額となる約433万ドル、当時の日本円で約3億4000万円で落札されたことで、世間をにぎわせた。
ART|鑑賞券を10組20名にプレゼント!
日本での初個展となる『アンドレアス・グルスキー展』が国立新美術館で開催
Text by YANAKA Tomomi
初期作品から最新作品まで約65点
さらに、特筆すべきはその展示の方法。初期から今日までを回顧する年代順ではなく、独自の方法にしたがって構成されるという。初期作品と新作、そして、大小さまざまな写真を並置する斬新な展示は、個々の写真を際立たせるとともに、展示室全体をひとつの完璧な作品のようにも見せてくれる。
近年、ますますコンセプチュアルな様相を強め、同時にまるで抽象絵画のような作品を生み出すグルスキーが開拓した新境地。デジタル化が進んだ現代社会にふさわしい、すべてが等価に広がる独特の視覚世界を堪能したい。
『アンドレアス・グルスキー展』に10組20名をご招待
そしてOPENERS読者に朗報。本展示会の鑑賞券を10組20名にプレゼントします。ご希望の方は下記ボタンよりご応募ください。
応募締切|7月12日(金)正午まで
応募は終了しました。
たくさんのご応募ありがとうございました。
※当選された方には当選通知メールをお送りします。当選された方は、件名はそのまま、必要事項を明記のうえご返信ください。なお、ご返信期限が過ぎた場合、無効となりますのでご注意ください。
『アンドレアス・グルスキー展』
会期│7月3日(水)~9月16日(月・祝) ※毎週火曜休館
時間│10:00~18:00 ※金曜は~20:00 (入場は閉館の30分前まで)
会場│国立新美術館 企画展示室1E
東京都港区六本木7-22-2
Tel.03-5777-8600(ハローダイヤル)
観覧料│一般1500円、大学生1200円、高校生800円、中学生以下無料