2グレードで279万円から

欧州ではすでにお目見えしており、日本導入がまたれる、7代目ゴルフ。1974年以来、フォルクスワーゲンの主力モデルにして、言わずと知れた、世界のコンパクトカーのベンチマークである。7世代目にあたる新型は、すでに幾度となく、OPENERSでもお伝えしているように、5代目、6代目と引き継いできたプラットフォームを一新。エコロジカルな過給エンジン＋デュアルクラッチトランスミッションというアイデンティティはそのままに、より柔軟なあたらしいエネルギーソースへの対応、高剛性化、軽量化、インフォテインメントをふくむ快適装備、パッシブ、アクティブ両面の安全装備の充実をはかった。

日本への導入は今年の夏ごろ、と噂されていたこの新型ゴルフだが、正式導入に先駆け、新型導入と、ゴルフ国内正規輸入60周年を記念する限定モデルの受注が、4月13日より開始する。

「ゴルフ デア・エアステ」と名づけらたこのモデルは、1.2リッターTSIターボエンジンと7段DSGトランスミッションを組みあわせた「TSIコンフォートライン」と、気筒休止システムを備える1.4リッターTSIターボエンジンに7段DSGトランスミッションを組みあわせた「TSIハイライン」に設定され、いずれもモデル名の末尾に「デア・エアステ」とつづく。

「TSIコンフォートライン デア・エアステ」では、衝突時に自動でブレーキをかけることで、多重衝突による被害を軽減する「マルチコリジョンブレーキ」、「up!」にも採用されている「シティーエマージェンシーブレーキ」をさらに進化させた、ミリ波レーダー式の「フロントアシストプラス」、フォルクスワーゲン「CC」などの上級モデルに採用されている、全車速対応の「アダプティブ クルーズ コントロール」、車線逸脱防止機能「レーンキープアシスト」、バイキセノンヘッドライトなどを装備する。

いっぽうの「TSIハイライン デア・エステア」では、「TSIコンフォートライン デア・エアステ」の装備にくわえて、LEDポジショニングランプ、専用デザインの17インチアルミホイールを装備。シートはアルカンターラ＆ファブリックのスポーツシートとなり、「ドライビングプロファイル機能」などを搭載する。

ボディカラーは、全5色。右ハンドル仕様となり、価格は、750台限定となる「TSIコンフォートライン デア・エアステ」が279万円、1,250台限定となる「TSIハイライン デア・エアステ」が305万円。エコカー減税100パーセント対応予定だ。

Volkswagen Golf Der Erste｜フォルクスワーゲン ゴルフ デア・エアステ
ボディサイズ｜全長4,265×全幅1,800×全高1,460mm
重量｜
（TSIコンフォートライン デア・エアステ）｜1,240 kg
（TSIハイライン デア・エアステ）｜1,320kg
エンジン｜
（TSIコンフォートライン デア・エアステ）｜1,197cc 直列4気筒DOHCターボ
（TSIハイライン デア・エアステ）｜1,394cc 直列4気筒DOHCターボ
最高出力｜
（TSIコンフォートライン デア・エアステ）｜77kW（105ps）/4,500-5,500rpm
（TSIハイライン デア・エアステ）｜103kW（140ps）/4,500-5,000rpm
最大トルク｜
（TSIコンフォートライン デア・エアステ）｜175Nm（17.8kgm）/1,400-4,000rpm
（TSIハイライン デア・エアステ）｜250Nm（25.5kgm）/1,500-3,500rpm
トランスミッション｜7段デュアルクラッチ（7DSG）
駆動方式｜FF
タイヤ ｜
（TSIコンフォートライン デア・エアステ）｜205/55R16
（TSIハイライン デア・エアステ）｜225/45R17
燃費（JC08モード）｜申請中
価格｜
（TSIコンフォートライン デア・エアステ）｜279万円
（TSIハイライン デア・エアステ）｜305万円