ミニ クラブバンが日本にやってきた|MINI
CAR / NEWS
2015年1月23日

ミニ クラブバンが日本にやってきた|MINI

MINI Clubvan|ミニ クラブバン

ミニ クラブバンが日本にやってきた

「ミニ クラブマン」をベースにした商用バンとして、2012年6月にヨーロッパで登場した「ミニ クラブバン」。商用車ではなく、個性的なバンとして、日本でも発売された。

Text & Photographs by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)

カスタマイズを楽しむバン

1960年から82年まで、ミニには「ミニ バン」というモデルが存在していた。この「ミニ バン」の現代版として、登場したのが「ミニ クラブバン」だ。車名からもわかるように、ベースになっているのは「ミニ クラブマン」。運転席ドア後方にある、「クラブ・ドア」も継承している。

リヤシートをもたないかわりに、860リットルという、ミニとしては最大の容量の荷室をもつこと、荷物の飛び出しをふせぐために、ラゲッジルームと乗員席のあいだにはゲージがつくことが、「ミニ クラブマン」にたいする「ミニ クラブバン」の最大の特徴だ。

足元は15インチの専用アロイホイールを装着。日本では、「ミニ クーパークラブバン」に6段オートマチックトランスミッションを組みあわせた、モノグレード展開となり、ボディカラーはペッパーホワイト、アイスブルー、ミッドナイトブラックの3色にかぎられる。また、「クーパー」ではあるものの、ルーフ、ミラー、Cピラーはボディ同色。価格は282万円だ。

MINI Clubvan|ミニ クラブバン

MINI Clubvan|ミニ クラブバン

パーツの選択肢がかぎられているかわりに、ミニらしい遊び心があふれているのが、クルマの後部。「ミニ クラブマン」ではリヤウインドウにあたる部分が、「ミニ クラブバン」では、かつての「ミニ バン」同様、ボディ同色のパネルでおおわれている。これをキャンバスにみたててデザインできるよう、ビー・エム・ダブリューでは、画像データからステッカーをつくる、フリーデザインステッカーサービスを考えているという。

ヨーロッパでの発表時は宅配業向けの個性的なバンという性格が強くあたえられていたが、日本では、企業や個人事業主にむけた営業車やプロモーションカー、移動用のクルマとしての使用はもちろん、リヤサイドウインドウをカスタマイズして、趣味性を打ち出したい個人にも向けられている。

この「ミニ クラブバン」、東京丸の内の「BMW Group Studio」で、2月1日(金)から12日(火)まで、写真の「Dogエディション」と、PUMAがプロモーションカーとして使うカスタムモデルが展示される。

BMW Group Studio
場所|東京都千代田区丸の内1-9-2 グラントトウキョウサウスタワー 1F
営業時間|10:00 - 19:00

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MINI Clubvan|ミニ クラブバン
ボディサイズ|全長3,980×全幅1,685×全高1,440mm
トランク容量|860 リットル
重量|1,220 kg
定員|2 名
エンジン|1,598cc 直列4気筒 DOHC
最高出力| 90kW(122ps)/ 6,000 rpm
最大トルク|160Nm / 4,250 rpm
トランスミッション|6段オートマチック(7DSG)
駆動方式|FF
タイヤ |175/65R15
燃費(JC08モード)|14.2 km/ℓ
価格|282万円

           
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