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2017年7月7日
ボルボ、2019年から全モデルに電動パワートレーンを設定へ|Volvo
Volvo|ボルボ
ボルボ、2019年から全モデルに電動パワートレーンを設定へ
ボルボは欧州時間の7月5日(水)、2019年以降に発売するすべてのクルマにモーターを搭載したモデルを用意すると発表。電動化を将来の事業の中心に据えることを明らかにした。
Text by YANAKA Tomomi
2021年までに5モデルのEVを発表
ボルボは、2019年以降に発売する全モデルに電気自動車(EV)、プラグインハイブリッド(PHV)、もしくはマイルドハイブリッドをラインナップすると発表した。これは今後、内燃機関を持つエンジン車は徐々に生産を縮小し、EVなど電動化されたモデルに置き変わっていくことを意味する。
これまでにも2025年までに100万台の電動化したクルマを販売することを目指し、気候変動に影響しない生産事業を目標に掲げてきたボルボ。「電動化はお客様のニーズを追求した結果」と語るサムエルソンCEOは「今回の発表は、この目標の実現に向けた強い決意のあらわれであり、その道筋を具体的に示すもの」とコメントしている。
ちなみにボルボは先月、ポールスターを独立ブランドとさせるとともに、電動のハイパフォーマンスカー開発に特化していくことを発表している。
現在の計画では、2019年から2021年のあいだに5モデルのEVを発売し、そのうち3台はポールスター ブランドのハイパフォーマンスカーとして登場する予定という。