UNITED ARROWS|『ユナイテッドアローズ銀座店』の看板娘、鈴木ゆかりさん
Fashion
2015年2月9日

UNITED ARROWS|『ユナイテッドアローズ銀座店』の看板娘、鈴木ゆかりさん

UNITED ARROWS|ユナイテッドアローズ

「自分が着ることができない分、“こう着てほしい”が提案できます」

『ユナイテッドアローズ銀座店』スタッフ 鈴木ゆかりさん

3月31日(土)まで、5周年を迎えたユナイテッドアローズ ハウスカードのメンバーズキャンペーンを展開しているユナイテッドアローズ。人気セレクトショップの銀座店の看板娘は、入社9年目を迎えた鈴木ゆかりさん。ユナイテッドアローズオリジナルのブレザーに挿したポケットチーフがさり気なくオシャレ心を伝えます。

Text by KAJII Makoto(OPENERS)Photos by HOZUMI Hitomi(fixakey)

お互いの好きなモノを一緒に選んでいるカップルを見ているのは幸せです

『ユナイテッドアローズ銀座店』のメンズフロアは地下1階。通路をはさんですぐ向かい側にはウィメンズのシューズブランド「オデット エ オディール」があって、とても華やかな雰囲気がほかのメンズショップとひと味ちがう銀座店の特徴となっている。

入社以来、メンズ担当一筋で、渋谷店、池袋店、有楽町店、渋谷店を経て、銀座店で3年目となる鈴木さん。「いろんな店舗を経験していますが、銀座店の男性のお客さまは、洋服のことをよく知っていて、その上に遊びがくわわって、とてもオシャレな方が多いですね」。

鈴木さんの接客のポイントは、「男性が好むベーシックな着こなしに、少し色を入れたり、トレンドアイテムをくわえたり、ストールやチーフ、ネクタイなどで遊びをプラスしたりして、着こなしの雰囲気を変えていくことですね。メンズはジャケットやシャツ、パンツなど基本的なアイテムは変わりませんが、色や柄、プラスワンを演出することで、新鮮に見えてくるのがおもしろいと感じています。接客ではそういう変化を心がけていますね」と、女性が得意な小物使いを積極的に提案しているそうだ。

メンズの難しいところは「女性はデザインや雰囲気が重視されますが、男性服はフォーマルでもカジュアルでも歴史あるモノが多く、理解するのが大変です」と笑う。「でも、各店での経験を踏まえて、メンズは自分が着ることができない分、“こう着てほしい”が提案できるのがとても楽しいですね。自分が提案したコーディネートを気に入っていただき、愛用してくださっているのを知ると、この仕事のやりがいを感じます」。

『ユナイテッドアローズ銀座店』は、メンズとウィメンズの複合店なのでカップルや夫婦での来店も多く、「一緒に楽しくショッピングされていて、たとえば“グレーのパンツは何本ももっているけど、このグレーがほしい”という男性の気持ちもわかりますし、女性の気持ちもわかりますから、そういう部分を接客に活かしています。お互いの好きなモノを一緒に選んでいるカップルを見ているのは幸せですね」。

タレントでは、「向井 理さんのカジュアルなスタイリングのすっきりとして清潔感ある着こなしが好きです」と鈴木さん。男性のおしゃれは一つあたらしいモノをくわえたり変えたりするだけで、気分やテンションが上がります。そういう視点からも洋服を楽しんでいただきたいですね」。

ユナイテッドアローズ銀座店
東京都中央区銀座2-2-14
マロニエゲート B1・1F #B101b・101
Tel. 03-3562-7798
営業時間:11:00~21:00
不定休
http://www.barneys.co.jp/

           
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