Diary-T 185 ”なるようにしかならない”
”おはよう”
挨拶したけど返礼がないということになると、気持ちが片づかない。片づかないどころか、心に傷を負います。
どうしてでしょう。「おはよう」というのは
「今日一日があなたにとってよき日でありますように」という
予祝の意味を持つ言葉です。
挨拶というのはある種の贈り物です。
贈り物というのは、それ自体に価値があることが自明であるようなものではないのです。
「贈り物は受け取った側が自力で意味を補填しないと贈り物にならない。」
「贈り物は受け取った側が自力で意味を補填しないと贈り物にならない。」
「贈り物は受け取った側が自力で意味を補填しないと贈り物にならない。」
挨拶を送った側が返礼がないと傷つくこともそれで説明ができます。
挨拶を返さない人は「あなたが発した空気の振動には何の価値もない」という判定を下した。僕たちはそのことに傷つくのです。
「呪いの時代」内田樹著
第8章 これからを生き延びる智慧より cutupしました。
暫くといっても四年に渡りお手伝いいただいた女性からの贈り物。美味しいものは包装紙(ラッピング)で分かる。 相手がどんなものに反応するのか?みていないようでひとはちゃんとみている。ちゃんといいとこみてるんだな。は、お手伝いの中身にもちゃんとでている。察する力は仕事をする力です。気が利く。これが仕事の上で上位の技量に位置することは、いい仕事をする人はみんな知っています。本当にお疲れさまでした。ちゃんとをいただきます。ありがとう。
稲垣商店の稲垣さんのALL ABOUT私物コレクションを中心にした?展覧会が近所の(自慢してます)民芸館で行われます。
”なるようにしかならない”
稲垣さんんのワインのセレクションに惚れておつきあいさせていただいて早十年?困ったときの私のつぶやきに返ってくる言葉がいつもこれだ。
柳宗悦の美の運動に著しく影響を受けて食のお仕事を司っていらっしゃる。稲垣さん独特の美を新年早々拝見することが出来る。
”こいっつぁ、春から縁起がいい、ワインもいい。”
「抽象と形態」
ちびっと遠い場所にある美術館だがぜひ足を伸ばさなければなるまいぞ。
購入はこちらから
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