ROLLS-ROYCE Ghost Extended Wheelbase|日本上陸!
ROLLS-ROYCE Ghost Extended Wheelbase|
ロールス・ロイス ゴースト エクステンディット ホイールベース
さらなる居住性を得たゴーストのニューモデル、日本上陸!
ロールス・ロイスは、2009年に誕生したロールス・ロイス史上もっともパワフルで、ドライバーのためのサルーンと謳われる「ゴースト」のホイールベースを延長し、居住性をさらに高めた「ゴースト エクステンディット ホイールベース」を日本で発表した。
Text by OPENERS
ベースモデルより、ホイールベースを170mm延長
「洗練されたデザインと他の追随を許さない高級感、最高水準のエンジニアリングによる乗り心地とハンドリング性能をあわせもつゴースト。そんなゴーストのホイールベースを延長することで、さらに居住性を高めた、妥協のない一台」と、ロールス・ロイス・モーター・カーズ CEO トルステン・ミュラー・エトヴェシュは、今回日本上陸を果たした最新モデル「ゴースト エクステンディット ホイールベース」について、言いあらわした。
ゴースト エクステンディット ホイールベースは、現在のロールス・ロイス・モーター・カーズが、英国・グッドウッドで生産を開始した2003年以降、6つ目のモデルとなる。現行ロールス・ロイスのラインナップでもっともコンパクトな同モデルだが、後席の居住性を求めるあらたなる市場のニーズに応えるため、上述のとおり、ベースモデルよりも170mmホイールベースを延長。それによりリアシートのニールームは330mmまで拡大された(ゴーストは160mm)。これにともない全長も170mm延長されたが、全高と全幅に変更はない。
広さだけでなく、装備も充実した後席
さらにゆとりあるスペースを与えられただけでなく、左右独立可動式リアシート「インディビジュアル・シート」、フロントシートの背面にはテレビやDVDの視聴が可能な9.2インチLCDディスプレイ、16個のスピーカーと10チャンネル600Wのアンプを搭載するオーディオシステム、それぞれを標準装備。パノラマサンルーフによって室内に明るい自然光を十分に取りこむことができ、リアのアームレストに備えられた回転式コントローラで、ナビゲーションシステムなどの設定をリアシートから直接操作することが可能である。
ホイールベースが大幅に延長したものの、リアドアはフロントドアよりも35mm延長しただけだという。それが功を奏し、スタンダードのゴーストがもつ大きくなめらかに流れるボディサーフェス、ダイナミックかつスタイリッシュなスタイリングは当然そのまま保持されている。印象としては、これまでよりもさらに存在感が増したという感じを受ける。
最大トルクはわずか1,500rpmという低回転域から780Nmを発生
ゴースト エクステンディット ホイールベースは、通常のゴーストとおなじ6.6リッターV型12気筒ツインターボチャージつきエンジンが搭載される。最高出力は420kW(563bhp)、最大トルクはわずか1,500rpmという低回転域から780Nmを発生する。トランスミッションには8段オートマチックが組みあわされ、0-100km/h加速をわずか5秒で駆け抜け、最高時速は250km/hでリミッタ―が作動する。
足まわりにかんしては、フロントにダブルウィッシュボーン式、リアにマルチリンク式を装備し、4輪独立式のインテリジェントエアサスペンションシステムならびに電子制御可変ダンパーと連動。ホイールには鍛造ホイールがあらたに追加された。
ボディカラーは12色から選択が可能で、オプションでボンネットをシルバーサテン仕上げにすることができるという。
ドライバーズカーとしてもショーファードリブンとしても魅力的なゴースト エクステンディット ホイールベースは受注生産で、2011年内は限定台数を生産し、2012年から本格的にフル生産が開始されるという。価格は3495万円から。
ROLLS-ROYCE Ghost Extended Wheelbase|
ロールス・ロイス ゴースト エクステンディット ホイールベース
ボディサイズ|全長5,569×全幅1,948×全高1,550mm
ホイールベース|3,465mm
エンジン|6.6リッター V型12気筒+ツインターボチャージャー
トランスミッション|8段AT
最高出力|420kW(563bhp)
最大トルク|780Nm
価格|3495万円