ASTON MARTIN Rapide|アストンマーティン ラピード オークションに出展
ASTON MARTIN Rapide|アストンマーティン ラピード
東日本大震災の支援事業としてラピードを出展
アストンマーティンは、このたびの東日本大震災を受けてボナムス・オークションにラピードを出展。その収益金を支援資金として寄付することをあきらかにした。
Text by OPENERS
もっとも美しいクルマのひとつと称えられたモデル
2009年のフランクフルトモーターショーで生産モデルが公開されて以来、エレガントな4ドアスポーツカーとして称賛を受けつづけているラピード。2011年 ニューヨークオートショーでは、66人の世界のジャーナリストからなる審査員たちによって「2011 World Car Design of the Year」に選ばれ、今日販売されているクルマのなかで、もっとも美しいモデルの1台として、高い地位を確かなものにした。
アストンマーティンは、今回ロンドンの老舗オークションハウスであるボナムス社が展開するオークションにラピードを出品し、その収益金を2011年3月に日本で発生した東日本大震災の支援として寄付するという。この出展にあたり、ボナムスはアストンマーティンに出展手数料を徴収しないことも表明している。
先日、日本でローンチされたV8 ヴァンテージ Sの発表会でも募金をおこなったアストンマーティン。最高経営責任者であるウルリッヒ・べッツ氏は今回の出展にたいして、「東日本大震災に心を痛めなかったひとはいません。アストンマーティンは日本で長きにわたって活動しており、さらに最近のプロジェクトでは日本の自動車産業とより緊密な関係を築きあげています。多くの友人がいる日本のために助けになれるようなことがしたかったのです」と述べている。
出展されるラピードはシャシーナンバーF00039で、2009年に生産された右ハンドルのイギリス仕様のモデル。ウルリッヒ・べッツ氏がビジネス専用として使用しているクルマである。ボディカラーはコンコースブルー、内装はファルコングレーのステッチがあしらわれたオブシディアンブラックレザーで仕上げられ、カーペットはブラック。ヒーターおよびベンチレーション機能を備え、インテグレーテッドガレージドアオープナー、2
画面式 DVD システム内蔵リヤシートエンターテイメントシステムおよび赤外線ヘッドフォンが装備されている。
オークションは、5月21日の午前9時からバッキンガムシャー、ニューポート・パグネルにあるアストンマーティンワークスサービスで開催される。