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LOEWE｜ジョナサン・アンダーソンが打ち出す“あたらしいロエベ” ギャラリー

「カサ ロエベ　表参道」のインスピレーションソースとなった、マドリードの「ロエベ　セラーノ店」。このブティックは、1959年に、ビジョナリー・アーキテクトのハビエル・カルバハルによって設計されたもの
表参道の大通りに面した「カサ ロエベ 表参道」のファサードは、外の風景との境界線を感じさせない一面のガラス張り。視界に飛び込む店内の空間が、そのままウィンドウディスプレイの役割を果たす
地上1階。まるで美術館における展示のように、製品が並ぶ。奥には、オープンを記念して、1920年代の陶芸界に多大な影響をおよぼしたイギリス人陶芸家、バーナード・リーチとともに作陶活動を展開した、初代・濱田庄司（1874～1978年）、2代目・晋作、3代目・友緒、と3代にわたる陶芸家名匠を擁する益子焼の窯元「濱田窯」の陶器作品が展示される
展示される陶芸作品のなかでセンターを飾るのは、3代目である濱田友緒がロエベからインスピレーションを得て製作された特別な作品、『TIE』と『CUBE』の2点だ（写真左から7番目、8番目）
濱田窯の3代目・濱田友緒がロエベのために製作した2点の陶器は、「カサ ロエベ 表参道」にてオーダーで購入が可能。写真左から、濱田友緒 作 陶器 for LOEWE『TIE』30万円（予定価格・税抜）、濱田友緒 作 陶器 for LOEWE『CUBE』20万円（予定価格・税抜）
地上1階。エントランスのキャノピー（ひさし）からつづくエメラルドグリーンの天井は、めのう石を用いたもの
地上2階。ディスプレイテーブルの端には“鳩の尾”の意味をもつ「ダブテイル」のディテールがほどこされる。脚部にはリバティ様式建築物に見られるデザインが配され、アートとの融合が表現されている
地下1階。店内の家具には、アーツ アンド クラフツ運動の時代のものから選りすぐった、英国のアンティークなどが置かれる。そのなかには、ロンドンのデパート「リバティ」のために制作されたという作品や、アーティスト、デザイナー、作家としてパイオニア的存在のウィリアム・モリスがデザインした椅子なども含まれる
アメリカ人画家、アレックス・カッツの絵画をベースに、マギー・ライザーをはじめ、時代を代表するモデルたちをフィーチャーしたエディトリアルは、ジョナサン・アンダーソンにインスピレーションをもたらした。ロエベのシグニチャーとも言えるバッグ「アマソナ」は、柔らかさと使いやすさをフィーチャーしたあらたなアイコンとして登場
写真家、スティーブン・マイゼルとのあたらしい広告キャンペーンでは、彼がイタリアン・ヴォーグのために1997年に撮影したファッション・ストーリー、“An Interpretation”がキーエレメントとなる。ロエベの定番バッグのひとつ「フラメンコ」は、シグネチャーカラーである「オロ」をまとう
ベンジャミン・ブルーノのスタイリングに、写真家、スティーブン・マイゼルならではのモノクロームのシルエットが際立つ、あらたな広告ビジュアル。並置されたレザーの「トート」の新作は、大胆なストライプとリニューアルされたアナグラムによって、シンプルでいて力強い佇まいに
このキャンペーンでは、ロエベのDNAを強調する歴史的なアイテムもフィーチャーしている。レザーにエングレーヴィングする際に使われるブロンズ製の刻印の、1世紀にも及ぶコレクションをビジュアルへ使用。ブランドの進化と不変のモダニティをパワフルに描き出す。対照的な印象でとなりに並ぶのは、イギリスのトイメーカー「Meccano（メカノ）」の組立模型がもつフォルムやカラーに、ジョナサン・アンダーソンならではの解釈をくわえた新作
あらたなブランドロゴは、ロエベの創業者となった、エンリケ・ロエベ・ロスバーグがドイツ人だったことにちなみ、ドイツ生まれのイギリス人、タイポグラフィデザイナーのベルナルド・ウォルプの作品から着想を得たもの。ロエベのアイコンである“アナグラム”のオリジナルは、スペインの画家、ヴィンセント･ヴェラによって1970年にデザインされたもの。レザーにエンボスするための刻印だった本来の姿に近づけるべく、よりシンプルなデザインに更新。製品のパッケージも、学術書をおもわせるスモーキーホワイトのボックスに
グランドオープン前日に「カサ ロエベ 表参道」でおこなわれたプレゼンテーションでは、パリで発表されたコレクションを、そのままに再現
今回のキーモチーフのひとつである、ブラックとテラコッタのボーダーを、大胆にニットウェアへ採用
テーラードのルックも、リラックスしたシルエットで。ボリュームのある大判ブランケットとともにコーディネイト
クリエイティブ ディレクターを務めるジョナサン・アンダーソン
プレゼンテーションのフィナーレでは、総勢18名のモデルが会場となった「カサ ロエベ 表参道」をバックに登場した
7月16日におこなわれた、レセプションパーティのようす
7月16日におこなわれた、レセプションパーティのようす
7月16日におこなわれた、レセプションパーティのようす
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LOEWE｜ジョナサン・アンダーソンが打ち出す“あたらしいロエベ” ギャラリー

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