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2015年9月11日

あなたのクルマ 見せてください 第12回 イモラ篇 ギャラリー

ブルーノ・ブルーザ氏は、1943年生まれ。愛車の1台、1959年メルセデス・ベンツ190 SLとともに。
ブルーノ氏は長年勤めた銀行を数年前に定年退職。現在は20代のとき仲間とともに設立した「ロマーニャ古典4輪2輪クラブ」の会長に専念する日々だ。
ブルーノ氏の190SLは、かつて1960年代にサッカーチーム「FCボローニャ」で活躍したデンマーク人選手H.ニールセンがイタリアで乗っていた車だった。
若き日にこの190SLと出会ったブルーノ氏は、20数年の時を隔てて偶然にもそれを手に入れることができた。
今もエンジンが一発でスタートするのは、さすがメルセデス。イモラ旧市街の城塞をバックに。
2年前移転した「ロマーニャ古典4輪2輪クラブ」新本部の前で。ヒストリックカー仲間たちの集いの場である。
ブルーノ氏のガレージを拝見。まず迎えてくれたのは、1923年フィアット 501 S.S. シールロ スポルト。
1923年フィアット501S.S.シールロ スポルトのダッシュボード。車両は1927年ミッレミリアに参加した記録が残っている。
フィアット501S.S.シールロ スポルトは、イモラ サーキット内のミュージアムにも時折貸し出されている。
フィアット508CS MM。1930年代後半のデザインと思えぬモダーンなフラッシュサイドをもつ。
1938年フィアット508 CS MMのコクピット。
1948年ミナルディGM75。のちにF1にも進出することになるジャンカルロ・ミナルディの父ジョヴァンニが当時製作したモノポスト。ちなみにミナルディの本拠地ファエンツァは、イモラの隣町だ。
ミナルディGM75の745ccツインカム エンジン。
往年のミナルディのデカール。
イモラ サーキットの博物館に特別展示されたときの1948年ミナルディGM75。2008年には、ジャンカルロ・ミナルディにステアリングを委ね、サーキット走行も果たした。
マセラーティ兄弟が会社を譲渡したあと、第二大戦後に新たに設立したのがオスカ。これは中でもレースシーンで最も活躍した1台、MT4のTN1500Sモレッリ スパイダー。奥にはフィアットのトルペードが休眠中。
壁には、ビアンキをはじめとするアンティーク自転車のコレクションも。
毎年9月、ブルーノ・ブルーザ会長率いる「ロマーニャ古典4輪2輪クラブ」がイモラ サーキットで催しているスワップミート「イモラ モストラ スカンビオ」。今年で39回を迎える。
スワップミートは毎年3日間。グラツィア夫人（右）は、40年近くにわたって大切な助っ人を務めてきた。
クラブのテントにて。多くのメンバーは、若き日からの仲間たちである。
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あなたのクルマ 見せてください 第12回 イモラ篇 ギャラリー

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