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2015年6月19日

特集｜もつ喜びのあるカメラ　デジタルカメラに受け継がれる クラシックデザインの正体 ギャラリー

ニコンフェロー 映像カンパニー 後藤研究室室長の後藤哲朗さん。エンジニアとして、ニコンの顔といえるプロ向けのフラグシップ機を30年以上に渡って担当。2009年に研究室を立ち上げ、あたらしい技術の研究に取り組み、研究室の最初の作品として「Df」を発表
慶應義塾大学環境情報学部教授・脇田玲。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科博士課程終了。ラティス・テクノロジー勤務、フリーランスを経て現職。主要作品に、「Blob Motility」文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品（2010）、ARS Electronica Center常設展示（2011-2012）など。著作に『デザイン言語入門―モノと情報を結ぶデザインのために知っておきたいこと』（慶應義塾大学出版会、2009）ほか<br>http://web.sfc.keio.ac.jp/~wakita/
「Df」は、ニコンの現在のフラッグシップモデル「D4シリーズ」と同じ撮像素子、画像処理エンジンを搭載。いっぽうで、より良い作品づくりや写真表現を追求したいという声に応えるため、“便利さ”を追求する従来型の進化とは異なるアプローチで開発。時間をかけて写真と向き合うことができる、ダイヤル操作をはじめとする、アナログなインターフェースをもつ <br> <br> <strong>ニコンカスタマーサポートセンター ナビダイヤル</strong> <br>Tel. 0570-02-8000<br>http:www.nikon-image.com/<br>
ニコンフェロー 映像事業部 後藤研究室 兼 第一マーケティング部 マーケティング課の主任研究員・三浦康晶さん。「Df」の開発を当初から担当。手描きで設計をスケッチし、モックアップも手作りしたという
手前のふたつのカメラは、ニコン「Df」のモックアップ（木型）
設計者のニコン・三浦さんが描いた「Df」のスケッチ。2009年の「後藤研究室」設立直後に描かれたが、製品化には時間を要した
「Nikon 1 J5」は、高級感と操作性を追求した小型・軽量ボディー に、撮影意欲をかき立てるメカニカルなダイヤルや、高級感のある金属の質感などを盛り込んだ。従来機のシンプル・ミニマルに徹するデザインにくわえ、アナログな操作系を備え、撮る楽しさともつ喜びが感じられる <br> <br> <strong>ニコンカスタマーサポートセンター ナビダイヤル</strong> <br>Tel. 0570-02-8000<br>http:www.nikon-image.com/<br>
ニコン 映像事業部 第一マーケティング部第二マーケティング課の舛田知也さん。「Nikon 1 J5」の製品企画担当。「J5」の開発では、小気味よい撮り心地を追求して、誰にでも美しい写真が撮れる使いやすさにこだわって開発した
ニコン映像事業部 デザイン部の小林達也さん
「Nikon 1 J5」の設計では、アナログな操作系であるダイヤルの質感にこだわると同時に、タッチ操作に対応するチルト液晶モニターを採用し、カメラビギナーにも撮影しやすいインターフェースを心がけたという <br> <br> <strong>ニコンカスタマーサポートセンター ナビダイヤル</strong> <br>Tel. 0570-02-8000<br>http:www.nikon-image.com/<br>
「Nikon 1 J5」のダブルレンズキットには、「1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6 PD-ZOOM」「1 NIKKOR 18.5mm f/1.8」の2本のレンズが付属。レンズを交換して、幅広いシーンで美しい写真を残すことができる。コンパクトデジタルカメラ並みのサイズ感ながら、多彩な撮影を楽しむことができる <br> <br> <strong>ニコンカスタマーサポートセンター ナビダイヤル</strong> <br>Tel. 0570-02-8000<br>http:www.nikon-image.com/<br>
ニコン映像事業部 デザイン部プロダクトデザイン課の小林達也さん。「Nikon 1 J5」のデザインを担当し、従来の「Nikon 1シリーズ」から高級感をました、あらたなデザインを生み出した
ニコンの映像事業部「後藤研究室」後藤哲朗室長
約100年前に35mmフィルムカメラを世界ではじめて製造したライカ。ニコンでも「Fシリーズ」をはじめ、日本メーカーのカメラデザインも、大きな影響を受けている
モックアップ（木型）と、設計時にデザインを参考にしたというニコン「Fシリーズ」などのフィルムカメラ
設計時にデザインを参考にしたというニコン「Fシリーズ」などのフィルムカメラ
「Nikon 1 J5」の製品開発を担当した、ニコン映像事業部の小林達也さん（左）と舛田知也さん（右）
本体上部のモードダイヤルを設置して、素早く、ダイレクトに撮影者の意思を反映できるように意図したという「Nikon 1 J5」 <br> <br> <strong>ニコンカスタマーサポートセンター ナビダイヤル</strong> <br>Tel. 0570-02-8000<br>http:www.nikon-image.com/<br>
<strong>Nikon Df</strong><br>
価格｜オープン価格（28万50000円前後　ボディー本体）<br>本体サイズ｜約W143.5×H110×D66.5mm<br>質量｜約710g（本体のみ）<br>撮像素子｜36.0×23.9CMOSセンサー<br>マウント｜ニコンFマウント（AFカップリング、AF接点付）<br>有効画素数｜1625万画素<br>ISO感度｜100～12800（拡張時50～204800相当）<br>記録形式（静止画）｜JPEG、TIFF、RAW<br><br> <br> <strong>ニコンカスタマーサポートセンター ナビダイヤル</strong> <br>Tel. 0570-02-8000<br>http:www.nikon-image.com/<br>
<strong>Nikon Df</strong><br>
価格｜オープン価格（5万5000円前後、ボディー本体）<br>本体サイズ｜約W98.3×H59.7×D31.5mm（突起部含まず）<br>質量｜約231g（本体のみ）<br>撮像素子｜13.2×8.8mm CMOSセンサー<br>マウント｜ニコン1マウント（マウントアダプター FT1にてNIKKORレンズ使用可）<br>有効画素数｜2081万画素<br>ISO感度｜160～12800<br>記録形式（静止画）｜JPEG、RAW<br><br> <br> <strong>ニコンカスタマーサポートセンター ナビダイヤル</strong> <br>Tel. 0570-02-8000<br>http:www.nikon-image.com/<br>
「Df」と「Nikon 1 J5」のニコン開発陣
ニコンフェロー 映像カ事業部 後藤研究室室長の後藤哲朗さん。エンジニアとして、ニコンの顔といえるプロ向けのフラグシップ機を30年以上に渡って担当。2009年に研究室を立ち上げ、あたらしい技術の研究に取り組み、研究室の最初の作品として「Df」を発表
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特集｜もつ喜びのあるカメラ　デジタルカメラに受け継がれる クラシックデザインの正体 ギャラリー

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