祐真朋樹・編集大魔王対談|vol.14 森田恭通さん

祐真朋樹・編集大魔王対談|vol.14 森田恭通さん

Page. 1世界中で多くのプロジェクトを手掛けるGLAMOROUS co.,ltd.の森田恭通さんには実はフォトグラファーとしての顔もあり、昨年パリで初の写真展を開催したばかり。さらに先月11月18日から20日までは東京・茅場町共同ビルディングで開催されていた、世界を舞台に活躍する写真家や映像クリエイターの作品が集結するフォトフェア「ART PHOTO TOKYO -edition zero-」にも出展。写真を撮るようになったいきさつからデザインに対する想いまで、ART PHOTO TOKYOの会場で話を聞いた。Interview by SUKEZANE TomokiPhotographs by HATA JunjiText by ANDO Sara (OPENERS)平面で陶器のような質感を追求して辿り着いた女性の身体祐真朋樹・編集大魔王(以下、祐真) 出展おめでとうございます。どれも素敵な作品ばかりですね。森田さんはいつから写真を始められたんですか?森田恭通さん(以下、森田)...
ART
祐真朋樹・編集大魔王対談|vol.16  祐真キキさん

祐真朋樹・編集大魔王対談|vol.16 祐真キキさん

Page. 1今回のゲストは、アメリカで大ヒットしたテレビドラマシリーズ『HEROES Reborn(ヒーローズ・リボーン)』のメインキャストに抜擢され、レギュラー出演したことで日本でも話題となった女優の祐真キキさん。今月28日(水)には日本のドラマデビューを控え、今後ますますの活躍が期待される。祐真朋樹・弊誌編集大魔王の実の姪でもあるキキさんの幼い頃の話など家族トークに花を咲かせつつ、普段は見られないキキさんの素顔を紹介する。Interview by SUKEZANE TomokiPhotographs by TANAKA TsutomuHair and Make-up by SOYA KyokoText by ANDO Sara (OPENERS)夢は女優業と人道支援活動を両立させること祐真朋樹・編集大魔王(以下、祐真) 久しぶりですね。今は東京に一時帰国しているそうですが、帰ってきてどれぐらいですか? 祐真キキさん(以下、キキ) そんなに久しぶりじゃないような気がしますけど(...
祐真朋樹・編集大魔王対談|vol.17 『PLEASE』編集長 北原徹さん

祐真朋樹・編集大魔王対談|vol.17 『PLEASE』編集長 北原徹さん

Page. 1今回のゲストは2016年3月に創刊した雑誌『PLEASE』編集長の北原徹さん。『PLEASE』は創刊号からコム デ ギャルソン オム プリュスを特集し、2号連続でポーターとコラボレーションしてバッグを制作するなど大きな話題を集めるファッション誌だ。撮影から編集まですべてを自身がディレクションしていることでも注目されている。立ち上げのきっかけとなったエピソードを交えながら、北原編集長のマガジニストとして『PLEASE』に懸ける想いを探った。Interview by SUKEZANE TomokiPhotographs by YABUKI Takemi (W)Text by ANDO Sara (OPENERS)『Olive』のような雰囲気でメンズ雑誌を作りたかった祐真朋樹・編集大魔王(以下、祐真) 2016年3月の創刊から4号目を数えますが『PLEASE』、とてもいい展開になっていますね。北原徹さん(以下、北原) おかげさまで、ありがとうございます。祐真 立ち上げたきっ...
祐真朋樹・編集大魔王対談|vol.18 佐田真由美さん

祐真朋樹・編集大魔王対談|vol.18 佐田真由美さん

Page. 1今回の編集大魔王対談のゲストは、昨年ブランド設立10周年を迎えた「Enasoluna(エナソルーナ)」ディレクターの佐田真由美さん。モノ作りへのあくなき追求と熱い想いを秘めた佐田さんと、11年目を歩み始めたブランドの魅力に迫った。Interview by SUKEZANE TomokiPhotographs by TANAKA TsutomuText by ANDO Sara (OPENERS)ブランド10周年の節目に感謝の気持ちを伝えたかった祐真朋樹・編集大魔王(以下、祐真) 10周年おめでとうございます。女性が多いパーティに行く機会があまりないので、乗り込むのは勇気がいりましたが、大盛況でしたね。佐田真由美さん(以下、佐田) ありがとうございます。確かにゲストは女性ばかりでしたね。でも、会場に男性がいるとこちらも安心するんですよ。祐真 和やかなパーティでしたね。とても居心地が良かったです。佐田 今まで本当にたくさんの方にお世話になり、応援していただいたので、10周...
祐真朋樹・編集大魔王対談|vol.19 新澤醸造店 五代目蔵元杜氏 新澤巖夫さん

祐真朋樹・編集大魔王対談|vol.19 新澤醸造店 五代目蔵元杜氏 新澤巖夫さん

Page. 1日本各地で徹底したこだわりを持って酒造りをする醸造家(マスター)を招き、世界でも名高いホテルを舞台に素晴らしい料理と空間で特別な一夜を楽しむ「The Master of Craft Sake」シリーズ。3回目の磯自慢に引き続き、昨年11月中旬パークハイアット東京にて開催された第4回目のゲストは、宮城県の地酒銘柄としてファンを増やし続けている「愛宕の松」や「伯楽星」を醸造する新澤醸造店。会場で蔵元杜氏の新澤巌夫さんに話を伺った。Interview by SUKEZANE TomokiPhotographs by YABUKI Takemi (W) Text by ANDO Sara (OPENERS)料理とともに楽しむ究極の食中酒を造る新澤醸造店新澤醸造店は明治6年(1873年)に創業後、140年以上宮城県で酒造りを続けてきた歴史ある老舗酒造だ。今回の「The Master of Craft Sake」では究極の食中酒と銘打たれる「愛宕の松」や「伯楽星」をはじめとする日...
祐真朋樹・編集大魔王対談|vol.15 篠山紀信さん、クリスチャン・ルブタンさん

祐真朋樹・編集大魔王対談|vol.15 篠山紀信さん、クリスチャン・ルブタンさん

Page. 110年ほど前、パリのランカスターホテルのレストランでデヴィッド・リンチとクリスチャン・ルブタンがランチをしている光景を目撃した。僕がその時誰とランチに行ったかは憶えていない。ただただ二人が発する強いオーラとその取り合わせの妙に衝撃を受け、しばらくその光景が頭から離れなかった。数年後、デヴィッド・リンチが撮影したルブタンのイメージヴィジュアルが発表された。僕の脳裏には即、ランカスターホテルのランチの光景が蘇った。ルブタンのヒールは、いつ見ても惚れ惚れする。挑発的な形と色使いでありながら、身につけると女性の体に無理なく馴染むデザイン。その力はどこから生まれているのだろうか?ここ5年ほど、僕は篠山紀信さんと仕事をさせて頂く機会が増えた。巨匠からの誘いを受けるのはとても嬉しい。なんといっても巨匠はベリー・チャーミングな人だから、一緒にいて楽しいのである。そして、みなさんご存じの通り、写真が上手い……なんて、僕が言うのは僭越至極なのだが、素晴らしい作品が目の前で出来上がっていく...
ART
祐真朋樹|JOHN LAWRENCE SULLIVAN柳川荒士さんと対談!

祐真朋樹|JOHN LAWRENCE SULLIVAN柳川荒士さんと対談!

SUKEZANE Tomoki|祐真朋樹新コーナー「突撃! 隣の物づくり」第1回ゲストはJOHN LAWRENCE SULLIVANデザイナー 柳川荒士さんトモキ倶楽部の新コーナー、「突撃! 隣の物づくり」。デザイナー、アルチザン、ショップオーナー、シェフ、アーキテクト、バーテンダー……などなど、僕が会いたいひとに話を聞きに行きます。第1回のゲストは、JOHN LAWRENCE SULLIVAN(ジョン ローレンス サリバン)のデザイナー、柳川荒士さんです。Interview&Text by SUKEZANE TomokiPhoto by IGARASHI Takahiro今回で東コレは最後という噂のJOHN LAWRENCE SULLIVAN渦中のデザイナー、柳川荒士さんに真相を直撃!祐真 東京コレクションの時期ってなぜか海外ロケとかが入って日本にいなかったりすることが多くて、これまであんまりちゃんと見てこなかったんだけど、今回はずっと東京にいられたので結構いろいろ見て回...
祐真朋樹|N.HOOLYWOODデザイナー尾花大輔さんと対談!

祐真朋樹|N.HOOLYWOODデザイナー尾花大輔さんと対談!

SUKEZANE Tomoki|祐真朋樹新連載「突撃! 隣の物づくり」第2回目ゲストはN.HOOLYWOODデザイナー尾花大輔さんトモキ倶楽部の新連載「突撃! 隣の物づくり」。デザイナー、アルチザン、ショップオーナー、シェフ……などなど、ファッションディレクター祐真朋樹さん自身が会いたいひとに話を聞きにいくコーナー。第2回のゲストは、N.HOOLYWOOD(N.ハリウッド)デザイナー尾花大輔さん!Interview&Text by SUKEZANE TomokiPhoto by IGARASHI Takahiro発表の場をNYに移すことに決めたN.HOOLYWOOD決断の理由やこれからの物づくりについて、尾花大輔さんに話を聞いた祐真 いきなりですが、今シーズンは軍隊ですね。それも100パーセント。思い切りましたね。尾花 思い切りました(笑)。まあ、ずっと昔から僕を知っているひとだと、僕がどうしようもないほどミリタリー好きだってことでわかってもらえると思うんですが。祐真 うー...
祐真朋樹対談|YOKO CHANと対談

祐真朋樹対談|YOKO CHANと対談

SUKEZANE Tomoki|祐真朋樹連載「突撃! 隣の物作り」、第3回目のゲストは自らのブランドをスタートさせたばかりのYOKO CHANさん長らく有名ブランドのPR畑を歩いてきたYOKO CHANさん。その彼女が立ち上げたブランド『YOKO CHAN』は、今を生きる女性に必要なミニマル・アイテムを揃えたラインナップ。なぜブランドをスタートしたのか、目指すものは何なのかを訊いた。Interview&Text by SUKEZANE TomokiPhoto by IGARASHI Takahiroラグジュアリーブランドで学び、ファッションを知り尽くした末にYOKO CHANが欲したものは?祐真 すてきですね。そのドレス。YOKO はい(笑)。ありがとうございます!祐真 それもYOKO CHANのなの?YOKO そうです! ……なんか、わざとらしい感じで……どうしたらいいんでしょう(笑)。祐真 YOKO CHANっていうそのネーミング、最後にGがないんだね。普通あったりしな...
祐真朋樹・編集大魔王対談|vol.11 JUJUさん

祐真朋樹・編集大魔王対談|vol.11 JUJUさん

Page. 1今回のゲストは、大ヒット邦楽カバーアルバム「Request」シリーズの第3弾、80年代の歌謡曲をカバーした「スナックJUJU ~夜のRequest~」をリリースしたばかりのJUJUさん。幼い頃から慣れ親しみ、思い入れのある場所だというスナックの魅力を語ってもらった。Interview by SUKEZANE TomokiPhotographs by HATA Junji (Cyaan)Text by HATAKEYAMA SatokoスナックJUJU開店! 80年代歌謡曲をカバーした極上アルバム完成祐真朋樹・編集大魔王(以下、祐真) 先日はライブにお誘いいただいてありがとうございました。一曲目がいきなり明菜ちゃんで、アリーナの観客全員が総立ちになったのは壮観でした。JUJUさんと観客の息も合っていて、本当に素晴らしかったです。JUJUさん(以下、JUJU) ありがとうございます。観に来ていただいた「-ジュジュ苑スペシャル- スナックJUJU」は、スナックをテーマにした...
祐真朋樹・編集大魔王対談|vol.10 AMBUSH®デザイナー VERBALさん、YOONさん

祐真朋樹・編集大魔王対談|vol.10 AMBUSH®デザイナー VERBALさん、YOONさん

Page. 1ユニークで大胆なデザインが唯一無二の存在感を放ち、ほかのブランドとは一線を画したスタイルを貫く「AMBUSH®(アンブッシュ®)」。世界中からカスタムオーダーも受け、カニエ・ウェストやジェイ・Zなどのセレブリティたちも愛用していることから話題を呼び、国内外から支持を得ている。東京・渋谷にオープンしたばかりのブランド初となるフラッグシップショップ「AMBUSH® WORKSHOP」で、ブランドを立ち上げたきっかけから、クリエイションに対する熱い想いまで話を聞いた。Interview by SUKEZANE TomokiPhotographs by NAGATOMO YoshiyukiText by HATAKEYAMA Satokoブランド設立8年目にして初の路面店オープン!その反響は?祐真朋樹・編集大魔王(以下、祐真) ショップの場所、すごくいいロケーションですよね。ここに初めてのショップをオープンすることになったいきさつを教えてください。VERBALさん(以下、VE...
祐真朋樹対談|Vol.4  料理人 須賀洋介さん

祐真朋樹対談|Vol.4 料理人 須賀洋介さん

Page. 1フランスの三ツ星シェフ、ジョエル・ロブション氏を支える重要なスタッフとして16年間働いてきた須賀洋介さん。彼がこのたび独立、東京・神谷町にラボを開設するという。これまで、世界中のグルメを唸らせてきた須賀さんの新構想となれば、通り一遍のフレンチであるはずはない。彼はなぜ、神谷町という地にラボを開設しようと思ったのか。そして、そのラボ兼レストランで出したいと考えている料理とは、どんなものなのか。Photograhs by YAMAMOTO YukiInterview by SUKEZANE Tomokiジョエル・ロブションの元で16年。ついに自分のラボを開設祐真朋樹(以下、祐真) 2009年にインタビューさせていただいた『Beacon Fire』(祐真は当時、この雑誌の編集長を務めていた)を持ってきたんですが、覚えてますか?須賀洋介さん(以下、須賀) 覚えてますよ。なつかしい。どうですか? そのころと僕の言ってること、変わってますか?祐真 いやいや、変わってませんよ。この...
EAT
祐真朋樹対談|Vol.5 「細尾」取締役 細尾真孝さん

祐真朋樹対談|Vol.5 「細尾」取締役 細尾真孝さん

Page. 1今回のゲストは、元禄元年(1688年)創業の西陣織の老舗に生まれた細尾真孝さん。20代のころまでは家業を継ぐつもりはさらさらなく、大好きな音楽にアートとファッションをミクスチャーするような活動をしていたと言う。そんな細尾さんが日本の伝統工芸のクリエイティブさに目覚め、家業を継ぐ決意をしたのは数年前。いまでは他の伝統工芸の若き後継者たちとプロジェクトユニットを組み、これまでにないあたらしい日本の美を生み出している。現在その取り組みは、国内外から大きな注目を浴びている。Interview by SUKEZANE Tomoki西陣織の老舗の12代目は、意外な経歴の持ち主祐真朋樹(以下、祐真) 真孝さんは「細尾」の何代目になるんですか?細尾真孝さん(以下、細尾) 僕で12代目ですね。会社組織になったのは曾祖父の代からです。その前はずっと西陣織の職人でやってきました。注文をいただいて織って納めて、という商売です。それが100年ほど前に、いわゆる問屋業といいますか、ほかの織り手さ...
祐真朋樹対談|Vol. 6「キャシディ ホーム グロウン」八木沢博幸さん

祐真朋樹対談|Vol. 6「キャシディ ホーム グロウン」八木沢博幸さん

Page. 1原宿に僕の大好きな店がある。その名も「キャシディ ホーム グロウン」。この店の仕入れから販売まで、そのすべてを手がけるのが八木沢博幸さんだ。僕は八木沢さんを尊敬している。アメリカの洋服や雑貨が大好きで、その「好き」の延長で、30年もの長きに渡り、原宿で店をやってきた八木沢さん。マニュアルではない、誠実な接客も神業である。思えば僕は、上京してすぐのころから、ずっとお世話になってきた。今回はその八木沢さんに、仕事について、そしてほんのちょっとプライベートなことも、訊いてみた。Interview by SUKEZANE Tomoki学生時代の夢はグラフィックデザイナー、だったのだが……祐真朋樹(以下、祐真) そもそも、「キャシディ」に入社したのは、いつごろなんですか?八木沢博幸さん(以下、八木沢) 正式に入ったのは、たしか1979年ごろだったと思います。祐真 正式っていうのは??八木沢 最初はちょっと手伝っていたというか……。僕はお茶の水の東京デザイナー学院というところに行...
祐真朋樹対談 | Vol. 7 スタイリスト・野口強さん

祐真朋樹対談 | Vol. 7 スタイリスト・野口強さん

Page. 1まだ梅雨のまっただ中。猛暑の夏もこれから、という季節ではありますが、すでに春夏ものには興味がなく、早くも関心は秋冬ものへ。まだまだ遠くに控える肌寒い季節に向けて、1月に開催されたパリのメンズコレクションをスタイリストの野口強さんと振り返りました。Interview by SUKEZANE TomokiStill Photographs by NISIZAWA Takashi(flat)ふたりがこの秋、注目しているものは……祐真朋樹(以下、祐真) さて、もうすぐ店頭に秋物がちらほら並ぶ季節となりましたので、いっしょに1月のパリのメンズコレクションを振り返っていただきたいと思います。宜しくお願いします!野口 強さん(以下、野口) はい、わかりました。祐真 もうだいぶ時間が経ったんで、かなり忘れてますよね。でも今年の秋冬の “気分” を聞いておきたいと思います。野口 え? 気分って?祐真 ランウェイの記憶は薄れつつあると思うけど、思い出して「やっぱりあれ着たい」と思うものっ...
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