Volvo C30|ボルボC30|あたらしいボルボC30を選ぶ理由(1)

Volvo C30|ボルボC30|あたらしいボルボC30を選ぶ理由(1)

Volvo C30|ボルボC30あたらしいボルボC30を選ぶ理由(1)スペシャルティクーペとは、パーソナルでちょっとスポーティな乗り物。これは欧米の自動車メーカーに一日の長がある。スウェーデンのプレミアムカーメーカー、ボルボも魅力的な2ドアC30を手がけている。日本法人のボルボ・カーズ・ジャパンでは、2010年2月20日よりスタイリングやエンジンラインナップを変更した新型C30を発売する。文=小川フミオ写真=河野淳樹新世代ボルボのアイデンティティを感じさせるデザインC30はボルボのラインナップ中もっとも小型かつ軽量なモデル。ガラス製テールゲートをはじめ、上からみると台形シェイプが際だったルーフ、後輪を中心としたリアセクションの存在感を強調したスタイリングなど、輸入車のなかでもひときわ個性的なモデルだ。今回展開されるラインナップは下記となる。・C30 2.0e Aktiv(295万円)・C30 T5 R-DESIGN (389万円)2車のちがいはまずパワートレイン。2.0e Akti...
Volvo C30 | ボルボC30|あたらしいボルボC30を選ぶ理由(2)

Volvo C30 | ボルボC30|あたらしいボルボC30を選ぶ理由(2)

Volvo C30|ボルボC30あたらしいボルボC30を選ぶ理由(2)スペシャルティクーペとは、パーソナルでちょっとスポーティな乗り物。これは欧米の自動車メーカーに一日の長がある。スウェーデンのプレミアムカーメーカー、ボルボも魅力的な2ドアC30を手がけている。日本法人のボルボ・カーズ・ジャパンでは、2010年2月20日よりスタイリングやエンジンラインナップを変更した新型C30を発売する。文=小川フミオ写真=河野淳樹長距離を走ることが多いひとにとっての快適なパートナー──C30 2.0e Aktiv一方で、パーソナル化を他社の製品との差別化に掲げるボルボの方針にのっとり、新型C30も選択肢が豊かだ。ボディ色は13色、内装はT-Tecと名づけられた新素材が13種、本革が9種のカラーコンビネーションとなっている。くわえて今回興味ぶかい新採用が、運転席のセンタースタック(オーディオやエアコンの操作系が集められたボード)に「オイスターバースト」という新色が採用されたことだ。ギターで知られる...
NISSAN FUGA |日産フーガ|日産のあらたなるトップ・オブ・ザ・レンジ

NISSAN FUGA |日産フーガ|日産のあらたなるトップ・オブ・ザ・レンジ

NISSAN FUGA|日産フーガ日産のあらたなるトップ・オブ・ザ・レンジ日産自動車のトップ・オブ・ザ・レンジが新型フーガ。2代目となるがシーマのもっていたマーケットも引きうける車種と位置づけられる。それだけに走り、快適性、そして安全性すべての領域にわたって独自の技術を採用するなどして、高い水準を目指した出来となっている。エンジンを中心に考えたラインアップは2.5リッター(399万円~)と3.7リッター(457.8万円~)の2本立てとなっている。文=小川フミオ写真=荒川正幸パワーユニットは3.7リッターと2.5リッターの2本立てフーガは4,945mmと余裕ある全長に1,845mmという堂々たる全幅をもつ4ドアセダン。米国ではプレミアムブランドであるインフィニティのチャネルで売られるため、ライバルとなるレクサスやドイツの各車などを意識したのか、後輪駆動方式が引き続き採用され、全輪駆動モデルもラインナップに設定されている。フロントに縦置きされるパワープラントはV型6気筒となり、333馬...
VOLVO C70 T5 GT|ボルボ C70 T5 GT | しなやかな力強さを秘めたカブリオレ

VOLVO C70 T5 GT|ボルボ C70 T5 GT | しなやかな力強さを秘めたカブリオレ

VOLVO C70 T5 GT|ボルボ C70 T5 GTしなやかな力強さを秘めたカブリオレ電動リトラクタブルトップで、フルオープン走行が楽しめる、ボルボC70がマイナーチェンジを受けて4月24日より、C70 T5 GTとして発売される。2.5リッター5気筒搭載の前輪駆動で、全長4.6メートルという余裕あるサイズのボディは、大人4人が乗れる。価格は549万円。文=小川フミオ写真=荒川正幸精悍なフェイスに充実の安全装備ボルボC70における今回のマイナーチェンジのポイントを列記すると下記のようになる。・T5への1本化・フロントフェイス刷新・リアデザイン変更・インテリアデザイン一新・シートベルト・プリテンショナーを全席装備・ハイパフォーマンスオーディオ標準装備・アダプティブブレーキライト新採用フロントマスクはXC60や先頃マイナーチェンジを受けたC30に連なる精悍なものとなったのが印象に残る。従来モデルとプロポーションやルーフラインは同様ながら、細部に手を入れることでうまく現代性が表現さ...
Peugeot RCZ|プジョー RCZ  あらたな扉をひらくスポーツクーペ

Peugeot RCZ|プジョー RCZ あらたな扉をひらくスポーツクーペ

Peugeot RCZ|プジョー RCZあらたな扉をひらくスポーツクーペ(1)プジョーから発せられたニューモデル「RCZ」。ネーミングからして、いままでのプジョーとは異なるモデルだという主張が感じられる。乗り味も、従来のプジョーとは一線を画すものなのか?! 島下泰久がスペインでの試乗のようすを報告する。文=島下泰久写真=プジョー・シトロエン・ジャポン強烈なインパクトをもつ造形車名はRCZ。プジョーにとっては初の、あいだに「0」「00」を挟んだ数字ではないネーミングが与えられている。ノーズの先端につけられたライオンマークも、今年発表されたあたらしいCIによるものがはじめて使われた。変革の予感。このプジョーに今までなかったタイプのスポーツクーペは、ブランドのあらたな扉を開くものだといえるかもしれない。スペインはリオハ地方にあるデザインホテル、マルケス デ リスカルの庭先で待ち構えていたRCZは、見た目の第一印象から強烈なインパクトを放っていた。フロントマスクこそ基本骨格を共用する308...
CITROEN C3試乗|シトロエン C3  クルマとの一体感を得られるコンパクトカー

CITROEN C3試乗|シトロエン C3 クルマとの一体感を得られるコンパクトカー

CITROEN C3|シトロエン C3クルマと一体になれるコンパクトカー(1)2010年5月に発売となったC3は日本に導入されているシトロエン車のなかでもっともコンパクトなモデルとなる。乗ってわかったシトロエンの「底力」とは?文=小川フミオ写真=高橋信宏競合ひしめくC3のマーケットわが国におけるシトロエンのラインナップ中、もっともコンパクトなC3。2010年5月6日に新世代に生まれ変わって日本に上陸した。4メートルを切る4ドアハッチバックボディに、1.6リッターエンジンを搭載している。C3が属するマーケットは欧州ではもっとも大きく、かつライバルが多い。それゆえ各社とも製品力を高めるために多くの努力をする。C3は大きな車体を必要としないファミリー層を狙ったモデルで、4つのドアに使い大きく開くハッチゲートを備える。かつ特徴を出すため「ゼニス(天頂)」と名づけられた大きなウィンドウシールドをもつ。本国ではオプションだが日本では標準装備だ。ひるがえって日本のマーケットはというと、やはり競合...
NISSAN FAIRLADY Z ROADSTER  反応が鋭く、ひとと「対話ができる」クルマ

NISSAN FAIRLADY Z ROADSTER 反応が鋭く、ひとと「対話ができる」クルマ

NISSAN FAIRLADY Z ROADSTER|日産フェアレディZロードスター反応が鋭く、ひとと「対話ができる」クルマ(1)清々しい季節に乗りたいのはフルオープンモデル。日本にもいくつも存在するが、スポーツ性とラグジュリー性をともに追求したモデルは、日産フェアレディZロードスター(435万7500円~)にとどめをさす。文=小川フミオ写真=荒川正幸美しき、2シーター・フルオープンフェアレディZロードスターは2009年10月に発売されたモデル。ベースになっているクーペが従来型と比較して、より軽量コンパクト化を進めて、操縦する楽しさを追求しているのと同様、運転が楽しめる2シーター・フルオープンだ。日産自動車が謳うフェアレディZロードスターの特徴は下記のとおりとなる。・オープンでもクローズでも、目をひく美しさ・スポーツカーとしての走りとオープンカーとしての気持ちよさを両立・ソフトトップの容易な開閉操作フェアレディZロードスターは、336psの3.7リッターV6エンジン搭載の後輪駆動。...
Renault Kangoo Bebop|ルノー カングー ビボップ インプレッション

Renault Kangoo Bebop|ルノー カングー ビボップ インプレッション

Renault Kangoo Bebop|ルノー カングー ビボップ遊び心をくわえられたカングーの新型「ビボップ」ルノージャポンは、クルマを買う、乗る楽しみを提案するためデザインをなによりもウリにした2ドアハッチバック「ルノー カングー ビボップ」を発表、9月9日より販売を開始した。文=小川フミオコンパクトで2ドア仕様。よりユニークなスタイリングにカングー ビボップは、既発のベストセラー、カングーのもつひとつの側面に焦点をあてたモデルといえる。全高1840mmというトールボーイスタイルに、ルーフうしろ半分ほどがヒンジともに、大きく開くユニークなデザインである。機能性よりも遊びを重視し、4人乗りの仕様だが2ドア。はめ殺しになるリアクォーターウィンドウは円弧を組みあわせたデザインとすることで、どことなくクラシックな雰囲気も漂うユニークなスタイリングだ。輸入元のルノージャポンは「直観で買うようなクルマ」というひと言で同車をいいあらわしている。しかし後席の着座位置をリアアクスルの上までずら...
FRスポーツを操る喜びを手軽に─トヨタ 「86」に試乗|TOYOTA

FRスポーツを操る喜びを手軽に─トヨタ 「86」に試乗|TOYOTA

TOYOTA 86|トヨタ 8621世紀のトヨタ 「86」に試乗(1)先日、とうとうその市販モデルが富士スピードウェイにてお披露目された21世紀版“ハチロク”。これまで「FT-86」という名称でコンセプトモデルの開発が進められてきたが、その名をシンプルに「86」だけにし、2012年春に販売が開始される予定だ。より気軽に、FRスポーツの走りを楽しむことができる「直感ハンドリングFR」をコンセプトとする同車の試乗インプレションをお送りする。文=青木禎之写真=荒川正幸販売価格は200万円前後か!?富士スピードウェイのなかを指定された駐車場へ向かっていると、正面から小さなスポーツカーが列をなしてやってきた。まん丸の目玉がかわいいヨタハチことトヨタ・スポーツ800だ。とおりすがりの大きな駐車場では、トヨタ2000GTが朝の光を浴びて優雅に輝いている。そのうしろでひときわ大きな集団を形成していたのが、カローラ・レビン/スプリンター・トレノのAE86たち。シンプルなハッチバック/ノッチバックボデ...
TOYOTA FJ CRUISER|トヨタ FJクルーザー 試乗インプレッション

TOYOTA FJ CRUISER|トヨタ FJクルーザー 試乗インプレッション

TOYOTA FJ CRUISER|トヨタ FJクルーザー若い顧客へ放つ、デザインコンシャスな4WD(1)米国を中心に販売され、人気を呼んでいたデザインコンシャスな4WD、トヨタFJクルーザーが2010年12月4日より、わが国でも発売された。多彩な車体色をはじめ、遊び感覚あるボディデザインと、4リッターの大型エンジンを特徴としている。文=小川フミオ満を持して、右ハンドルの国内仕様が登場「FJクルーザー(314万円)」は、2006年より北米で販売されている。日本でも並行輸入車が販売されるほど、ファンを獲得してきた。ようやく日本で発売されることになった背景として、「クルマ離れといわれる日本の若いユーザーに、ワクワクドキドキを感じさせるクルマに乗ってもらいたかった」と車両開発担当者は話す。デザインソースとして、1960年代に発売された「FJ40」と呼ばれるランドクルーザーを連想させる特徴的な顔つきになっている。海外にも輸出されてあらゆるところで活躍したクルマだ。そこでそのイメージをまとっ...
VOLVO V60|ボルボ V60 あたらしい世代のステーションワゴン

VOLVO V60|ボルボ V60 あたらしい世代のステーションワゴン

VOLVO V60|ボルボ V60クーペとワゴンを両立させた新世代のステーションワゴン(1)クーペとワゴンのハイブリッドともいえるボルボV60(395万円~)が登場。家族がいるけれどカッコいいクルマに乗りたい、なんていうユーザーにぴったりかもしれない。文=小川フミオ独特なキャラクターラインとS60と共通の顔立ちボルボ・カーズ・ジャパンでは、2011年5月9日、新型車ボルボV60を発売した。セリングポイントは、デザイン、走りのよさ、燃費、そして安全と多方面にわたる。スタイリッシュなデザインを強調することで、若々しいイメージと機能とをうまく両立させ、ニッチ(すきま)マーケットに対応しているのが特徴といえる。エンジンによるバリエーション2種類。3リッター6気筒ターボ搭載モデル(539万円~)と、ダウンサイジングコンセプトによる1.6リッター4気筒ターボ搭載モデル(395万円)。ボルボV60はたしかに目を惹くデザインだ。テールゲートを備えたワゴン車型でありながらキャビンを低く抑えている。か...
VOLVO XC60 T5 SE|“世界でもっとも売れているボルボ”に4気筒モデル(1)

VOLVO XC60 T5 SE|“世界でもっとも売れているボルボ”に4気筒モデル(1)

VOLVO XC60 T5 SE|ボルボ XC60 T5 SE“世界でもっとも売れているボルボ”に4気筒モデル(1)クロスオーバータイプのボルボXC60に、経済性にすぐれる2リッター・ターボエンジン搭載「 T5 SE」が追加される。輸入元のボルボ・カーズ・ジャパンが、2010年8月6日に発表をおこなった。価格は499万円。発売は8月下旬という。文=小川フミオ写真=荒川正幸エンジンのダウンサイジング+FF化XC60は2008年秋に発表されたモデルで、ボルボ・カーズ・ジャパンによると「世界でもっとも売れているボルボ」という。その特徴は、ボディ下半分はSUV(スポーツ多目的車)のタフさ、一方、上半分はクーペの優雅さというふたつのイメージを合体させたクロスオーバーコンセプトにある。日本ではこれまで3リッター車のみだったが、ボルボのラインナップではV50、V70につぐ販売成績を上げており、ライバルと比較すると「BNW X3を上まわり、アウディQ5販売台数の約6割以上にあたる台数」という。追加...
VolkswagenGolf GTI |フォルクスワーゲン・ゴルフGTI(後編)|一級のスポーツカー、かつ一級のコンパクトカー

VolkswagenGolf GTI |フォルクスワーゲン・ゴルフGTI(後編)|一級のスポーツカー、かつ一級のコンパクトカー

Volkswagen Golf GTI|フォルクスワーゲン・ゴルフGTI(後編)一級のスポーツカー、かつ一級のコンパクトカー今年4月にデビューした6代目ゴルフに追加されたGTI。多様な電子デバイスによって運動性能と環境適合性が両立された“新世代のホットハッチ”を、気鋭のモータージャーナリスト、渡辺敏史が試乗した。文=渡辺敏史写真=フォルクスワーゲン・グループ・ジャパン格段に高まったシャシーの洗練度この新型ゴルフGTIを最初に走らせたのは今年の4月。ニースからサントロペへ向かうルートはワインディングのパターンも豊富だったが、道幅は全般にタイトで路面状況も決して恵まれてはいない。そこで強く印象に残ったのは格段に高まったシャシーの洗練度だった。不快な音・振動の低減はベースモデルであるゴルフ6のレベルアップに沿うところだろう。が、18インチを履くホットハッチとしては破格ともいえる乗り心地の良さは、まちがいなくDCCの効果といえる。大きな衝撃も柔らかくいなしつつもボディの動きをつねにフラット...
Jaguar XJ|4ドアサルーンXJがフルモデルチェンジ

Jaguar XJ|4ドアサルーンXJがフルモデルチェンジ

Jaguar XJ|ジャガー XJ 試乗 (1)しなやかかつ俊敏な走りの新型XJジャガーのフラッグシップ、XJがモデルチェンジ。ジャガー・ランドローバー・ジャパンの手で6月より日本発売される予定だ。5リッターV8エンジンを、大胆なスタイリングのボディに搭載した4ドアサルーンで、価格は1000万円からとなる。文=小川フミオ写真=荒川正幸ロングホイールベース版も用意2003年以来のフルモデルチェンジとなる新型XJは、「ジャガー史上もっとも先進的でパワフル」と謳われる5リッター直噴エンジンを搭載。ジャガーでは、スポーティな走行性能と最上級の室内空間を融合したとしている。車体はアルミニウムのモノコックボディを中心に、極薄のアルミシートを重ね合わせたフュージョンアロイを前後のフェンダーに、そして超がつく軽量マグネシウムをフロントエンドに採用して、操縦性を重視しての前後の重量バランスをとっているのが特徴。同時にセグメントクラストップの軽量ボディが実現した。XJ Luxuryで車重は1,850k...
up!の電気自動車e-up!を体験する|Volkswagen

up!の電気自動車e-up!を体験する|Volkswagen

Volkswagen e-up!|フォルクスワーゲン eアップ!EVを主張しないEVup!の電気自動車e-up!を体験する昨年の東京モーターショーで発表されたとおり、フォルクスワーゲンのもっとも小さいモデル「up!」にモーターを搭載した電気自動車「e-up!」が、まもなく日本へ上陸する。6年ぶりに開催されたファンミーティング「フォルクスワーゲン フェスト」にあわせておこなわれた試乗会に臨んだ小川フミオ氏が、ブランド初上陸となるEVをインプレッション。Text by OGAWA FumioPhotographs by HANAMURA Hidenoriフツウの感覚で乗れることが重要電気自動車の動きが活発化してきた。日本は日産「リーフ」や三菱「i-MiEV」など、比較的早くから実用化が進んでいたところにもってきて、外国からも続々魅力的なモデルが導入されはじめた。フォルクスワーゲンが今年後半に日本発売を予定している「e-up!」(イーアップ!)も、注目の1台だ。e-up!は、前輪を駆動す...
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