シトロエン、プラグインハイブリッドのSUVコンセプト「エアクロス」を公開|Citroen

シトロエン、プラグインハイブリッドのSUVコンセプト「エアクロス」を公開|Citroen

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Citroen Aircross|シトロエン エアクロス

C4カクタスをよりタフなイメージに

シトロエン、PHEVのSUVコンセプト「エアクロス」を公開

シトロエンは、同社の設立95周年を記念するSUVコンセプトカー「エアクロス」を、4月22日から一般公開がはじまった中国の上海モーターショーでワールドプレミアした。95年前に創設以来、シトロエンは世界累計販売台数5,000万台を達成。この「エアクロス」は、そうしたシトロエンの販売台数をさらに飛躍させるポテンシャルを、全世界に向けて発信するモデルでもある。

Text by SAKURAI Kenichi

SUVのバリエーション拡大を狙うシトロエン

4月22日から中国で開催されている上海モーターショーで、シトロエンはSUVのコンセプトカー「エアクロス」を初公開した。このモデルはシトロエン設立95周年と、世界累計販売台数が5,000万台を達成したことを記念するモデルでもあるという。

全長4,580mm×全幅2,100mm×全高1,730mm、ホイールベース2,800mmと発表されたボディサイズは、本国で発売されているクロスオーバーモデル「カクタス」(日本未導入)よりも423mm長く、371mm幅広く、200mm高い数値。ホイールベースは205mm延長されている。もっともコンセプトカーの場合は、一桁の数値を省略するケースも少なくないので、正確なデータとはいえないが、おおむねひとまわりほど大きなボディサイズを持つ。この「エアクロス」は、シトロエンのSUV/クロスオーバーモデルのフラッグシップに位置するモデルになり得るとの判断が可能だ。

Citroën Aircross|シトロエン エアクロス
Citroën Aircross|シトロエン エアクロス

ちなみにシトロエンは、本国ではこの「エアクロス」のネーミングを持つ「C4エアクロス」をすでに販売している。C4エアクロスは、三菱「RVR」(現行モデル)をベースにした2,670mmのホイールベースを持つ全長4,341mmのコンパクトSUVで(ホイールベース値は両車同一)、このモデルの後継車と予想することも可能である。

ただし、エアクロスのボディデザインがC4カクタスの延長線上にあるといえること、そしてシトロエンはコンセプトカー発表の時点では「C4」や「C5」といった車格を車名に入れないことを最近の基本ルールとしていることなどを合わせて分析すれば、安易な車名予想などは無意味だ。

これまで発表してきたコンセプトカーを市販化に結びつけてきたシトロエンの戦略から、この「エアクロス」もほぼ確実に市販化されると見込まれるが、「C4エアクロス」の純然たる後継モデルなのか、あるいはボディサイズを理由に「C5エアクロス」になるのか、その真実を知るのはシトロエン自身のみとなる。

Citroën Aircross|シトロエン エアクロス

もちろん、欧州をはじめとするグローバル市場でクロスオーバーやSUVモデルのニーズが本格化しているいま、その開発や発売に力を入れているシトロエンが単なるコンセプトカーに終わらせないというのは、モータージャーナリストの間での共通した意見でもある。

C4カクタスとともに、個性派SUVをそれぞれのクラスに――と、気の早い期待もしたくなる。