フルモデルチェンジしたイヴォークの受注開始|Land Rover
CAR / NEWS
2019年6月4日

フルモデルチェンジしたイヴォークの受注開始|Land Rover

Land Rover Range Rover Evoque|ランドローバー レンジローバー イヴォーク

フルモデルチェンジしたイヴォークの受注を開始

ジャガー・ランドローバー・ジャパンは5月30日(木)、コンパクトSUV「イヴォーク」をフルモデルチェンジし、6月1日(土)より受注を開始すると発表した。

Text by YANAKA Tomomi

ランドローバー初のマイルドハイブリッドもラインアップ

2011年に誕生し、今や世界的にも人気のラグジュアリー コンパクトSUVカテゴリーのパイオニアとなった「イヴォーク」が初のフルモデルチェンジを迎えた。

エクステリアはキープコンセプトで、独特の傾斜したルーフラインとリアに向かって上昇するウエストラインが特徴。インテリアでは10インチの2つのタッチスクリーンからなるインフォテインメント システム「タッチプロ デュオ」を装備した。

シートカラーには新色のクラウドとディープ ガーネットが追加されたほか、素材には従来のレザーにくわえ、高い耐久性を誇るウール混紡のKvadratプレミアム テキスタイルやリサイクル素材を活用したDinamica®スエード クロス、ユーカリ素材を使ったEucalyptusメランジ テキスタイルなどが取り揃えられている。

いっぽう、シャシーは電動化に対応するため、新設計のPTA(Premium Transverse Architecture)を採用し、ホイールベースを20mm延長。そうすることでリアシートのレッグルームやトランクルームが拡張し、最大1,383リットルとなったほか、タブレットやバッグ、ペットボトルなどを収納するスペースも生み出された。

Land Rover Range Rover Evoque|ランドローバー レンジローバー イヴォーク

フルモデルチェンジしたイヴォークの受注を開始(2)

ボンネットが“透けて見える”

パワートレインは2.0リッター4気筒ディーゼルエンジン「D180」と、出力の異なる2.0リッター直列4気筒ガソリンエンジン「P200」「P250」「P300」の3種類。さらにガソリンエンジンではジャガー ランドローバー初となるマイルドハイブリッド(MHEV)搭載モデルもラインナップ。

MHEVは48Vバッテリー、ベルト インテグレーテッド スターター ジェネレーター、コンバーターを搭載し、時速17km以下に減速するとエンジンを停止させ、減速エネルギーを蓄電し、そのエネルギーを発進時に動力として活用するシステム。渋滞時など低速域で走行する際、静かで効率的な走行ができ、燃費も向上するとランドローバーでは謳う。

また安全装備として世界ではじめて装備されたのが「クリアサイト グラウンドビュー」。まるでボンネットがないかのように、フロント下180度の視覚を確保するもので、2014年にランドローバーが発表した技術を具現。段差のある中央分離帯やオフロードなど障害のある路面の走行時に活躍するという。

さらに、後方確認のために「クリアサイト インテリア リアビュー カメラ」も搭載され、視野角50度の後方映像をルームミラーに映し出して視認性が高める。このほAIアルゴリズムを駆使してドライバーの好みの行動やパターンに合わせた設定をサポートする「スマート セッティング」などもランドローバーとして初採用された。

ボディカラーには2020年に発売される「ファースト エディション」専用色となるノリーター グレーのほか、ソウル パール シルバーを追加し、全13色を展開。

価格はディーゼルエンジン モデルが523万円から821万円。ガソリンエンジンは461万円から799万円で、MHEVモデルは656万円から801万円となる。

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Land Rover Range Rover Evoque|ランドローバー レンジローバー イヴォーク
ボディサイズ|全長4,371×全幅1,996×全高1,649mm
ホイールベース|2,681mm
トレッド前/後|1,625/1,631mm
最低地上高|212mm

問い合わせ先

ランドローバーコール

0120-18-5568(9:00-18:00、土日祝日を除く)

           
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