祐真朋樹・編集大魔王対談|vol.28 野口強さん(後編)

祐真朋樹・編集大魔王対談|vol.28 野口強さん(後編)

祐真朋樹対談

Page. 1

前回に引き続き、編集大魔王対談のゲストはスタイリストの野口強さん。今回の題目はパリメンズコレクションについて。今年1月に行なわれた2017-18秋冬コレクションと、6月に行なわれた2018春夏コレクションの2シーズンを振り返りながら、トークを繰り広げます。2人が選ぶベストルックも必見です。

祐真朋樹・編集大魔王対談|vol.27 野口強さん(前編)

Interview by SUKEZANE TomokiPhotographs by SATO YukiText by ANDO Sara (OPENERS)

注目度ナンバーワン! バレンシアガの秋冬コレクション

祐真朋樹・編集大魔王(以下、祐真) では、久しぶりにコレクションの話をしたいと思います。今回はブランドごとに、秋冬と春夏の2シーズンずつ見ていきつつ、ベストルックを選んでいきましょうかね。まずは、バレンシアガ。強さんも私も今一番注目しているブランドです。1月のパリで見た秋冬メンズコレクションに記憶をさかのぼりたいと思いますが、覚えていますか?

野口強さん(以下、野口) 1回忘れたと思いきや(笑)、6月のパリメンズが終わった後、パリに居残って撮影して来たんですよ、秋冬のバレンシアガ。特にスーツが印象的でした。

祐真 形もきれいですね。まぁ、ショーでの提案は裸でしたけど(笑)。

野口 でも実ははだけているだけで、中にシャツ着てるよ。

祐真 あ、そうだね。撮影でもシャツは前開けて着せたの?

野口 うん。そのほうがやっぱり画にはなりますよね。ネクタイもぶら下げて。

祐真 スニーカーがまた洒落てるね。

野口 そう。3層になってるけど、意外に履くと軽い。

祐真 なるほど。

A
A

野口 あとムートンとレザーもよかった。ただ、ものすごくタイトだから、相当細くないとダメだけど。我々にはキツイな(笑)。

祐真 試着して、そう思いました。ダウンもギリギリだったわ。

野口 でも売れそう。スポーツ系で取り入れやすいし。

A
A
A

BALENCIAGA 2017-18AW

祐真 着やすそうだよね。実際、着てみようと思うのはありました?

野口 綿入りのネルシャツが良かったかな。

祐真 さらっと着るにはいいかもね。

野口 若干ボリューム出るけどね。あとスーツも良かったな。立体感のある太いチノパンも可愛いかった。ようできてるなぁ、と思ったわ。

祐真 どう思いますか、バレンシアガは?

野口 面白いことをやってると思いますよ。

祐真 ほかにない取り組みをしている印象ですよね。

野口 時代に合ってるしね。ビジネスも上手なんでしょうね。

祐真 バッグがあって、スニーカーがあって、トータルで見せる世界観も良いですね。我々が選ぶベストルックはこれですね。

A
A

Page02. 春夏のバレンシアガは90年代ムードなスポーツ満載

ABOUT
SUKEZANE Tomoki

1965年京都市生まれ。(株)マガジンハウスのPOPEYE編集部でファッションエディターとしてのキャリアをスタート。現在は『UOMO』『GQ JAPAN』『Casa BRUTUS』『MEN’S NON-NO』『ENGINE』等のファッションページのディレクションのほか、著名アーティストや文化人の広告のスタイリング等を手掛けている。パリとミラノのコレクション観覧歴はかれこれ25年以上。   Born in 1965 in Kyoto, Japan. He started his career as a fashion editor at POPEYE magazine of Magazine House. Currently, he is working on various magazines such as UOMO(SHUEISHA), GQ(Conde Nast Japan),Casa BRUTUS (Magazine House), MEN’S NON NO (SHUEISHA), ENGINE(SHINCHOSHA)and he is setting styling people such as artists and […]