祐真朋樹・編集大魔王対談|vol.27 野口強さん(前編)

祐真朋樹・編集大魔王対談|vol.27 野口強さん(前編)

祐真朋樹対談

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今回のゲストは、今年6月に行なわれた2018年春夏パリメンズコレクションも一緒に回ったおなじみ、スタイリストの野口強さん。2人がパリで買ったものや、立ち上がったばかりの秋冬物のお気に入りなど、お互いの戦利品を見せ合いながらの対談。それぞれの買い物事情だけでなく、おすすめのパリ最先端のレストランなど、幅広いジャンルの話題で盛り上がりました。

祐真朋樹・編集大魔王対談|vol.28 野口強さん(後編)

Interview by SUKEZANE TomokiPhotographs by SATO YukiText by ANDO Sara (OPENERS)

2人とも手に入れた「ルイ・ヴィトン」×「シュプリーム」のコラボアイテム

祐真朋樹・編集大魔王(以下、祐真) 久しぶりのご登場です。前回は捨てられないアーカイブシリーズでしたが、今回は今シーズン買ったものの見せ合いです。

野口強さん(以下、野口) よろしくお願いします。まずは、やっぱりこれですかね。

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祐真 お!出ました、ルイ・ヴィトン×シュプリーム!これ買うてたんですね。

野口 コレクターズアイテムとしては、やっぱりゲットしておかないといけないかなと。

祐真 これすごいね。

野口 笑えるよね。

祐真 いやーすごいよ、着てみて。

野口 着いひんよ、自分では……(言いながら羽織る)

祐真 いやいやいや、めっちゃ怖いよ(笑)。

野口 大阪のチンピラやん、ホンマ(笑)。

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祐真 すごいなー。思い切りましたね。でもポップアップは大変なことになってましたね。青山通りにいつも行く整骨院があるんだけど、このシュプリームコラボの発売初日だってことなんてすっかり忘れてて、朝8時に予約してたから7時半ぐらいに車で行ったら、もうすでにうわーっと大行列。いつもは空いてる駐車場も満車で、え!なんやこれ!って最初わからなくて。

野口 うんうん(笑)。

祐真 しかたがないから自分の事務所の駐車場まで行って、車を止めて青山通りまで歩いてきたらまだ人でごった返してて。

野口 すごいな。

祐真 なんの行列?と思ってセキュリティに聞いたら「ヴィトンです」って。あ、そうなんや、でもヴィトンのなんなんや?って一瞬思ったけど、あんまりセキュリティに突っ込んでもしゃーないしな……と思ってたら、あ、シュプリームやなと。次の日も同じ時間帯にその整骨院に行かないといけなくて行ったら、うわーってまた人が並んでてまったく同じ状況。よく見たら、行列の先頭、うちの事務所の前やし(笑)。

野口 ははは。そこでポップアップやってましたからね。しかも、その人たちは整理券を引くために並んでるんだよね。

祐真 整骨院から10時前ぐらいに出てくるとすでに誰もいないという。店自体は昼過ぎぐらいからオープンしていたみたいで、そこに知らずに直接来ちゃった人も結構いたらしい。

野口 うんうん。なるほどね。入れないのにね。

祐真 セキュリティも厄介そうでした。

野口 大変やろ、あれ。

祐真 だって、整骨院から覗いてざっと数えただけでも2500人ぐらいいたよ。公表されてた人数4000人超えって言ってたかな。でも実際お店には100人も入れなかったんでしょ?

野口 そうそう。最終日には450人入れたって聞いたけど。

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祐真 すごいな、シュプリーム。言いつつ僕もグローブ買いましたけど。それで、ほかには何を買ったんですか?

野口 あとはね、ハンロのパンツ。

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祐真 下着ね。イギリス製だっけ?

野口 いや、スイス。

祐真 あっ、そうか。ハンロといえば、生地屋さんだっけ?

野口 そうそう。

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祐真 滑らかでいいですね。

野口 そうなんですよ。もう自分たちオッサンやん。アメアパとか使い捨てでもいいけど、さすがにそれもなと思って。

祐真 色々トライした結果、これに落ち着いた、と。

野口 そう。で、これをまとめ買いしたの。結構買うたな……20枚ちょっと。で、支払いが30万円ぐらいだった(笑)。

祐真 (爆笑)

野口 うわっ!たっか!みたいな(笑)。

祐真 結構するんですよね。

野口 年間で考えると別に大したことないか……と思いながら(笑)。

祐真 僕も昔ドルチェを箱買いして、同じぐらい払いましたけどね。

野口 そうでしょ?そうなのよ。

祐真 ちゃんとした下着を身につけたいオジサン、実は結構多いんだよね。

野口 でもこれ1枚75ユーロするんだよ!高くない?

Page02. 保管用のケースまでもラグジュアリーなシャルベのスリッパ

ABOUT
SUKEZANE Tomoki

1965年京都市生まれ。(株)マガジンハウスのPOPEYE編集部でファッションエディターとしてのキャリアをスタート。現在は『UOMO』『GQ JAPAN』『Casa BRUTUS』『MEN’S NON-NO』『ENGINE』等のファッションページのディレクションのほか、著名アーティストや文化人の広告のスタイリング等を手掛けている。パリとミラノのコレクション観覧歴はかれこれ25年以上。   Born in 1965 in Kyoto, Japan. He started his career as a fashion editor at POPEYE magazine of Magazine House. Currently, he is working on various magazines such as UOMO(SHUEISHA), GQ(Conde Nast Japan),Casa BRUTUS (Magazine House), MEN’S NON NO (SHUEISHA), ENGINE(SHINCHOSHA)and he is setting styling people such as artists and […]