フォルクスワーゲン up!(アップ!)日本上陸|Volkswagen

フォルクスワーゲン up!(アップ!)日本上陸|Volkswagen

CAR NEWS

Volkswagen up!|フォルクスワーゲン アップ!

フォルクスワーゲン up!(アップ!)日本上陸

注目をあつめるフォルクスワーゲンのスモールカー「up!(アップ!)」。OPENERSでもこれまで、2月5月と2回にわたって試乗記をおおくりしているが、このup!がついに日本に導入された。2ドアモデル1種類、4ドアモデル2種類での展開となり、価格は149万円からと、きわめて戦略的だ。

Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)

高い品質と高い安全性

明瞭で純粋なフォルクスワーゲンデザイン。最小限のフロアスペースの上に実現した最大限の空間。最高の品質と細部へのこだわり。

これは、フォルクスワーゲンAG取締役会のマルティン・ヴィンターコルン会長が語ったというup!の特徴だ。

現在のフォルクスワーゲンに共通するデザイン言語で表現されたシンプルかつクリーンなスタイリング、フォルクスワーゲンならではの細部まで徹底された品質のよさは、up!の大きな強みだ。

位置づけ的には「POLO(ポロ)」の下、2001年から2006年まで販売されていた「LUPO(ルポ)」のポジションを引き継ぐ存在であるup!。安全性においても、競合するクルマにたいして優位性をもつ。
ESPとサイドエアバッグ、そして時速30km以内であれば、前方10m以内の障害物やクルマを検知して自動で停車する「シティエマージェンシーブレーキ」を標準装備し、ユーロNCAPでは最高の5ツ星を獲得しているのだ。

Volkswagen up!|フォルクスワーゲン アップ!
Volkswagen up!|フォルクスワーゲン アップ!

スマートフォンをイメージさせる一面ガラスばりのテールゲートをあけると出現する荷室は、底面のボードの高さを上下2段階に調節でき、下にセットして高さを最大限に利用する使用方法はもちろん、荷室を上下に仕切る使い方もできる。上にセットすればリヤシートを倒したときにフラットな空間としての利用が可能だ。容量は通常251リットル、後席を倒した状態では951リットルと、ポロ(それぞれ280リットル、952リットル)と比較しても、数値上は大きく引けをとらない。

ポロとの比較でいえば、up!の全長は3,545mm。ポロにたいして45cm短いにもかかわらず、ホイールベースの比較では5cm短いだけにすぎない。

トランスミッションはシングルクラッチ式自動マニュアル「ASG」に

エンジンはup!専用に開発された、999ccオールアルミ3気筒MPIエンジン。自然吸気で55kW(75ps)の最高出力と95Nmの最大トルクを発生する。軽量高剛性ボディを売りにするup!だが、このエンジンも重量わずか69kgと軽量。また、エンジン内抵抗を低減することで、バランサーシャフトをもちいずとも、十分にスムーズなフィーリングを獲得したとされ、さらに、エンジンマウントに工夫をほどこしたことで振動もおさえているという。

Volkswagen up!|フォルクスワーゲン アップ!
Volkswagen up!|フォルクスワーゲン アップ!

トランスミッションはフォルクスワーゲンが「ASG」とよぶ、シングルクラッチ式の自動マニュアル。燃費重視の変速プログラムになっている。JC08モードでの燃費は23.1km/ℓだ。

日本でのラインナップは3種類。2ドアのmove up!が149万円、4ドアのmove up!が168万円。クルーズコントロール、パークディスタンスコントロール、15インチアルミホイールを標準装備した、4ドアのhigh up!は183万円だ。

ボディカラーは全6色。「ザ・ビートル」のように、一部のカラーでは室内のカラーリングにもボディカラーが反復する。また、high up!は、オプションとして電動パノラマスライディングルーフを装備可能だ。

なお、発売は10月1日。10月6~8日には全国のディーラーにてデビューフェアを実施する。

 

大谷達也氏による「フォルスクワーゲン up!」国内試乗記はこちら

 

 

Volkswagen up!|フォルクスワーゲン アップ!
ボディサイズ|全長3,545×全幅1,650×全高1,496mm
ホイールベース|1,495mm
トレッド 前/後|1,430/1,425mm
最低地上高|145mm
エンジン|999cc直列3気筒DOHC(4バルブ)
最高出力|55kW(75ps)/6,200rpm
最大トルク|95Nm(9.7kgm)/3,000-4,000rpm
トランスミッション|5段ASG
重量|900kg(4ドアモデルは920kg)
最小回転半径|4.6m
サスペンション 前/後|マクファーソンストラット(スタビライザー付)/トレーリングアーム
ブレーキ 前/後|ベンチレーテッドディスク/ドラム
タイヤサイズ|165/70 R14(high up!は185/55 R15)
燃費|23.1km/ℓ(JC08モード)
価格|move up! 2ドア 149万円、move up! 4ドア 168万円、high up! 4ドア 183万円