新型キャデラックCT6に試乗|Cadillac

新型キャデラックCT6に試乗|Cadillac

CAR IMPRESSION

Cadillac CT6|キャデラックCT6

もはやオジサン向けのクルマとは言わせない

2015年のニューヨークオートショーで公開されたキャデラックの新世代フラッグシップモデル「CT6」。日本への導入もはじまった同モデルにアメリカ西海岸で試乗した。

Text by OGAWA Fumio

キャデラックは明らかに変貌した

キャデラックが先進安全技術満載のプレスティッジセダン、「CT6」を発売した。まもなく日本の路上を走り出すが、ひと足先に米国で試乗した。快適、豪華、そしてファン・トゥ・ドライブ。キャデラックは明らかに変貌した。

キャデラック CT6は全長5.2メートルの余裕あるサイズの車体をもった4ドアセダンだ。日本で売られる「CT6 プレミアム」は3.6リッターV型6気筒エンジンにAWDとよばれるフルタイム4WDシステムの組み合わせ。北米市場ではメルセデス・ベンツ「Eクラス」と「Sクラス」のあいだといえるポジションというが、たしかに走行性能も快適性も安全装備の充実ぶりも負けていない。

Cadillac CT6|キャデラックCT6

後輪操舵機能が標準装備

Cadillac CT6|キャデラックCT6

ホイールベース3110mm

キャデラック CT6は、すでに日本でも販売されている「CTS」の上に位置するモデルだが、CTSにはコルベットのV8を搭載した超パワフルな477kW(649ps)の「CTS-V」があるいっぽう、CT6はプレスティッジのほうにより重きを置いた位置づけを特徴としている。ホイールベースは3.3メートルと長く、そのおかげで後席空間はスペースたっぷり。車内エンターテイメントも充実していて、余裕あるサイズのセダンを探している人にはぴったりだ。

スタイリングの面でもキャラがたっている。現在のキャデラックを特徴づけているのは、LEDによる縦型のポジションランプだが、CT6はエアダムまで回りこんだ意匠で遠くからすぐ探し出せるのだ。単にほかとの相違点というのにとどまらず若々しさも感じさせ、端正なプロファイル(側面)に躍動感を加え、いいアクセントとなっている。キャデラックはこの意匠をこれから出るモデルでも継承するようだ。

新しい出発点にたつキャデラック。操縦するとより強く新しさを感じるのだ。