新型「Cクラス カブリオレ」に試乗|Mercedes-Benz

新型「Cクラス カブリオレ」に試乗|Mercedes-Benz

CAR IMPRESSION

Mercedes-Benz C Class Cabriolet|メルセデス・ベンツ Cクラス カブリオレ

きちんと“実”があるオープン4シーター

2016年3月のジュネーブモーターショーでワールドプレミアされたメルセデス・ベンツ「Cクラス カブリオレ」。日本でも6月に発表された同モデルに、小川フミオ氏が試乗した。

Text by OGAWA Fumio

4色のソフトトップを用意

2016年はカブリオレの年。そう謳うメルセデス・ベンツは、数多くの新車を発表した。2016年に入り新型「SL」「Sクラス カブリオレ」「SLK」にマイナーチェンジを施して車名も改めた「SLC」といった具合だ。これらは2016年6月初頭に日本でも発売開始されて話題になっている。そして欧州では、「Cクラス カブリオレ」が早くも登場した。

試乗会が行われたのは、イタリアはトリエステ。トリエステ海(アドリア海の一部)に面しており、背後にはスロベニア国境がある。クロアチアも近い。かつてハプスブルグを戴き、第二次大戦までは国境の移動も激しい地方だった。平和な時代になってからは海水浴客でにぎわってきたが、近年は海岸線を新たに開発し、マリーナとして富裕層へのアピールを図っている。

Mercedes-Benz C Class Cabriolet|メルセデス・ベンツ Cクラス カブリオレ

C300カブリオレの車体寸法は全長4,686mm、全幅1,810mm。全高1,409mm(欧州値)

Mercedes-Benz C Class Cabriolet|メルセデス・ベンツ Cクラス カブリオレ

空力を表すCd値は0.28とかなりよい

メルセデス・ベンツは海風の吹く海岸線とスロベニアの丘陵地帯で、優雅なCクラス カブリオレを体験させてくれた。本国でのモデルラインナップは多岐にわたり、1.6リッターの「C 180 カブリオレ」や2.1リッターディーゼルの「C 220 d」にはじまり、上は375kW(510ps)のメルセデスAMGによる「C 63 S カブリオレ」まで、豊富なバリエーションを誇る。日本にはそのなかから、「C 300 カブリオレ」「メルセデスAMGのC 43 4MATIC カブリオレ」、それに「C 63 S カブリオレ」が導入される予定と聞く。

Sクラスと同様のスタイリングテーマを持つCクラスだけに、その発展型のCクラス カブリオレもやはり流麗なスタイルが目を惹く。3層というレイヤーを持つソフトトップは4色。内装色も鮮やかな赤色があるなど、カブリオレはたんに乗るためでなく、見て(見せて)楽しむものだというメルセデス・ベンツの主張が感じられる。運転するとたいへん印象がいい。作りも驚くほどのものがある。