ランボルギーニ・ウラカンLP580-2にモトGPのコースで試乗|Lamborghini

ランボルギーニ・ウラカンLP580-2にモトGPのコースで試乗|Lamborghini

CAR IMPRESSION

Lamborghini Huracan LP580-2|ランボルギーニ・ウラカンLP580-2

ランボルギーニ・ウラカンLP580-2にモトGPのコースで試乗

ランボルギーニの美点を凝縮

2014年のデビュー以来、好調なセールスを記録し、今やランボルギーニの屋台骨ともいえる「ウラカン」。同モデルに後輪駆動の「ウラカンLP580-2」が追加された。オーストラリアのフィリップアイランドサーキットで開催された国際試乗会から、自動車ジャーナリスト小川フミオ氏がリポートする。

Text by OGAWA Fumio

まさにザ・スポーツカー

スポーツカーの基本形は、スタイルがカッコよくて、エンジンが気持ちよく回って、後輪駆動であること。その定義がこの時世も通用するなら、ザ・スポーツカー、このクルマこそまさにスポーツカーといえるのが、ランボルギーニ「ウラカンLP580-2」だろう。従来のフルタイム4WDスポーツ、「ウラカン LP610-4」に追加で登場したのは2015年11月のことだ。

5.2リッターV型10気筒エンジンをミドシップし、後輪を駆動するウラカンLP580-2。ランボルギーニのカテゴライズによると、「ウラカンのラインナップは3つに分けられる」となる。同社で研究開発部門の技術プロジェクトリーダー長を務めるリカルド・ベッティーニ氏は、「パフォーマンス(真のスポーツ)はLP610-4、ライフスタイルはLP610-4スパイダー、そしてファン・トゥ・ドライブはLP580-2」と教えてくれた。

Lamborghini Huracan LP580-2|ランボルギーニ・ウラカンLP580-2
Lamborghini Huracan LP580-2|ランボルギーニ・ウラカンLP580-2

車名が表すとおり、馬力は四輪駆動版に較べると少し抑えめ。サスペンション設定も、「リアのスプリングレートは少しソフトにして、後輪の接地性を確保することを重視しています」とベッティーニ氏は言う。「ステアリングもクルマの挙動変化を知る最初の手がかりとなるものなので、ステアリングラックのカリブレーションを(LP610-4とは)変えて、よりダイレクトに手の平に伝わるようにしました」。

ジャーナリスト向け試乗会が行われたのは、豪州メルボルンからクルマで90分ほどのフィリップアイランド。江ノ島のように橋でつながっている。そこにあるフィリップアイランドサーキットはモトGPのコースでも知られている。アップ&ダウンやブラインドコーナーもあるテクニカルなコースなのだが、スポーツカーも比較的高い速度での走行ができる。ウラカンLP580-2の楽しさを伝えるのに格好の舞台というのだ。