ロールス・ロイス ドーンにケープタウンで試乗|Rolls-Royce

ロールス・ロイス ドーンにケープタウンで試乗|Rolls-Royce

CAR IMPRESSION

Rolls-Royce Dawn|ロールス・ロイス ドーン

ロールス・ロイス ドーンにケープタウンで試乗

走らせてこんなに面白いロールスなんてそうそうない

「レイス」をベースとし、ロールス・ロイスにおいて「ファントム ドロップヘッド クーペ」につづく第2のコンバーチブルモデルとなる「ドーン」に、南アフリカはケープタウンで試乗した。

Text by OGAWA Fumio

ユーザーの若返りをはかったモデル

ロールス・ロイスのニューモデル、ドーンがいよいよ発売された。日本でも納車は第二四半期(4月〜6月)というだけあって、期待が高まる。なにしろ、「スタイリッシュで現代的な最高級4シーターコンバーチブル」とメーカー自身が標榜する、ぜいたくで美しいクルマである。

世界中のジャーナリスト向けの試乗会は、2016年3月に南アフリカのケープタウンで開催された。アフリカ大陸のほぼ南の端っこに位置し、近くに喜望峰がある。17世紀に東インド会社のオランダ人が、補給基地を設計したのが街のはじまりといわれる。

ケープタウンは南アフリカで初めて白人が入植した場所であり、街のつくりもどことなく西欧のリゾートを思わせる。実際、このところワインツーリズムに力を入れていて、多くのワイナリーがモダンなテイスティングルーム併設のレストランや宿泊施設を作るなどして、観光客を惹きつけているようだ。

Rolls-Royce Dawn|ロールス・ロイス ドーン
Rolls-Royce Dawn|ロールス・ロイス ドーン

「ドーンに似合うイメージの(試乗)場所をいろいろ探しました。カリフォルニア、オーストラリア、ドバイ……。太陽が明るくて開放的で、いい雰囲気のひとが集まる場所。それで見つけたのがケープタウンでした」

ケープタウンはステレンボッシュという場所にあるワイナリー経営のリゾートホテルを拠点とした、ドーンの試乗会。その舞台裏を、ほんの少しだけ、本国の広報担当者が話してくれたのだった。

ドーンは荘厳さと無縁のクルマ、らしい。明るくて開放的で、ドライブを楽しめる。そのために作られたといってもよい。ロールス・ロイスの言葉を借りると「ユーザーの若返りをはかったモデル」となる。全長5.3メートルの大型サイズの車体に、6.6リッターV12を搭載した後輪駆動。これだけでは荘厳なロールス・ロイスのイメージしか浮かばないかもしれないけれど、洒落たスタイルのフルオープン4人乗りは、乗る人間の気分を高揚させる力を持っていた。