伊藤嶺花|いとうれいか|青木カレン|スピリチュアル対談(後編)

青木カレン×伊藤嶺花|スピリチュアル対談(後編)

Divine of Creation - 創造力の背後にあるもの -

スピリチュアル対談 vol.13|ミュージシャン 青木カレン

伊藤嶺花が“視た”ゲストの肖像

「巫女として、王妃として、
シンガーとして、人びとに“愛”を語りつづける女神」(後編1)

さまざまなステージで活躍するクリエイターをゲストに迎え、スピリチュアル ヒーラーの伊藤嶺花さんが、ひとが発するエネルギーを読み解くリーディングと複数の占星術を組み合わせ、クリエイターの創造力の源を鑑定。現世に直結する過去世や、秘められた可能性を解き明かし、普段は作品の陰に隠れがちでなかなか表に出ることのない、クリエイター“自身”の魅力に迫ります。

Photo by KADOI TomoText by OPENERS

“現代女性の先導となり、心の癒しとなるメッセージを歌にのせて届けつづけるディーヴァ”──第13回目のゲストは、ジャズ・シンガーの青木カレンさん。前編では、これまでの意外な経歴も明らかに。青木さんの「自分が腑に落ちないと納得できない」という強さを「過去世にも関係している」という伊藤嶺花さん。伊藤さんが見た、青木さんの過去世とは……?

ひとの心に響くものを発信したいという想い

伊藤 青木さんの強さは過去世も関係していますし、来世も関係しています。今という瞬間瞬間には、過去も未来も詰まっていますから。今の現実や心の状況に近しい前世を拝見していると、昔のヨーロッパのいわゆる王侯貴族、王妃さまとしての過去。家柄やしきたりや、女性であることによって、いろいろな制約を受けて暮らしていたけれど、そのなかで「自分らしさ、幸せとは何か」ということをいつも考えて行動されていた。

でも自分ひとりではかなわない社会の情勢だったりとか、いわゆる階級だったりとか、そういったどうにもできない疑問をいつも感じながら暮らしてらっしゃったと思うんですね。だから今回の人生でやりたくてしょうがないのは、大勢のひとの心の一部でもある自分の想いを表現すること。ひとの心に響くようなものを発信したいという想いが強いですね。だからいろんなところに行きたいし、いろんなひとに会いたいし、とにかく自分の目で見て聞いたりしたい。

青木 本当に……! いろいろなところに行ってみたいです。

伊藤 現実をしっかりと目に焼き付けたい、体験したいという気持ちが強いのかな。前世では貧しい時代とはいえ、守られた生活をしていらっしゃって、なかなか自由に外出もできなかった。でも人間の階級のようなものにも「おなじ人間なのにどうして?」と疑問をおもちだったし、「外の世界ではどうなっているんだろう?」という興味と好奇心と疑問と、いろんな想いで葛藤してもいたし。

いまの人生では、飛行機に乗ればどこにでも行けるという、自由な時代。行く先々にはいろんなひとたちがいて、いろんな暮らし、いろんな想いがある。そこで出会うひとたちに向けて、音楽という共通言語を使って、何か響くメッセージみたいなものを届けたいなという気持ちを、青木さんはもっていらっしゃると思うんですね。

いまはそれをもっと世界的に、制約なんて気にすることなくどんどん活動のステージを広げていく時期に入っています。ちょうど1年半前くらいからそんな流れに変わってきていますね。

青木 あ! ちょうど1年半前くらいに、イタリアでレコーディングさせていただきまして。そういう気持ちになったかもしれないですね。海外の方と一緒に仕事をして、一緒に音楽を作って。やっぱりジャズという共通言語があると、何も問題がないっていうか。今回のアルバムのタイトルが、『voyage』なんですけど、世界中にこのアルバムをもっていきたいっていう願いをこめての『voyage』と、心の旅、というダブルミーニングでつけました。それを考えはじめたのが去年の5月くらいで、先日の台湾でのライブで出会ったひとたちもとても素敵な方々で……そういう意味ではそうかもしれないですね。

伊藤 つぎのステージに向けて、もう準備ができました、という段階に入っていますね。

青木 年を重ねていきながら、女性の苦しみとか悲しみとかよろこびとか、深い感情を私自身が学んでいくことで、もっとたくさんの女性たちとそういう想いを共有していければいいと思いますね。

伊藤 そうですね。青木さんは何かお仕事するうえでは、チームだったり、プロジェクトだったり、全員で大きなひとつのものを作りあげていくプロセスに何よりも喜びを感じる魂をおもちですから。ご自身はわりと凛とした、孤高なものをもっているんですけどね。わりと、自分の内面というものをつね日ごろからアウトプットするということが、あまり得意なほうではないと思うんですよ。だからこそ創作活動に落とし込んでらっしゃると思うんですけど。これからはもっと、かかわっていくひと、一緒に仕事をするひとが増えていきますよ。よりそのひとたちとのコラボレーション、調和からハーモニー、それからハーモニクスへ……っていうプロセスを作る先導役というか。道先案内人のような役目を背負っていますね。

今までの経験がどんどんつながって、奥行きが出てくる時期

青木 そういう意味では、今まで起こったいいことも悪いことも、全部意味があったのでしょうか。

伊藤 それはもちろん!

青木 ジャズの世界だとふつう、早いひとだと3歳くらいからはじめているんですけど、私は遅くて20代の中盤くらいからなんです。ですので、なんていうか、「私でいいのかな?」という気持ちがどこかにあって。

伊藤 なんだか不安?

青木 そうそう、そんな気持ちがずっとあったんですけど……まぁ、それはそれでいいのかな、って最近ちょっとずつ思えるようになってきたかもしれないですね。なんとなく。

伊藤 スポーツの世界でもどんな世界でも、子どものころから、ずっと練習をしている方がすばらしいというふうに感じがちじゃないですか。でもひとそれぞれにタイミングというものがあって、ある程度ふつうに人生経験を積んだうえで何かをスタートするひとたちって、何かの納得感、腑に落ちるというものがないと、心にひっかかるのかもしれないですね。

青木 そうですね。

伊藤 学生のころからのいろんな経験が、これから先どんどんつながってくると思います。「あのとき思っていたことは、こういうことなんだ」っていう。奥行きというか意味がわかってくるというか。

ABOUT
ITO Reika

株式会社ディヴァイン代表/スピリチュアルヒーラー 服飾雑貨系の企業にて商品企画、広告宣伝、経営企画の仕事に従事したのち、天界とのチャネリングと潜在意識のリーディングをおこなうライトワーカーとして活動開始。相談内容によって …