ガイ・リッチーが放つスパイ・サスペンス・エンターテイメント『コードネームU.N.C.L.E.』|MOVIE

ガイ・リッチーが放つスパイ・サスペンス・エンターテイメント『コードネームU.N.C.L.E.』|MOVIE

MOVIE|ガイ・リッチーが放つスパイ・サスペンス・エンターテイメントクールでスタイリッシュな進化系“バディムービー”『コードネームU.N.C.L.E.』世界破滅を狙う核兵器テロを阻止するために、キャラも作戦もすべてが真逆なふたりが最強・最悪のスパイチームを結成。クールでスタイリッシュな“バディムービー”『コードネームU.N.C.L.E.』が、11月14日(土)より全国ロードショーされる。Text by KUROMIYA Yuzu『M:I』『007』シリーズに並ぶ三大スパイ映画として話題沸騰! 本作は1960年代に人気を博したTVシリーズ「0011ナポレオン・ソロ」を、スーパーヒットシリーズ『シャーロック・ホームズ』のガイ・リッチー監督が映画化。敵対するふたりの男がコンビを組むという究極の設定で、新時代のバディムービーを生み出した。有能なCIAエージェントでプレイボーイのナポレオン・ソロをヘンリー・カビル、KGBに史上最年少で入った超エリート、しかしメンタルに問題アリのイリヤ・クリ...
INTERVIEW|『紙の月』監督・吉田大八×俳優・池松壮亮 スペシャル対談

INTERVIEW|『紙の月』監督・吉田大八×俳優・池松壮亮 スペシャル対談

INTERVIEW|再び顔を合わせた“戦友”が語る、本物とニセモノの境目『紙の月』公開記念監督・吉田大八×俳優・池松壮亮 スペシャル対談(1)バブル崩壊直後の1994年を舞台に、銀行の契約社員として働くまじめな主婦が、ふとしたきっかけから巨額の横領へと手を染めていく様を、スリリングかつスキャンダルに描き出した映画『紙の月』。直木賞作家・角田光代が描いた衝撃の同名ベストセラーを原作に、人間の本性をあぶり出すのは、昨年の第36回日本アカデミー賞で『桐島、部活やめるってよ』に最優秀作品賞をもたらした吉田大八だ。そして、宮沢りえが演じる主人公・梅澤梨花の相手役で、梨花を罪へと加速させる平林光太を演じたのが、池松壮亮。舞台『ぬるい毒』でタッグを組んだ吉田監督と池松壮亮が、再び顔を合わせ話題作に挑んだ。撮影を終えて半年ほど経った秋の東京で、映画について振り返ってもらった。Text by MAKIGUCHI JunePhotographs (portrait) by JAMANDFIXStyli...
現代の若者たちの孤独や痛み、絶望、そして希望を描く『共犯』|MOVIE

現代の若者たちの孤独や痛み、絶望、そして希望を描く『共犯』|MOVIE

MOVIE|現代の若者たちの孤独や痛み、絶望、そして希望を描く台湾から到着した学園ミステリー『共犯』おなじ高校にかよう女子生徒の遺体を見つけてしまった男子生徒3人が、死の真相を突き止めようとする台湾発のサスペンスフルな学園ミステリー『共犯』。7月25日(土)より、新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショーされる。Text by YANAKA Tomomi監督は長編2作目のチャン・ロンジーこれまで数かずの名作青春映画を送り出してきた台湾からあたらしいスタイルの学園ミステリー『共犯』が到着した。メガホンを取ったのは、本作が長編2作目となるチャン・ロンジー監督。視覚障がいのピアニストを描き、多くの観客を感動の渦に巻き込んだ処女作『光にふれる』(2012年)から一転、学園ミステリーを借りて、現代の若者たちの孤独や痛み、絶望、そして希望を描くものとなった。メインキャストは6人の少年少女。本格的な演技経験があるのは台湾のドラマや映画などで活躍し、主人公ホアンに扮するウー・チエンホーと女学生チュウ役の...
『イノセント・ガーデン』パク・チャヌク監督インタビュー|INTERVIEW

『イノセント・ガーデン』パク・チャヌク監督インタビュー|INTERVIEW

INTERVIEW|『イノセント・ガーデン』パク・チャヌク監督インタビュー(1)カンヌ映画祭で審査員特別大賞を受賞した『オールド・ボーイ』のほか、『JSA』など、タブーを恐れない作風で、韓国のみならず世界的な評価を獲得しているパク・チャヌク監督。5月31日(金)から公開となる最新作は、初のハリウッド進出も同時に果たした『イノセント・ガーデン』だ。主人公は18歳になったばかりの少女、インディア。交通事故で突然、父が亡くなり、ソリの合わない母との生活がはじまろうとするとき、見知らぬ叔父、チャーリーが彼女の前に現れる。物語が進むにつれて明かされる真実とは──? 観る者、誰もが衝撃を受ける、この映画に込めた想いを、パク監督本人に聞いた。Text by TASHIRO ItaruPhotographs (portrait) by KAMIYAMA Yosuke映像美と作り込んだディテール作品を観て、まず驚くのは圧倒的な映像の美しさ。主要な登場人物はインディアをはじめとする3人で、舞台も、彼ら...
鬼才デヴィッド・フィンチャー最新作『ゴーン・ガール』

鬼才デヴィッド・フィンチャー最新作『ゴーン・ガール』

『セブン』の鬼才デヴィッド・フィンチャー最新作息もつかせぬ衝撃の心理スリラー『ゴーン・ガール』『セブン』や『ファイト・クラブ』『ソーシャル・ネットワーク』など数かずの話題作を手がけ、その斬新なアイデアと巧みな演出力で世界中の映画ファンから熱狂的に支持されているデヴィッド・フィンチャー監督。失踪事件を起こしたある夫婦をテーマに描いた最新作『ゴーン・ガール』が、12月12日(金)より全国ロードショー公開される。 Text by WATANABE Reiko(OPENERS)失踪事件をテーマにしたベストセラー小説を映画化その類まれなる独創的な映像表現と力強いストーリーテリングで、アメリカ映画界を牽引してきた鬼才・デヴィッド・フィンチャー監督の最新作『ゴーン・ガール』が、いよいよ日本に上陸する。今回フィンチャーが取り組んだのは、全米で600万冊以上を売り上げた、ギリアン・フリンの大ベストセラー小説の映画化だ。結婚5周年の記念日に、前触れもなく妻が姿を消し、幸せだったはずの夫婦の日常が突如破...
鬼才グザヴィエ・ドランが切り拓いた新境地『トム・アット・ザ・ファーム』

鬼才グザヴィエ・ドランが切り拓いた新境地『トム・アット・ザ・ファーム』

MOVIE|鬼才グザヴィエ・ドランが切り拓いた新境地息詰まるサイコサスペンス『トム・アット・ザ・ファーム』『わたしはロランス』などで知られる弱冠25歳の鬼才グザヴィエ・ドランが、監督・脚本・主演を務めたサイコサスペンス『トム・アット・ザ・ファーム』。10月25日(土)より、新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ有楽町、渋谷アップリンクほかで全国順次ロードショーされる。Text by YANAKA Tomomiケベック在住の劇作家ミシェル・マルク・ブシャールの戯曲を映画化19歳のときのデビュー作『マイ・マザー』がカンヌ国際映画祭で上映されるなど、早くからその才能が注目されてきたグザヴィエ・ドラン。2作目の『胸騒ぎの恋人』、日本でも話題となった『わたしはロランス』もカンヌ国際映画祭で上映され、今年のカンヌでも最新作の『Mommy(原題)』がコンペティション部門の審査員特別賞に輝くなど“天才”の名をほしいままにする若きフィルムメーカーだ。新境地を切り開いた『トム・アット・ザ・ファーム...
MOVIE|新鋭ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督最新作『複製された男』

MOVIE|新鋭ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督最新作『複製された男』

MOVIE|「自分と瓜二つの男を発見する」という謎が謎を呼ぶミステリードゥニ・ヴィルヌーヴ監督最新作『複製された男』ポルトガルのノーベル賞作家ジョゼ・サラマーゴの小説をカナダ人のドゥニ・ヴィルヌーヴ監督が映画化したミステリー『複製された男』。7月18日(金)より、TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショーされる。Text by YANAKA Tomomi一人二役を演じ切ったジェイク・ギレンホール新進気鋭監督として注目が集まるドゥニ・ヴィルヌーヴ。『灼熱の魂』がアカデミー賞外国語映画賞候補にあがるなど、国内外からいま、もっとも期待されるヴィルヌーヴが放つ、「自分と瓜二つの男を発見する」という謎が謎を呼ぶミステリーが到着した。主人公のアダムとアンソニーを一人二役で演じ切ったのは、『プリズナーズ』でもヴェルヌーヴ監督とコンビを組んだジェイク・ギレンホール。またアダムのセクシーな恋人にフランス人女優のメラニー・ロラン、妻役はカナダ人のサラ・ガドンが出演した。さらに、イングリッド・バーグ...
INTERVIEW|『黒いスーツを着た男』主演、ラファエル・ペルソナにインタビュー

INTERVIEW|『黒いスーツを着た男』主演、ラファエル・ペルソナにインタビュー

INTERVIEW|成功を掴みかけた男の哀しい転落劇『黒いスーツを着た男』主演、ラファエル・ペルソナ インタビュー(1)完璧な人生だった、あの夜までは――。犯すつもりのなかった罪を背負った“黒いスーツを着た男”。事件の日を境に、男は一気に奈落の底へと落ちていく。フィルム・ノワールの本場フランスから、先の読めないスリリングな展開が秀逸なクライム・サスペンスが到着した。8月31日(土)に封切りとなる本作の魅力を、主演のラファエル・ペルソナ自ら語る。Photographs by JAMANDFIX (portrait)Interview & Text by TANAKA Junko (OPENERS)仏映画界イチ押しの逸材その美貌とカリスマ性、卓越した演技で「アラン・ドロンの再来」との呼び声も高いラファエル・ペルソナ。本国フランスでは、今年だけで6本の主演作が公開されるほか、ファッション誌がこぞって特集を組み、彼の跡を追っている。さらに今年3月には、有望な若手俳優に贈られるパトリ...
MOVIE│構想15年、連載9年に及ぶ宮部みゆきの大作を成島出監督が映画化

MOVIE│構想15年、連載9年に及ぶ宮部みゆきの大作を成島出監督が映画化

MOVIE│構想15年、連載9年に及ぶ宮部みゆきの大作を成島出監督が映画化『ソロモンの偽証 前編・事件』『ソロモンの偽証 後編・裁判』ベストセラー作家、宮部みゆきが構想15年、執筆に9年を費やした超大作『ソロモンの偽証』が成島出監督により映画化。前後半にわけられ、『ソロモンの偽証 前篇・事件』は3月7日(土)から、『ソロモンの偽証 後篇・裁判』は4月11日(土)より、全国ロードショーされる。Text by YANAKA Tomomi1万人のオーディションで選ばれた33人の“14歳”男子生徒の不審死により、さまざまな思惑がうごめくなか、中学生自身が“学校内裁判”を開き、真実の犯人を探すミステリー超大作『ソロモンの偽証』。直木賞作家でもある宮部みゆきが2002年から2011年まで9年もの間連載し、総計2000ページ以上にも及ぶ集大成が満を持して映画化された。メガホンを取ったのは映画『八日目の蝉』で日本アカデミー賞など数かずの映画賞を総なめにした成島出。また『八日目の蝉』チームが再集結し...
MOVIE|インド映画の枠を超えた至高のエンターテインメント『女神は二度微笑む』

MOVIE|インド映画の枠を超えた至高のエンターテインメント『女神は二度微笑む』

MOVIE|予測不可能な展開の果てに訪れる驚愕の真実!インド映画の枠を超えた至高のエンターテインメント『女神は二度微笑む』『きっと、うまくいく』『マダム・イン・ニューヨーク』といった“歌わない、踊らない”新世代インド映画が相次いで大ヒットを記録。あらたなインド映画のブームが到来しつつあるいま、満を持して『女神は二度微笑む』が登場。2月21日(土)より全国順次公開される。Text by KUROMIYA Yuzuハリウッドも認めた巧妙なストーリーに思わず息をのむ『女神は二度微笑む』は、混沌とした熱気が渦巻く巨大都市コルカタ(旧名:カルカッタ)を舞台に、失踪した夫を捜すためにやってきたヒロインの想像を絶する過酷な運命を描いた本格派サスペンス・エンターテインメント。本作の面白さは、至るところに緻密な伏線が張り巡らされ、その裏に壮大なトリックが仕組まれたストーリーの妙にある。謎が謎を呼び、意外な事実が次々と浮かび上がってくる予測不可能な展開にぐいぐい引き込まれ、その果てに待つ衝撃的なラスト...
MOVIE|私たちの常識を“超越”した近未来サスペンス『トランセンデンス』

MOVIE|私たちの常識を“超越”した近未来サスペンス『トランセンデンス』

MOVIE|私たちの常識を“超越”した近未来サスペンスジョニー・デップ主演『トランセンデンス』『ダークナイト』『インセプション』の監督、クリストファー・ノーラン。そんな彼が製作総指揮を執り、主演にジョニー・デップを迎えたSF大作『トランセンデンス』が、6月28日(土)より全国公開される。Text by YANAKA Tomomiメガホンを取ったのは『インセプション』の撮影監督、ウォーリー・フィスターすべての情報がコンピューター化された壮大なる想像世界。それが“超越”を意味する映画『トランセンデンス』の舞台だ。圧倒的な映像美を作り上げ、アカデミー賞撮影賞など4部門を受賞した『インセプション』で撮影監督を務めていたウォーリー・フィスター監督が、SF映画に一石を投じるような作品を生み出した。主演はその独特のオーラで多くの人を魅了するとともに、数々のユニークなキャラクターを演じてきたジョニー・デップ。今回はコンピューターにアップロードされてしまった科学者、ウィルを演じる。彼ならではの演技で...
MOVIE|浅野忠信、二階堂ふみW主演で送る“禁断の愛”『私の男』

MOVIE|浅野忠信、二階堂ふみW主演で送る“禁断の愛”『私の男』

MOVIE|禁断の愛を描いた桜庭一樹による直木賞受賞作を映画化浅野忠信、二階堂ふみW主演『私の男』桜庭一樹が禁断の愛を描いた40万部を超えるベストセラー小説であり、直木賞受賞作を映画化した『私の男』。浅野忠信と二階堂ふみが“愛し合う父と娘”を演じる衝撃作が6月14日(土)より、新宿ピカデリーほか全国ロードショーされる。Text by YANAKA Tomomi映像化不可能といわれた作品に挑んだ熊切和嘉監督北海道を舞台に、10歳で孤児となった少女・花と、彼女を引き取る遠縁の淳悟。孤独だった二人が出会い、北の大自然のもとで愛し合う「禁断のラブストーリー」にして、ある殺人事件を描いた「至高のサスペンス」ともいえる『私の男』が公開される。刺激的なテーマと極限的な舞台設定から映像化不可能といわれた作品に、緻密な心理描写と映像表現が国内外で高く評価されている熊切和嘉監督が挑み、濃密で美しい世界を作り上げた。憂いと影を帯びながらも、どこか優雅な男、淳悟を演じるのは、数々のハリウッド大作に出演する...
MOVIE|クリスチャン・ベイル主演のクライム・ドラマ『ファーナス/訣別の朝』

MOVIE|クリスチャン・ベイル主演のクライム・ドラマ『ファーナス/訣別の朝』

MOVIE|家族、恋人を失い、絶望の淵に追い込まれた男の孤独な闘いクリスチャン・ベイル主演のクライム・ドラマ『ファーナス/訣別の朝』オスカー俳優クリスチャン・ベイルを主演に迎え、一夜にしてすべてを失われた男の孤独な闘いを描く『ファーナス/訣別の朝』。9月27日(土)より、新宿ピカデリーほかで全国公開される。Text by YANAKA Tomomiディカプリオやリドリー・スコットも名を連ねる豪華製作陣にも注目イラク戦争から帰還した心に傷を負う弟、そして愛しい恋人をともに失った男が一縷の望みを求めて世界の闇へと落ちてゆくクライムサスペンス『ファーナス/訣別の朝』が日本にも上陸。ロードショーされる。メガホンを取ったのは新鋭のスコット・クーパー監督。さらに製作にはレオナルド・ディカプリオやリドリー・スコットらビッグネームが名を連ねた。そして、主演を演じるのは『ダークナイト』のバットマンで一躍名をとどろかし、『ザ・ファイター』でアカデミー賞とゴールデン・グローブ賞の助演男優賞をダブル受賞し...
MOVIE|孤高の名優、フィリップ・シーモア・ホフマンが遺した最後の主演作『誰よりも狙われた男』

MOVIE|孤高の名優、フィリップ・シーモア・ホフマンが遺した最後の主演作『誰よりも狙われた男』

MOVIE|孤高の名優、最後の主演作にして最高傑作!極上のスパイサスペンス『誰よりも狙われた男』アカデミー賞受賞俳優フィリップ・シーモア・ホフマンが遺した最後の主演作。スパイ小説の大家『裏切りのサーカス』のジョン・ル・カレが、現代の諜報戦をリアルに描き出す『誰よりも狙われた男』が10月17日(金)より全国ロードショーされる。Text by KUROMIYA Yuzu混沌とした複雑な現代のスパイを描き出す今年2月、まだ46歳の若さで急逝したフィリップ・シーモア・ホフマン最後の主演作となるスパイサスペンス『誰よりも狙われた男』。原作は『裏切りのサーカス』の大ヒットが記憶に新しいスパイ小説の大家、ジョン・ル・カレの傑作ミステリーだ。“9.11”以降の複雑ないまの時代。冷戦時代の東西対立といったわかりやすい構図ではなく、テロ対策を軸にした現代の諜報戦をリアルに描き出し、従来のスパイ映画と一線を画すスリリングで緊迫感溢れる物語を生み出した。フィリップ・シーモア・ホフマンが演じるのは、ドイツ・...
MOVIE|新感覚の心理トラップ・ムービー『オオカミは嘘をつく』

MOVIE|新感覚の心理トラップ・ムービー『オオカミは嘘をつく』

MOVIE|クエンティン・タランティーノ監督が絶賛した展開と結末新感覚の心理トラップ・ムービー『オオカミは嘘をつく』イスラエルの森で起きた、ある凄惨な少女暴行殺人事件。気弱で善良そうな容疑者、容疑者に復讐をたくらむ被害者の父親、型破りな不法捜査に乗り出す粗野な刑事。なにが正義でなにが悪か── 恐怖と憎悪に満ちた3人の“オオカミ”たちによって繰り広げられる心理トラップ・ムービー『オオカミは嘘をつく』が、11月22日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほかにて公開される。Text by ENOMOTO Kozue(OPENERS)タランティーノ監督が選んだ昨年の「ベストワン・ムービー」、ついに公開2013年に開催された第18回釜山国際映画祭。上映後のティーチインに飛び入り参加したクエンティン・タランティーノ監督が「今年のナンバーワンの作品だ!」と興奮気味に発言したことで大きな話題となった本作。イスラエルの森でかくれんぼをしていた少女が行方不明になった。数日後、森の奥で少女の遺体が発...
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