和醸和楽|第12回  自然のパワーを借りて醸す酒「國権酒造」
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2015年5月27日

和醸和楽|第12回 自然のパワーを借りて醸す酒「國権酒造」

3月20日(土)、21日(日)は、福島春の陣

自然のパワーを借りて醸す酒 「國権酒造」

弊蔵は福島県の奥会津地方と呼ばれている南会津町という山間部に位置しております。冬季には県内有数の積雪量を記録し、同じ南会津郡には尾瀬を代表格とする湿地帯や白神山地よりも面積が広いブナの原生林があります。豊かな自然環境に恵まれた場所で、自然の力を借りつつ酒を醸しております。

文=和醸和楽Photo by Jamandfix(TOP)

「國権」のふるさと

ここ(写真下左)は、昨年国定公園に指定された田代山という山の頂上です。頂上が湿原になっている珍しい山です。草紅葉も綺麗なのですが、なかなか写真の腕が悪いもので……、標高2000m以上ある円錐形の形をした美しい山です。

冬には自分でかんじきをつくって、アニマルトッラキングを楽しんでいます(写真上右)。うさぎや狸(たぬき)などの足跡がいっぱい見ることができます。今年もそのイベントに参加する予定です。おいおい、酒造りはどうした?

「正直な酒」造り

創業明治10年。全商品特定名称酒のみの製造。製造石数800石。本年度平均精米歩合55%。厳選した酒造用米と地元・奥会津の清らかな水を仕込み水とし、少量生産による手造りの「正直な酒」をモットーにしております。米・水・麹・酵母をはじめ、原料処理から貯蔵に至るまで、すべてにこだわりをもって丁寧に管理しております。

南部杜氏・佐藤吉宏の手による大吟醸は、全国新酒鑑評会において四年連続、通算十四回金賞受賞。また、福島県で開発された酵母を用いた純米大吟醸「一吉」は、県新酒鑑評会純米の部において県知事賞を受賞。

「國権」と名の付く酒はすべて、消費者のみなさまに喜んで飲んでいただけるよう一本一本心を込めて醸しております。

ツツジの綺麗なときに写した門です

ちなみに昨年の田圃での様子です。この稲は、福島県が開発した唯一の酒米「夢の香」という品種です

今冬は雪が多い!!
雪は弊蔵にとって大切な仕込み水になってくれる自然の恩恵のひとつなのですが、年末からの雪には結構まいっています。暖冬だといわれていますが、たしかに例年よりは寒くはないのですが、その分重い大粒の雪が降り積もっています。

酒造りも人力ですが、雪かきも人力です。1月14日現在の状況です

写真ではわかりにくいかもしれませんが、まだまだ降っています

福島春の陣!!
3月20日(土)、21日(日)に、福島県郡山市で福島県の酒蔵が一堂に会して大々的にイベントを行います。各銘柄の試飲はもとより、地元・福島の美味しい郷土料理や、おつまみもご用意いたしております。興味のある方は、こちらまで!
http://www.fuku-harunojin.jp

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「國権(特別純米酒)」プレゼント

ウェブマガジン オウプナーズでの「和醸和楽 SAKEアカデミー」の連載で毎回紹介する日本酒(720ml)を3名さまにプレゼント。

ご希望の方は下記の応募フォームよりご応募ください。
当選された方には追ってご連絡させていただきます。

また、「日本酒についての質問」もお寄せください。採用された方には「和醸和楽」より人気の日本酒を進呈いたします。知りたい用語、素朴な疑問などどしどしお寄せください。

応募期間|2010年2月1日(月)~2月26日(金/午後12時)まで


応募は終了しました。
たくさんのご応募ありがとうございました。

           
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