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松永 学|MATSUNAGA Manabu
松永 学|MATSUNAGA Manabu

写真家。北海道根室市生まれ。父の影響で小学生から写真をはじめる。暗室デビューも同時期。高校卒業後上京。日本大学芸術学部写真学科卒。学生時代はアルバイトに明け暮れる。アングラアマチュア音楽バンドで、舞台演出写真スライドショー&キーボードを担当。欲しいレコードを買うために、マニアックなレコード店が多かった新宿駅界隈が庭となる。日本デザインセンター入社後、2年間で退社。フリーフォトグラファーになる。その後フランス・パリに移住。雑誌を中心にルポルタージュやポートレイトなどで幅広く活躍。昨年2009年12月より、『carnet de voyages』というタイトルで旅をテーマとしたweb写真集を発表している。iPhone+iPad+iPodTouch用アプリ(PhotoHorloge)でも展開中! パリ発『webマガジン chocolatmag』ではビジュアルを担当。コラム内"chocolat papa356J"で毎日更新の写真コラムもはじめる。叔父はジェイムス・ジョイスの翻訳で有名な、日本の英文学者・翻訳家である柳瀬尚紀氏。

chocolatmag http://www.chocolatmag.com/
carnet de voyages http://www.manabu-matsunaga.com/


パリ在住の写真家、松永学はヨーロッパにある庭を旅している。旅にはいろいろな行き先やかたちがあるが、なぜ松永学は庭を目指すのか。

「庭はタイムカプセルなのです。その場にいるかぎり、この世界がすべてと思えてしまうのです。なにかタイムスリップした感覚になる。我われの住む社会は、むなしくなるほどいろんな物が溢れていてカオスな状態なのです。その一角にオープンな空間をそれぞれの世界観で表現している庭を訪れると、本当に心が洗われる。これが庭を旅する理由です。現実逃避ではありません。ちょっとした道草です」

松永学にとって庭を旅することは、土地の横移動だけではなく、時間軸をも旅することにほかならない。そして道草。つまり庭は目的地ではなく、途中で寄るもの。こんな旅のスタイルがあってもいい。松永学が訪れた庭の写真とともに、我われも時空を超えた道草をしようではないか。



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