谷中フレンドの輪~谷中芸工展より~(2)

谷中フレンドの輪~谷中芸工展より~(2)

JAY TSUJIMURA

谷中フレンドの輪~谷中芸工展より~(2)

レプロット&SCAI THE BATH HOUSE

谷中界隈の魅力は、自分のアイディアで、自分で発信している人が多いところ。僕も張り合いになるし、みんな一緒に暮らしている感じでとても楽しい、あったかい町です。

Photo by JamandfixText by OPENERS

谷中の魅力を教えてくれたのが、「Leprotto(レプロット)」の高橋さんです

「レプロット」はイタリア語でうさぎ。今年の7月に現在の場所に引っ越してきました。商品は手づくり、手縫いの革小物で、イタリアから取り寄せる革素材も糸も選べる完全オリジナルです。型を切って、糸の穴を開けて、手で縫っていくのは、とても根気のいる仕事でしょうが、できあがったものを手に取ると、柔らかくてあたたかくて、大事に使いたくなります。完成まで2ヵ月は待つそうです。

縫っている作業を見ていると、時間がゆっくり過ぎていきますね。都会生活で忘れているものを思い起こしてくれます。谷中のお店と人は、だいたい“クウネル”というカテゴリーに入りますね。

レプロット
台東区谷中2-5-9
Tel.03-3827-8100

「谷中に住もう!」と決心させてくれた「SCAI THE BATH HOUSE」

まるで小さなMOMAのような雰囲気を感じさせてくれるのがアート・ギャラリーの「SCAI THE BATH HOUSE」です。200年の歴史をもつ由緒ある銭湯「柏湯」を改装していて、ニューヨークから帰ってきた僕が感じる日本のなかに、とてもモダンなミニサイズのMOMAがある。しかもいつも無料というのもまさに理想的。

古いだけでは僕は入り込めないので、モダン・サイドでとても刺激を受けています。谷中という町は、古さもモダンさも両方を受け入れられるんですね。