台湾・台中の自然豊かな温泉地に「星のやグーグァン」がオープン|HOSHINOYA Guguan
LOUNGE / TRAVEL
2019年6月11日

台湾・台中の自然豊かな温泉地に「星のやグーグァン」がオープン|HOSHINOYA Guguan

HOSHINOYA Guguan|星のやグーグァン

台湾第2の都市・台中にオープン。
「星のやグーグァン」

土地独自の歴史や文化を色濃く反映した、圧倒的な非日常の世界観を構築するラグジュアリーリゾートを国内外に展開する「星のや」。新たに2019年6月30日(日)、台湾・台中郊外の温泉地・谷關(グーグァン)に「星のやグーグァン」がグランドオープンする。

Text by OZAKI Sayaka

風と水を感じる大自然と、湯量豊富な温泉を楽しむステイ

台湾の台中郊外にある温泉地・谷關(グーグァン)に、「温泉渓谷の楼閣」をコンセプトとして、星野リゾートが台湾で初めてプロデュースするラグジュアリー温泉リゾート「星のやグーグァン」が、2019年6月30日(日)にグランドオープンする。湯量豊富な温泉と、山々に囲まれた谷あいに佇むロケーションを生かして、全室源泉かけ流しの半露天風呂を設けた客室、風と水を感じる開放的なパブリック空間、滞在シーンに合わせた料理など、グーグァンの豊かな自然を満喫できるステイが叶う。

土地の自然に融和し共鳴するようなランドスケープデザインに基づき、森の中の散策路を彷彿とさせる「ウォーターガーデン」や花で彩られた水路をはじめ、大浴場・プール・スパ・ダイニング・ライブラリーラウンジなど、敷地内のどこにいても水を感じられるよう設計されている。

上/ウォーターガーデン。下左/客室(月見)。下右/温泉スペース(月見)。

客室では、源泉かけ流しの半露天風呂で心地よい風を感じながら湯浴みを楽しみ、ゆったりとしたリビングや寝室で、思い思いの時間を過ごしたい。ほとんどの部屋がメゾネット式で、テラスと3つのベッドルームを備えた特別室「森羅」、温泉スペースが他タイプの2倍の「月見」、床座リビング(掘りごたつ)を備えた「風音」、年配の方や子ども連れにも適したフラットな造りの「山霞」、窓からの眺望が印象的な「水明」と、ステイの目的に応じて豊富な部屋タイプが揃う。

パブリック空間は、豊かに湧出する温泉と台湾中央山系の湧き水でデザインされている。グーグァン温泉は無色無味の弱アルカリ性炭酸泉で、肌への刺激が少なく通称“美肌の湯”とも言われ、大浴場ではその泉質をたっぷり堪能できる。日本的な木質系の内湯と、独創的なデザインの露天風呂で構成されており、グーグァンの自然を身近に感じる開放的な空間で湯浴みを楽しめる。

館内には湧き水を生かして、随所に水の気配を感じさせる仕掛けが。水路が張り巡らされたウォーターガーデンには心地よい水音が響き、入浴後は水路に咲く花々と涼風を楽しむ、そんな心身が蘇るステイを体験できる。

露天風呂。

夕食(先付け)。

料理は、温泉養生で長期滞在しても飽きがこないよう充実したラインナップで、台湾で親しまれている食材と日本料理の調理技法をかけあわせた新たな食の魅力に出合える。その一例として、チョウザメの南蛮漬けは、油でいったん揚げて旨味を凝縮させることで淡泊な味わいに変化をもたせ、酸味を効かせた南蛮ダレに漬けてさっぱりとした味わいに仕上げられ、温暖多湿な台湾の気候とも相性抜群。調理技法だけでなく、器にも九谷・備前・有田といった和の陶磁器を用い、味わいだけでなく目も楽しませてくれる。

木々のそよぎや湧水のせせらぎの音とともに温泉を堪能し、グーグァンの豊かな自然を身近に感じることができる。星のやグーグァンとは、贅沢な時間を享受できる新温泉リゾートである。

星のやグーグァン

住所|台湾台中市和平区博愛里東關路一段温泉巷16号
交通|台北松山空港より台北駅で乗り換え、高速鉄道台中駅から車で約90分
客室数|50室(全室半露天風呂付)
時間|チェックイン15:00、チェックアウト12:00
付帯施設|大浴場、プール、スパ、ダイニング、ガゼボ、ライブラリーラウンジ
宿泊|1泊1万8000台湾ドル~(1室当り、税・サ―ビス料別、食事別)※1台湾ドル=約3.45円(2019年6月6日調べ)
オープン|2019年6月30日(日)

問い合わせ先

星のやグーグァン

https://hoshinoya.com/

           
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