Cや3じゃない、高級セダンやスポーツセダンたち Part 1|アルファロメロ ジュリア

Cや3じゃない、高級セダンやスポーツセダンたち Part 1|アルファロメロ ジュリア

CAR IMPRESSION

Alfa Romeo Giulia QuadriFoglio |アルファロメロ ジュリア クアドリフォリオ

M3やAMGのCと真っ向勝負のイタリアン

毎年2月に日本輸入車組合(JAIA)がプレス向けに開催する試乗会からの一気乗りリポート。セダン編の第1弾として、BMW「M3」やメルセデスAMGの「C」の競合車としてアルファロメオがリリースした「ジュリア クアドリフォリオ」に試乗。

Text & Photographs by HARA Akira

0-100km/h加速3.9秒、最高速度307km/hとスーパーカー並みのパフォーマンス

ミドルクラスの高性能スポーツセダンを選ぶとしたら、まず頭に浮かぶのがBMW「M3」やメルセデスAMGの「C」になるのは間違いのないところ。長きにわたってそれを眺めていたイタリア勢から2015年、アルファ・ロメオ創業105年の節目に対抗馬としてデビューしたのが、後輪駆動セダン「ジュリア」の最上級バージョン「クアドリフォリオ」である。

アルファロメロ ジュリア クアドリフォリオ
アルファロメロ ジュリア クアドリフォリオ

フロントの限りなく奥側に搭載された排気量2,891ccのV型6気筒インタークーラ付ツインターボエンジンは、最高出力510ps/6,500rpm、最大トルク600Nm/2,550rpmを発生。フェラーリ出身のエンジニアが開発したとされるこの90度V6エンジンは、たしかにフェラーリ カリフォルニアTが搭載する90度V8と同じボア(内径)、ストローク(行程)なので、そこから2気筒分を減らしたモジュラーエンジンと考えれば話は早い。

ノーマルモデルではアルミ製だったエンジンフードやルーフパネルをカーボン製とすることで重量を削り、パワーウエイトレシオは3.0kg/ps切りを達成。電子制御の8段ATを介して後輪を駆動し、0-100km/h加速3.9秒、最高速度307km/hというスーパーカー並みの性能を誇っている。

アルファロメロ ジュリア クアドリフォリオ
アルファロメロ ジュリア クアドリフォリオ

全長4,635mm、全幅1,865mm、全高1,435mmのトロフェオホワイトカラーの試乗車は、キャビンを後方に配したいかにも後輪駆動車らしいフォルムで、盾の形状のフロントグリルに蛇が子どもを飲み込むアルファ伝統の紋章、カーボン製の可動式フロントスプリッター、フロント245/35、リア285/30の19インチピレリPゼロコルサを装着するガンメタのホイール、レッドブレーキキャリパー、リアのカーボン製スポイラーとディフーザー、左右2本出しマフラー、そして極め付きのフェンダーに貼り付けられたクアドリフォリオ(4つ葉のクローバー)のバッジ等々が所有欲を大いにくすぐってくれる。

Page02. 中回転域でのモリモリとした力強さが印象的なV6ユニット