マクラーレン720Sスパイダー、早くも日本上陸|McLaren

マクラーレン720Sスパイダー、早くも日本上陸|McLaren

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McLaren 720S Spider|マクラーレン 720S スパイダー

マクラーレン720Sスパイダー、早くも日本上陸

マクラーレン・オートモーティブは「720S スパイダー」のアジアプレミアを東京で行った。昨年12月にマクラーレン テクノロジーセンターで開催したウィンターボールでワールドプレミアして以来2番目の公開である。価格は3,788万8,000円からで、2019年3月より納車開始予定だ。

Text & Photographs by UCHIDA Shunichi

補強なく+49kg増に抑える

マクラーレン「720S スパイダー」最大の特徴は軽量化にあるだろう。通常オープンモデルを開発する際はベースモデルに対して補強等が発生し、相当な重量増となる場合がほとんどである。しかし、今回の720S スパイダーは、「720S クーペ」に対し49kgしか増加していない(乾燥重量1,332kg)。

理由はカーボンファイバー固有の強度と剛性によって追加補強が必要ないためだ。そのことは720Sクーペと同じAピラーが採用されていることからも分かる。結果、同セグメントのオープンモデルよりも88kg軽いクラス最軽量を実現したという。

49kg増は主にリトラクタブルハードトップ(RHT)に起因するという。この開閉機構は、電動式を採用することで開閉時間は同カテゴリー最速の11秒で、「650S スパイダー」より6秒早くなった。さらに50km/h以下での走行中にも開閉が可能だ(650S スパイダーは30km/h)。

作動時の静粛性も第1世代のスーパーシリーズに比べて、2倍の静粛性を実現しており、静かな図書館で聞こえてくる周囲の音と同じ程度だという。

RHTが開いているときには、リアウインドーはキャビンに流れ込む空気を最小にする最適な位置になるよう、自動的に下がると同時に、リアウインドー自体も独立して開閉が可能だ。ガラス張りのフライングバットレスは、最も高い位置でも650Sスパイダーより25mm低いため、空気がキャビン上部を通り、乱気流が必要最小限に抑制されている。

このガラス張りのフライングバットレスや、同じくガラスも用いられたルーフトップにより720Sスパイダーは良好な視界が確保されている。

マクラーレン・オートモーティブ・ジャパン リージョナル セールス マネージャーの平田寿樹氏によると、「ルーフにはオプションでエレクトロクロマティック機能が選べ、ボタンを押すだけでルーフをクリアにしたり着色することができます。このルーフと低い隔壁、ガラス張りのフライングバットレスの効果に加え、720SクーペのスリムなAピラーと組み合わせることで、このセグメントの他のスパイダーを凌駕するレベルの視認性とスペースが与えられています」と説明する。