アストン・マーティン初のSUVの正式名称を「DBX」に決定|Aston Martin

アストン・マーティン初のSUVの正式名称を「DBX」に決定|Aston Martin

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Aston Martin DBX|アストン・マーティン DBX

アストン・マーティン初のSUVの正式名称は「DBX」

アストン・マーティンは11月15日、開発中であるブランド初のSUVモデルの正式名称を「DBX」に決定したと発表した。また、アストン・マーティン チーフエンジニアのマット・ベッカー氏が最初のプロトタイプを駆り、英国ウェールズの過酷なラリーコースでテスト走行する動画も公開された。

Text by HARA Akira

北極圏、中東の砂漠、アウトバーンやニュル北コースでテスト予定

アストン・マーティンでは、今回最初のプロトタイプをウェールズで走行させたことは、DBX開発の初期段階で実施したさまざまなシミュレーションの結果を“現実の世界”へ移行させる作業の始まりだ、としている。今後は、雪と氷の北極圏、灼熱の中東の砂漠、アルプスのワインディングロード、ドイツのアウトバーンやニュルブルクリンク ノルドシュライフェ(北コース)の超高速コースでテストを実施する予定という。

動画に登場するDBXプロトタイプのボディは、ダークグレーにイエローラインのカモフラージュが施されており、赤く縁取られた象徴的な形状のフロントグリルや、ボディに対してコンパクトなキャビン、リアセンター部の盛り上がりなどが確認できる。

オフロードを豪快に走るプロトタイプのステアリングを握ったマット・ベッカー氏は「DBXの開発ではドライビングシミュレーターを使用し、さまざまな調整をしました。初期のプロトタイプで実際の道を走れるようにするには大変な労力が必要ですが、このクルマは完璧に近いシミュレーション通りのパフォーマンスを示しました。エンジニアとして開発中のクルマを実際に運転するのは非常にエキサイティングな体験です。DBXは従来のモデルとは全く異なるタイプのクルマですが、あらゆるテストを繰り返し、アストン・マーティンブランドにふさわしいドライブ体験をお客様に提供できると確信しています」とコメントした。

DBXは2019年の第4四半期に発表される予定で、生産はウェールズのヴェール オブ グラモーガンに建設中のセント アサン新工場で行われる。そこでは同社初の電気自動車「ラピード E」も生産される予定で、アストン・マーティンの“電動化の拠点”になるという。

アストン・マーティン・ラゴンダのアンディ・パーマー社長兼CEOは、「DBXプロトタイプの走行が開始されたことは、アストン・マーティン初のSUVモデルの歴史にとって記念すべき第一章。プログラムが現実のものとなった瞬間であり、セントアサン工場で生産される最初のモデルでもあります。アストン・マーティンの長い歴史における、輝かしい新時代が始まることになるでしょう」と語っている。