コンコルソ・デレガンツァ・京都 2018|Concorso d’Eleganza 2018

コンコルソ・デレガンツァ・京都 2018|Concorso d’Eleganza 2018

CAR FEATURES

コンコルソ デレガンツァ 京都 2018|Concorso d’Eleganza KYOTO 2018

春の京都に咲き誇る、クラシックカーの華

世界遺産に認定されている京都元離宮二条城において、3月30日から4月2日にかけて「コンコルソ デレガンツァ 京都2018」が開催された。第2回目となる今回のベスト オブ ショウはアルファロメオ「6C2500SSヴィラデステ」(1951)に決定した。

Photographs by UCHIDA Shunichi & UCHIDA ChizukoText by UCHIDA Shunichi

雅やかな桜とクルマの共演

2016年12月に初開催された「コンコルソ デレガンツァ 京都」。二度目となる今回は、まさに花盛りな時期を迎えた二条城で行われた。

「二条城といえば桜。なのでぜひ桜の季節に開催したかったのです」とは、主催者でありアートアクアリウムアーティストでもある木村英智さん。その言葉通り、見事に咲き誇る桜とクラシックカーの共演が実現した。

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ダットサンフェアレディ(左)とダットサンDC3

「コンコルソ デレガンツァ 京都」を世界屈指のコンクールデレガンスに育て上げたいと、「コンコルソ デレガンツァ ヴィラ デステ」や「ペブルビーチ コンクール デレガンス」の審査員や、クラシックカー系のジャーナリストを世界から招致。

また、出展車両も日本のみならず海外からも出展車を募り、世界に通用するレベルを目指し開催している。

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ジャッジの面々と受賞者

会場となったのは京都元離宮二条城内、二の丸御殿中庭。通常は非公開エリアとなるこの場所に約30台のクラシックカーが集合した。初回は特にテーマは決められなかったが、今回からは毎回何かしらのテーマが決められての開催だという。

今年のテーマはカロッツェリア トゥーリング。1926年にイタリア・ミラノに設立された老舗の名門カロッツェリアだ。スーパーレッジェーラ(超軽量)構造により、一躍有名となり、イタリアだけでなく、イギリスのメーカーも手掛けるようになる。

1966年12月に一度活動を休止するも、2012年にカロッツェリア トゥーリング スーパーレッジェーラとして復活。コンセプトモデルや少量生産モデルを積極的に展開している。

今回の「コンコルソ デレガンツァ 京都」でも、2012年のジュネーブモーターショーにデビューした8台限定のアルファ・ロメオ「8Cディスコヴォランテ」が3台展示されたほか、そのデザインモチーフとなった「C52ディスコヴォランテ」もイタリア本国の「ムゼオ ストーリコ アルファロメオ(アルファロメオ歴史博物館)」から来日。この2ショット展示は世界的にみても稀なシーンであった。

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アルファ・ロメオ8Cディスコヴォランテ(左)とC52ディスコヴォランテ(右)

出展車両に目を向けると、テーマの通りアルファ・ロメオ「6C2500SS スポーツベルリネッタ」(1939)やアストン・マーティン「DB4」(1961)など、トゥーリングボディを纏ったエレガントなモデルが多くみられた。

その中にはハリウッド女優のエリザベス・テイラーが初代オーナーだったマセラティ「3500GT」(1962)が出展され注目を集めた。このクルマは、1957年のジュネーブショーでデビューしたマセラティ史上初の量産型GTであり、現行のグラントゥーリズモの始祖となるモデルといえよう。

ボディカラーはゴールドに塗られているが、これはエリザベス・テイラー4番目の夫、エディ・フィッシャーがマセラティに特別にオーダーしたカラーで、赤いリボンをかけられて納車されたエピソードが残されている。

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エリザベス・テイラ―が所有していたマセラティ3500GT