新型アウディ「A7 スポーツバック」に試乗|Audi

新型アウディ「A7 スポーツバック」に試乗|Audi

CAR IMPRESSION

Audi A7 Sportback|アウディ A7 スポーツバック

新型アウディ「A7 スポーツバック」に試乗

6年ぶりのフルモデルチェンジを施されたアウディ「A7 スポーツバック」。その試乗会が今年2月、ジャーナリスト向けに開催された。パーソナル化の進むこの時代において、クルマのパーソナル化とはどういうものか。それを体現するような機能を手に入れた同モデルを、小川フミオ氏が南アフリカ・ケープタウンで確かめた。

Text by OGAWA Fumio

注目すべきは内面の進化

「アウディ A7 スポーツバック」がフルモデルチェンジ。2017年秋にお披露目されて、18年2月に南アフリカ・ケープタウンでジャーナリスト向けの試乗会が開催された。

新型A7 スポーツバックはファストバックスタイルを従来モデルから継承。ボディサイズもほとんど変わっていない。でも内容は大きく“進化”しているのが特徴だ。

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一つは動力性能で、もう一つは運転支援をはじめとするデジタル装備。ひとことで新型の特徴をいうと、新しい時代のパーソナルカーで、日常的にクルマを使う人にとっては特に頼りがいのある“パートナー”になりそうだ。

まず走りの面で注目してほしいのはシャシーだ。オプションになるが「ダイナミックオールホイールステアリング」と呼ばれる後輪操舵システムを採用した。

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前輪の舵角に応じて後輪を電気モーターで動かす。低速では逆位相にして小回りがきくようにし、60km/h以上では同位相に動き仮想ホイールベースを延ばすことで安定性を増す。

このシステムを採用したことをきっかけに、48ボルトの高出力モーターが使えるようになり、高速走行など低負荷時にエンジンを停止させたあと再起動させる速度域が高くなり、結果として燃費にも貢献。アウディでは高電圧バッテリーも追加した。充電はエンジンと、ブレーキング時の回生エネルギーによって行われる。これをして「マイルドハイブリッド」と呼んでいる。

エンジンにも見どころがある。スーパーチャージャーを廃して、ツインスクロールターボチャージャーを採用した。広範囲の回転域に対応させており、2,995ccのV6は250kW(340ps)の最高出力と500Nmの最大トルクを発生する。