ランボルギーニのスーパーSUV「ウルス」を日本初公開|Lamborghini

ランボルギーニのスーパーSUV「ウルス」を日本初公開|Lamborghini

CAR NEWS

Lamborghini Urus|ランボルギーニ ウルス

ランボルギーニのスーパーSUV「ウルス」を日本初公開

ランボルギーニは2月6日、新型高性能SUV「ウルス」を都内で報道陣に初公開した。ウルスは「アヴェンタドール」、「ウラカン」に続く同社の第3のモデルで、デザイン、パフォーマンス、ドライビング、エモーションというランボルギーニのDNAを、最も汎用性のある車両であるSUVに吹き込んだスーパーSUVとして開発。車名は、オーロックスとしても知られる大型の野生牛「ウルス」が、ランボルギーニの伝統であるスペインの闘牛と非常に近い外見をしていることから付けられたという。

Text by HARA Akira

0-100km/h加速3.6秒、最高速度305km/hのスーパーSUV

アンベールされた「ウルス」のボディは、新しいランボルギーニの時代が始まることを象徴するような輝くホワイトカラーだ。

全体の3分の2がボディ、3分の1がウインドーというランボルギーニ スーパースポーツカーの伝統を引き継ぐエクステリアは、盛り上がったボンネット、「カウンタック」から登場した斜めのフードライン、なじみのあるY字型ヘッドライト、六角形のテーマを表す大きなエアインテーク、サイドのパワフルなキャラクターライン、なだらかな角度をつけたリアウインドーなどが目を引く。

ボディの四隅には巨大な23インチ ホイールが配され、高い地上高を支えている。その内側には市販モデル中最大となるフロント440mm径のカーボンセラミックブレーキが装着されていて、高性能SUVであることをアピールしている。

s_lamborghini-urus_004
s_lamborghini-urus_008

最初に登壇したランボルギーニの研究・開発部門を担当するマウリツィオ・レッジャーニ取締役は、「ウルスは、他のランボルギーニ車と同様の高性能を楽しめるだけでなく、利便性や汎用性を併せ持つという先見的コンセプトによる万能スポーツカーである」と説明した。その心臓部は、フロントに搭載した4.0リッターV型8気筒ツインターボエンジンだ。

最高出力650hp/6,000rpm、最大トルク850Nm/2,250-4,500rpmを発生するランボルギーニ初のターボエンジンは、あらゆる場面を走行することが想定されるSUVモデルとして最適の選択だという。乾燥重量2,200kg以下、パワーウエイトレシオ3.38kg/hpというSUVに仕上げたことで、0-100km/h加速3.6秒、0-200km/h加速12.8秒、最高速度305km/h、100km/hからの停止距離33.7メートルというスーパースポーツカー顔負けの性能を手に入れた。

また、スーバーSUVの走りを支える要素として、ドライビングダイナミクスを最適化する「4WD+トルクベクタリング」、プラス/マイナス3.0度可動するリアステアリングにより、低速時の機敏性と高速時の安定性を提供する「4WS」などがあげられる。センターコンソールに備わるTamburo(タンブーロ)ドライブモード セレクターにより、上記をはじめとする車両のダイナミクスシステムを、走行シーンに応じて制御することが可能だ。

s_lamborghini-urus_011

具体的には、シフトレバーの左に位置するANIMA(アニマ)のレバーを引くことで、STRADA(標準)、STORT(スポーツ)、CORSA(トラック)と、今回ウルスに用意されたNEVE(雪上)の各モードをセレクトできるのだ。また、TERRA(オフロード)、SABBIA(砂漠)というモードモードもオプションで設定することができるという。

右側のレバーは、快適な乗り心地からスポーティでアグレッシブな走りに適したセッティングまでをドライバーの好みに応じてカスタマイズできるEGO(エゴ)モード。これを可能にしたのが、ランボルギーニ初の電気機械式アクティブロールスタビライゼーション システムと、アダプティブエアサスペンションだという。

s_lamborghini-urus_009
s_lamborghini-urus_012

一方のインテリアは、六角形が施されたエアベントやドアハンドル、カップホルダー、エアバックモジュール、ドライバー側に向いたダッシュボードなどランボルギーニ車らしい統一感があるもので、Tamburoセレクターが新型SUVモデルであることを主張している。

公開されたモデルはレッドカラーのレザーシートが装備され、ブラックとシルバー、カーボンを使用した各パーツとのコントラストがスポーティさを強調するモデルとなっていた。

気になる後席は、ロングホイールベースを生かしたゆとりある足元スペースだけでなく、頭上空間も十分に確保された広々としたもの。フロントシート背後にモニターまで装着したコンフォートな空間になっているのには驚いた。また、トランクスペースも容量616リットルと十分。ベンチシート仕様であれば、折りたたむことで1,596リットルまで拡大が可能となっている。

安全面では先進運転システムADASを搭載したのも新たなニュースで、フォルクスワーゲン グループの新型モデルと同等となるレベル2(SAE基準)を達成した支援システムになっている。衝突防止・緩和のPreCognitionシステムや、渋滞時に自動追従するクルーズコントロールは標準で、オプションで交通管理システムやトップビュー カメラも選択できる。