世界遺産 京都 清水寺の夜間特別拝観を体現する|アメリカン・エキスプレス

世界遺産 京都 清水寺の夜間特別拝観を体現する|アメリカン・エキスプレス

LOUNGE FEATURES

アメリカン・エキスプレス|世界遺産 京都 清水寺の夜間特別拝観を体現する

世界遺産・清水寺で過ごす、特別な秋の京都

世界中から観光客が集まる京都で、屈指の人気を誇る世界遺産・清水寺。11月11日から恒例の秋の夜間特別拝観が始まるが、これに先駆け、先月21日、アメリカン・エキスプレスのカード会員限定の夜間拝観イベントが催された。

Text by YAMAMOTO mayumi(honu)

東山にある北法相宗大本山・清水寺は、「清水の舞台」で知られ、世界遺産にも登録されている古刹。近年は海外からの参拝客も多く、ワールドワイドな人気スポットとなっている。今回のイベントは、アメリカン・エキスプレスがカード会員を対象に、一般拝観終了後の清水寺の境内を貸切り、特別に用意したさまざまな趣向でもてなすというもの。2014年から行われており、大好評を博している。

この日はあいにくの雨模様にもかかわらず、多くの参加者の姿が見られた。

清水寺ゆかりの上方落語の世界に浸る

イベント全体の参加者1,000名のうち、一部である150名は大講堂の円通殿からスタート。ここでは今回の大きな見どころ、森清範貫主の法話と桂米團治師匠による上方落語「はてなの茶碗」の上演が行われる。会場は全国から参加した老若男女で埋まり、早くも熱気を感じる。

まず、今年日本での開業100周年を迎えるアメリカン・エキスプレスの代表より挨拶があり、続いて森貫主の法話が始まった。

世界遺産 京都 清水寺の夜間特別拝観を体現する|アメリカン・エキスプレス  02
世界遺産 京都 清水寺の夜間特別拝観を体現する|アメリカン・エキスプレス  10

毎年年末に発表される「今年の漢字」の揮毫でもおなじみの森貫主。法話は中秋の名月の話から、日本人の宗教に対する寛容性や明治の廃仏毀釈の話、本堂の修理の話、清水焼の成り立ちなど、多彩な話題を織り込みながら、京都弁のパワフルかつ親しみやすい語り口で心のあり方について説かれていく。ユーモア溢れる話術に一気に引き込まれ、ありがたいお話に聞き入った。

続いて、桂米團治師匠が登壇し、お待ちかねの「はてなの茶碗」を上演。778年開創の清水寺は、古くから観音霊場として信仰を集め、古典文学や歌舞伎、古典落語などにも数多く登場している。「はてなの茶碗」もその一つで、米團治師匠の父で人間国宝の故・桂米朝師匠が戦後復活させ、得意としていたもの。清水寺ゆかりのこの演目が、特別に披露されるのだ。

世界遺産 京都 清水寺の夜間特別拝観を体現する|アメリカン・エキスプレス 04

「はてなの茶碗」の噺は、清水の音羽の滝のほとりにある茶店から始まる。大坂出身の油屋が茶屋で休んでいると、京で有名な目利きの茶道具商が店の茶碗を「はてな」と不思議そうに眺めていた。「これは値打ちのある茶碗に違いない」と考えた油屋は、茶屋から茶碗を2両で買い取り、高値で買い取ってもらおうと茶道具商のところへ行くが…。何の変哲もない安茶碗が、ひょんなことから関白、帝のお墨付きを得て、最終的には千両の値打ちになるという物語が、米團治師匠の端正な語りで面白おかしく紡がれていく。大坂の油屋、京の豪商、公家と、登場人物の演じ分けも見事で、語りの巧みさに会場も爆笑続き。最後に全員で米朝一門お決まりの“米朝締め”を行い、お開きとなった。

その後、清水寺執事補の大西英玄氏より清水寺の見どころの紹介を伺い、次なるお楽しみ、夜間特別拝観へと向かった。