意味のあるアシンメトリー。日本の磨き技術を施した逸品プロダクト|ISSEY MIYAKE WATCH

ISSEY MIYAKE WATCH|意味のあるアシンメトリー。日本の磨き技術を施した逸品プロダクト

Watch & Jewelry NEWS

ISSEY MIYAKE WATCH|イッセイミヤケ ウオッチ

グランド・ツーリング(大いなる旅)をテーマとした
KEN OKUYAMA DESIGNによる機械式クロノグラフ

国内外の有力デザイナーが渾身作を発表するISSEY MIYAKE WATCH プロジェクト。このプロジェクトに、ついに奥山清行氏が参加した。数々のカーデザインを手掛けてきた奥山氏らしく、彼が選んだテーマは、「グランド・ツーリング」。大いなる旅を予感させるプロダクトは、徹底した機能主義のもと、既成概念をモノトモセズ、堂々とした風格を誇っている。

Text by TSUCHIDA Takashi(OPENERS)

シンプルで斬新。そして長く愛されるデザインを求めて

これだけ不可思議な形状をしているのだから、もっと不可思議なデザインテーマなのかと思いきや、その逆。ド直球だった。

「ステアリングを握っている間も視認性を高めるために、スモールダイアルの位置はそのまま、ダイアルの中心円を偏心させ、12時周りのインデックスを大きくしました」(奥山清行氏)

敢えて偏心させ、なおかつスモールダイアルを大きく見せる意図だ。クルマのインパネから着想を得たデザインである。そしてラグの上下で角度と長さが異なっている。人間工学的アプローチに基づき、装着時にウオッチヘッドがユーザー側へ傾くよう、手前のラグが垂直に近い角度で短く、奥のラグが長くて角度が緩い。

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「すると腕が振れても、ケースがズレにくいんです。メタルブレスでも革バンドでも効果は等しく、サイドを削り、軽量化したことで、着け心地も快適です」(奥山清行氏)

「グランド・ツーリング」というカテゴリを初めて使用したのは、イタリアのランチア・アウレリアである。スーパースポーツとは異なり、「グランド・ツーリング」の醍醐味は、並外れた高性能な機械をフルに楽しむための旅。旅の

お供としての道具ではなくて、道具そのものを楽しむ旅にある。

そうした旅をサポートするための時計として、このモデルは考えられている。ゆえにドライブ中にふと時計に目をやったアクションに時計が忠実に応えるべく、時計ケースはズレてはならず、一瞬で時刻を判読できる視認性の高さが必要なのだ。

一方で奥山氏がこだわったのは、日本の技術である。なかでも金属研磨は、日本が秀でた技術のひとつである。

「磨きとは金属の魅力を極限まで高める極めて重要な工程です。今回の商品開発では、日本の最高レベルの技術を活かしました。それがスイスでもなく、イタリアでもフランスでもイギリスでもなく、日本の職人だからこそ実現できる質感となっています。そのことを、ぜひ皆さまに知っていただきたい。そんな思いを込めました」(奥山清行氏)

磨きが最も美しく映えるように、デザインは敢えて控えめに。金属面が美しく見えるための構成を理詰めで考え抜き、一見、オーソドックスにも見える形状に至ったという。

搭載するムーブメントは、セイコーの垂直クラッチ方式メカニカルクロノグラフ。この作動方式は、スタート・ストップ時の針飛びが少なく、耐衝撃性にも優れている。

加えて、プッシュボタンの確実な押出感をユーザーに与えるために、ピラーホイールと呼ばれる主要パーツを併用。ユーザーの操作フィールまでもデザインしているところが、気が利いている。

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メタルブレスレットもしくはレザーストラップ、そしてカラーバリエーションを含め全4種類(各100本限定)。いずれも機能を理詰めで追求した現代のクロノグラフとして、後世に語り継がれるモデルとなるだろう。

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Ref.|NYAG701(左)、NYAG702(右)
ムーブメント|自動巻き(手巻き付き)Cal.8R48
パワーリザーブ|約45時間
ケース&ブレスレット素材|SS(NYAG702は硬質コーティング)
ケース径|45.2mm
ケースバック|シースルー
防水|10気圧
価格|34万円(左)、36万円(右) ※いずれも税別
限定|各100本

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Ref.|NYAG703(左)、NYAG704(右)
ムーブメント|自動巻き(手巻き付き)Cal.8R48
パワーリザーブ|約45時間
ケース素材|SS(NYAG703は一部硬質コーティング)
ケース径|45.2mm
ケースバック|シースルー
ストラップ|レザー
防水|10気圧
価格|31万円(左)、29万円(右) ※いずれも税別
限定|各100本

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奥山清行(おくやま・きよゆき)
KEN OKUYAMA DESIGN代表
1959年山形県生まれ。ゼネラルモーターズ・チーフデザイナー、ポルシェ・シニアデザイナー、ピニンファリーナ・デザインディレクター、アートセンターカレッジオブデザイン工業デザイン学部長を歴任。フェラーリ エンツォ、マセラティ クアトロポルテなどの自動車やオートバイ、鉄道、船舶、建築、ロボット、テーマパークなど、数多くのデザインを手掛ける。

問い合わせ先

セイコーウオッチ お客様相談室

0120-181-671

http://www.isseymiyake-watch.com