キャデラックの新モデル「XT5」国内導入|Cadillac

キャデラックの新モデル「XT5」国内導入|Cadillac

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Cadillac XT5 Crossover|キャデラック XT5 クロスオーバー

キャデラックの新モデル「XT5」国内導入

ゼネラルモーターズ・ジャパンは2017年10月28日から販売を開始するラグジュアリー クロスオーバーのキャデラック「XT5 クロスオーバー」を発表した。価格は668万5,200円から。

Text & Photographs by UCHIDA Shunichi

アーキテクチャから刷新したニューモデル

XT5クロスオーバー(以下XT5)は、キャデラックが進めるブランド改革の一環として誕生したクルマだ。その証として、クロスオーバー系を指す“XT”の称号が与えられている。ちなみにセダン系は“CT”となり、その第1弾は先般導入された「CT6」である。

日本ではこれまで同じポジションに「SRXクロスオーバー」が存在していたが、XT5はその後継となるモデルだ。

今回日本に導入されるモデルは「ラグジュアリー」と「プラチナム」の2グレード。ラグジュアリーは来年初旬からデリバリーが開始される。

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搭載されるエンジンは3.6リッターV型6気筒VVTで、最高出力314ps、最大トルクは368Nmを発生。エンジンへの負荷に応じて6気筒から4気筒に自動で切り替わる気筒休止およびアイドリングストップ機能も備わっている。なお燃費はSRXクロスオーバーと比較し約10パーセント向上しているという。

またAWDはモードセレクト機能付きのツインクラッチを採用。走行状況や路面の変化に応じて前後輪のトルク配分を変えることが可能で、前後100パーセントのトルク配分もできる。また後輪に関しては、左右のトルク配分も最適化することで、悪天候や滑りやすい路面、またコーナリング時においても安定した走りを実現する。

XT5では新型のアーキテクチャを採用。これはモジュール化されミッドサイズSUVからフルサイズのクロスオーバーまで対応することが可能なもの。したがって、今後予定されているXT5の上下に位置するモデルにも採用される予定だ。

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軽量化とともに俊敏な走行性能を両立させるため、高張力鋼板を適所に採用。全ての部品の強度分析を行い、構造上最も強度が必要で、安全性確保に欠かせないセーフティー ケージなどには、最も強度のある鋼板を使い、安全性や構造上の剛性が必要のないボディ造型などの部品には、通常の鋼板を薄くして使用。また、鋼板の溶接の部分では、レーザー溶接からスポット溶接まで最適な技術を駆使している。

特にGMが特許を持つ軽量構造用接着技術においては、直線で換算すると約24メートルもの構造用接着剤を使用。この結果、従来の工法に比べて、剛性が上がり、SRXと比較し90kgの軽量化を実現した。

ゼネラルモーターズ・ジャパン代表取締役社長の若松格氏は、「SUVと思えない軽快な走りを実現しています」とその完成度を強調した。