連載・藤原美智子 2017年3月|簡易式ファスティングでデトックス

連載・藤原美智子 2017年3月|簡易式ファスティングでデトックス

COUTURE of LIFE:Essay and a story

連載・藤原美智子 2017年3月|簡易式ファスティングでデトックス

“簡易式”ファスティングで気軽にスッキリ・ツルツル肌に

以前こちらの連載でファスティングのことについて記事を書いたことがあります。それ以降、お正月開けや夏の終わり頃などに低速ジューサーで絞ったジュースでファスティングを定期的にしているのですが、今年はまだ。「そろそろ、しようかなー」と思っていた矢先、立て続けにテイクアウト用のコールドプレスジュースをいただく機会がありました。そして「身体の中がスッキリ!」という感覚が蘇りました。これは「そろそろ、しなさい」という啓示(!)かもしれないと思い、久しぶりにファスティングをしてみることに。

Photographs & Text by FUJIWARA Michiko

断食を初体験したのは13年前

ところで、私が初めてファスティングを体験したのは13年前。雑誌の取材で、「ヒポクラテック・サナトリウム」という断食施設で5泊6日のコースを受けたことがあります。3日間、ビタミンとミネラルを補うためのニンジンジュース(ニンジン3本とリンゴ1個で1回分)と、他には黒砂糖入りの生姜紅茶や梅干し、合間に具のない味噌汁といったメニューで断食(当時は“ファスティング”という言葉は使われていませんでした)。そして2日かけて少しずつ普通の食事に戻していくというコースです。

主催しているのは断食で有名な石原医師。食べ物の過剰摂取は排出を抑えてしまうことになり、それが様々な病気の元となる。断食はそんな食べ過ぎによって処理しきれずに残っている老廃物を排出させて、自然治癒力を増進することができるという石原医師の理論を基に断食が行われています。

またジュースにすることで消化器官に負担をかけずに、人間に必要な栄養素である人参のビタミンAやミネラルといった栄養素を届けることができるということで断食の間、人参ジュースを飲むのですが、そのお陰で辛すぎて脱落するということもなくできたのかもしれません。

断食体験して驚いたこと

まず私が驚いたのは、チェックインした日の夕食にニンジンジュースだけをいただいた翌朝、なんと白目が白くなっていたことです。「えー!一回の断食で?!」と不思議に思ったことを今でもハッキリと覚えています。さらに次の日の朝、鏡を見てさらに驚いたのは肌が白くなっていたこと、そして瞳がキラキラしていたこと。

断食をする最大の目的は痩せるためというよりも、固形のものを摂らないことで日ごろ酷使している内臓や胃腸器官を休めること。そして消化に使われているエネルギーを細胞や神経の修復に使うこと。そして身体に溜まっている毒素を排出しやすくすること。こうした効果が白目の白さや瞳の輝き、肌の透明感といったものに表れたというわけです。

久しぶりに簡易式なジュースクレンズをしてみた

それから、しばらくはファスティングのことを忘れていたのですが、2012年8月の記事に書いたように、傷の回復を狙って初めて自分でトライすることに。効果は施設で行ったと同じような効果を得ることができました。それからは暴飲暴食が続いた正月開けや夏の終わり、あるいは広告出演の撮影の前などに2日程度、野菜と果物で作ったジュースでファスティングをするようになりました。 

でも「今年のお正月は暴飲暴食をしなかったから、しなくてもいいかなー」と思っていた矢先、ジョンマスターオーガニック トーキョーのインナービューティバーや、ライブジュースのコールドプレスジュースを立て続きにお土産としていただき、「やっぱり、してみよう!」ということに。

しかも時期は春。冬の間中、身体はエネルギーを溜め込む性質があるので脂肪や老廃物が溜まりがち。そして春は排出モードが高まっていく時期。つまり、この時期に断食をするとより効果が高まるというわけです。でも二日間の“完全断食”は、やはり辛い……。ということで、簡易式なファスティングをすることにしました。

まず朝はいつものように季節の果物を2種類食べて、昼は庭に育っていた春菊とコリアンダー、買ってきたリンゴとキャベツとリンゴ、それに少しレモン汁を加えたスムージーを。そして夜はリンゴとニンジンのジュース。翌朝は小松菜とリンゴのスムージー、昼はサラダだけというように徐々に普通食に戻して終了。

でも、これくらいだったら決意(!)も気負わなくてもできるし、ファスティング後は徐々に普通食に戻すことが何よりも重要ですが、それもちょっと気をつけるだけでもOK。これからは、ちょっと暴飲暴食が続いた時、あるいはちょっと体調がすぐれない時など気軽に実行して、いつでも老廃物がたまっていないような身体を目指そうかと思っています。そうそう、こんな簡易式ファスティング(ファスティングというよりも“クレンズ”という感じでしょうか)でも翌朝の肌がツルツルになったことも、私のヤル気に火がついた大きな理由です(笑)。

01

「homemade」
愛用の低速ジューサー「Hurom」で作った人参とリンゴ、レモン汁のジュース。


01

「Live Juice」
「ライブジュース」のコールドプレスジュース。ボトルの大きさは150mlと300mlの2種類。この他にもアーモンドを使用したものやスムージーも。また半日クレンズ用や1日コース用のセットを電話で予約できるし、配達可能地域であれば届けてくれるデリバーサービスも。
livejuice.tokyo/


01

「INNER BEAUTY BAR」
「john masters organics TOKYO」内にあるカフェ「インナービューティバー」のメニューの一つ、コールドプレスジュース。写真に写っている他にも何種類も用意されていて、好きなものを、あるいは「胃腸を整えたい」とか「肌と整えたい」「身体を温めたい」というように目的別にもセットで用意されているので便利。もちろんカフェ内でもテイクアウトでもOk。
https://johnmasters.tokyo/inner-beauty-bar

ABOUT
FUJIWARA Michiko

ラ・ドンナ主宰。 ヘア・メイクアップアーティスト/ライフスタイルデザイナー 多くの雑誌や広告撮影のヘアメイク、執筆、化粧品やファッション関連のアドバイザー、講演、TV出演などで幅広く活躍している。 また美容だけではなく、 …