ゴルフ R ヴァリアントに試乗|Volkswagen

ゴルフ R ヴァリアントに試乗|Volkswagen

CAR IMPRESSION

Volkswagen Golf R Variant |フォルクスワーゲン ゴルフ R ヴァリアント

ゴルフ R ヴァリアントに試乗

速くて、たくさん積めて、どこにでも行ける

ゴルフのラインナップにおいて最もハイパフォーマンスを誇る「ゴルフ R」。そのワゴンモデルたる「ゴルフ R ヴァリアント」に、モータージャーナリストの大谷達也氏が試乗した。

Text by OTANI TatsuyaPhotographs by ARAKAWA Masayuki

280psの2リッター・ターボ+4WD

強いもの、万能なものに憧れるのは男の子に共通の傾向だろう。幼い頃に建設機械に見とれたり、電車に強い関心を持ったりするのはその典型だし、一つの目的でしか使えないものよりも様々な用途やシチュエーションで使えるもののほうにより強く惹かれるのは多くの男の子に見られる特徴といえる。

同じことはクルマについても言えて、ただ速いだけのクルマよりも、人や荷物がたくさん積めて、どんな路面でも力強く走り抜けるクルマのほうがより人気があったりする。人によっては、オトナになるにつれてそういった“万能欲”が衰えるケースもあるようだが、ただ速いだけでなく、どんな目的にも使えるクルマに今も憧れ続けている人たちにぴったりなモデルが登場した。それが、「ゴルフ R ヴァリアント」である。

Volkswagen Golf R Variant |フォルクスワーゲン ゴルフ R ヴァリアント
Volkswagen Golf R Variant |フォルクスワーゲン ゴルフ R ヴァリアント

「あのちっぽけなゴルフが?」などというなかれ。外寸的には一応Cセグメントに属するゴルフだが、その室内は下手なDセグメントよりずっと広く感じられる。しかも、ワゴンボディのヴァリアントだったらラゲッジスペースも広々。実用性に関していえば、これ以上のスペースが求められるケースはむしろまれだろう。

速さはどうか? フロントに搭載されるのは直列4気筒2.0リッターターボだが、最高出力は実に280psに達する。ちなみに最高出力300psの本国仕様では0−100㎞/h加速が5.1秒というから、日本仕様もそれに近い俊足の持ち主と見て間違いない。

しかも、このゴルフ R ヴァリアントは歴代のゴルフ R同様、4WDシステムを搭載している。無論、4WDといってもオンロード用に最適化されたものだが、いざというときには雪道などの滑りやすい路面でも威力を発揮してくれるはず。つまり、速くて、たくさん積めて、どこにでも行けるという、男の子が憧れる要素がずらりと揃っているのがゴルフ R ヴァリアントなのだ。