美と健康に良い、セレブに人気の“コンブチャ”とは?|INTERVIEW

INTERVIEW|美と健康に良い、セレブに人気の“コンブチャ”とは?

LOUNGE INTERVIEW

INTERVIEW|「コンブチャワンダードリンク」のオーナー、スティーブン・リーが語る

美と健康に良い、セレブに人気の“コンブチャ”とは?

ミランダ・カーやマドンナなど、多くのセレブリティが愛飲していることで話題のコンブチャ。アメリカ、とくに西海岸での注目度が高く、現地のオーガニック系スーパーの店頭には様々なコンブチャが並んでいるとか。その人気の秘密を、コンブチャ専門ブランドの中で一番歴史の長い「コンブチャワンダードリンク」のオーナー、スティーブン・リー氏に聞いた。

Photographs by TANAKA TsutomuText by YOSHIOKA Mina

新世代のスーパー発酵ドリンクとして注目!

――“コンブチャ”といえば、日本人の多くが思い浮かべるのが“昆布茶”だと思います。コンブチャとはどういうものなのですか?

日本人には“コンブチャ”=“昆布茶”で、誤解を招くネーミングだということは知っています(笑)。コンブチャは昆布とはまったく関係なく、お茶をバクテリアと酵母菌で発酵させた飲み物のこと。その発酵過程で生まれる有機酸(グルコン酸、乳酸、酢酸)やアミノ酸、ポリフェノールなど、消化機能や腸内環境といった代謝の改善に役立つといわれる栄養素をたくさん含んだスーパー発酵ドリンクなんです。

b「コンブチャワンダードリンク」のオーナー、スティーブン・リーが語る

“紅茶キノコ”と言えばピンと来る人もいるかもしれません。1980年頃、日本で一大センセーションを巻き起こした紅茶キノコを覚えていますか?菌塊がまるでキノコのように見えることからそう呼ばれ、当時は多くの家庭で育てられていましたよね。その紅茶キノコが、コンブチャとして再び脚光を浴びているのです。

――今や全米では100以上もあるコンブチャブランド。その先駆けともいえる「コンブチャワンダードリンク」をはじめたきっかけは?

曽祖父がハーブの専門家だったこともあり、お茶にはずっと興味を持っていました。そんな私に、ロシアに住むビジネスパートナーのお母さんがコンブチャを紹介してくれたのがはじまりです。菌の塊の半分をいただき、自宅のキッチンで育てました。しばらく自分で試した後、ビジネスとしてやっていこうと思い2005年に会社を設立しました。ナチュラルフードのお店にコンブチャワンダードリンクの話をしたところ、「栄養素が手軽に摂取できる新しいヘルシードリンク」と太鼓判をもらったので、積極的に動きはじめたんですよ。

――多数あるコンブチャブランドと「コンブチャワンダードリンク」の違いは何ですか?

一番美味しいところかな(笑)。そもそも、コンブチャは味に少しクセがあるので、好き嫌いが分かれるかもしれません。誰もが美味しく飲めるように、「コンブチャワンダードリンク」は味わいに相当こだわりました。紅茶やウーロン茶などのお茶にバクテリアと酵母菌でできた菌塊(SCOBY/スコビー)と砂糖を加えて発酵させ、フルーティーな酸味と微炭酸が感じられる果実ソーダのような味わいに仕上げています。お茶ベースなので一般的な炭酸飲料やジュースと比較して糖分が4分の1以下。近年、問題視されている人工調味料も一切使用していません。このオーガニックで低カロリーというのも人気のひとつです。

さらに、コンブチャブランドの中で、常温で長期保存可能なのが「コンブチャワンダードリンク」だけなのです。豊富な栄養素はそのままに、生菌のみを丁寧に低温殺菌することで常温保存可能な缶タイプが実現し、日本でも発売出来るようになりました。

――日本で発売された4フレーバーは、ティーマイスターでもあるスティーブン・リー氏こだわりの絶品グルメレシピだとか。

ウーロン茶ベースの「Traditional(トラディショナル)」、レモンの香りが効いた「Green Tea&Lemon(グリーンティ&レモン)」、ウーロン茶をベースに洋ナシが香る「Asian Pear&Ginger(アジアンペア&ジンジャー)」、ジャスミン茶ベースの「Niagara Grape(ナイアガラグレープ)」の4フレーバーを日本では販売しています。私が個人的に好きなのは、一番ベーシックな「トラディショナル」。リンゴ酢を炭酸水で割ったものと似ていて、後味にウーロン茶らしい香りが残るもの。甘過ぎずにさっぱりとした飲み口です。

――「コンブチャワンダードリンク」のおすすめの飲み方はありますか?

ビターズというカクテルに入れるリキュールがあるのですが、それを「トラディショナル」に数滴入れて飲むのが美味しいんですよ。キンキンに冷やしたシャンパングラスに入れて飲むのもおすすめです。

また、コンブチャはカクテルや料理にも使えるのが魅力です。酸味を生かしてホットワインやコンブチャハイボールのカクテルから、加えることで豊富な栄養素を補えるグリーンスムージー、好きな野菜をコンブチャに浸して作るコンブチャピクルス、柔らかくて美味しいチキンのコンブチャ煮まで、幅広いレシピに活躍してくれます。酸味があるのでお酢のかわりに使う人も多いようです。そのレシピが載った本も出ているので、ぜひチェックしてみてください。

――そのまま飲んでも良し、料理に使っても良しのコンブチャ。長年にわたりスティーブンさんが取り入れてみて、一番の効果は何だと思いますか?

コンブチャは発酵飲料ならではの良さがあります。内臓に働きかけ、身体の毒素を排出するデトックス効果があるといわれています。その相乗効果として美容にも役立つといわれ、女性はそのために飲みはじめる方もいますね。さらに、ポリフェノールも豊富に含まれています。その効果は……コンブチャがここまで広まり、みんなに飲まれているということが一番の証拠だと思いますよ。

日本での取り扱い店舗は、PLAZA、ナチュラルローソン、成城石井など。
オンラインは、recocochi、アンジェweb shopなど。
参考価格:缶タイプ(250ml)370円、瓶タイプ(414ml)800円。
4月から瓶タイプに新フレーバー「ジュニパーベリー、スペアミント&レモンマートル」が追加。

b“コンブチャワンダードリンク”のオーナー、スティーブン・リーが語る。

スティーブン・リー|Stephen Lee
「コンブチャワンダードリンク」設立者兼オーナー。「STASH TEA」(1993年「山本山」に売却)と「タゾティー」(2000年「スターバックス」に売却)を立ち上げ、アメリカ人にそれまで馴染みが少なかった高い品質と価格の紅茶を浸透させた立役者として“アメリカの紅茶王”と呼ばれる。上記の2つのブランドを売却後、ロシアの知人宅を訪れた際に1000年以上前から存在するとされる古代発酵飲料“コンブチャ”に出会い、夢中に。2001年にポートランドで「コンブチャワンダードリンク」設立。13年には、ヒマラヤの麓からとれるお茶を通してチベットの孤児を救うため非営利のオーガニックティーブランド「ティーチベット」(日本未発売)を設立し、社会貢献にも尽力する。

問い合わせ先

クロンティップ

TEL 03-5988-7225