「School Music Revival」プロジェクトスタート

「School Music Revival」プロジェクトスタート

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被災地の子どもたちを音楽と楽器の力で笑顔に

「こどもの音楽再生基金」を設立

「School Music Revival」プロジェクトスタート

楽器や音楽をつうじて被災地の子どもたちに笑顔を届けるため、坂本龍一氏や全国楽器協会会長の梅村充氏らが「こどもの音楽再生基金」を設立し、「School Music revival(スクール・ミュージック・リバイバル)」プロジェクトをスタートさせた。

文=谷中朋未

壊れた楽器の無償修理や買い替えを支援

東日本大震災の被災地では、地震や津波により多くの学校のオルガンやピアノ、打楽器など今まで身近にあった楽器が壊れたり、失われた。現在も演奏を楽しむ機会を失った子どもたちが多くいるのが実情だ。

プロジェクトでは、宮城県、岩手県、福島県の被災地の幼稚園や小・中・高校に対し、各県の楽器商組合が壊れた楽器の修理を無償でおこなうほか、なおすことができない楽器の買い替え費用を「こどもの音楽再生基金」から捻出し、購入支援する。また、支援の輪の広がりとともに現地で子どもたちに向けたコンサートなどの開催も検討されるという。

「こどもの音楽再生基金」は、梅村充 全国楽器協会会長が代表発起人となり、坂本龍一氏や河合弘隆全国楽器製造協会会長ら楽器業界のトップらが発起人として名を連ね、楽器業界全体で基金やプロジェクトを支えていく。運営期間は暫定で3年間が予定されている。

基金では現在、活動を支える資金を募っている。銀行振り込みやゆうちょ銀行の振り替えでも、ホームページからクレジットカードでの寄付も可能で、合計寄付金額はホームページで公表される。

ふたたび、楽器が子どもたちにとって身近な存在となり楽しめる機会をつくる「スクール・ミュージック・リバイバル」プロジェクト。子どもたちに笑顔を届けるために、息の長い支援が求められている。

こどもの音楽再生基金
http://www.schoolmusicrevival.org/index.html