「スプリング・フーディ」

昨秋特集したカラフルなナイロン製に続き、今シーズンもフーディ人気はまだまだ継続中。春先の着こなしに大いに活躍しそうなアイテムですが、より今年らしいモノをチョイスするためには、とあるディテールが大きなカギになってきそうです。



昨秋特集したカラフルなナイロン製に続き、今シーズンもフーディ人気はまだまだ継続中。春先の着こなしに大いに活躍しそうなアイテムですが、より今年らしいモノをチョイスするためには、とあるディテールが大きなカギになってきそうです。

Direction by SUKEZANE TomokiPhotographs by YAMAGUCHI KenichiStyling by KAWAI KohtaText by HATAKEYAMA SatokoGrooming by 大東京




vol.38 スプリング・フーディ【spríŋ húdi】


祐真「寒い日と暖かい日が交互に訪れる今の季節。コーディネートで重宝するのが、ライトな質感のレザーやコットン製のスプリング・フーディです。今シーズンのフーディは『フード部分がやや大きめ』というのがポイント。多くのブランドでも、こういったフーディが数多くリリースされています。

大きいフードのメリットは、足元に合わせるビッグスニーカーとのバランスが格段に良くなるということ。アウターとしてそのまま着る場合や、ジャケットやコートのインにあわせるレイヤードルックでも、大きなフードはポイントになるし、ダッドスニーカーのボリュームとも相性がいい。フードの紐をぎゅっと絞って小さくする着方も過去に流行ったことがありますが、今はがぜん大きめが気分。フードを被るストリート風の着こなしも大いにアリです。

僕はグッチの『ダッパー・ダン コレクション』のフーディを愛用していますが、これが着ていて非常にラクチン。フーディアイテムのもうひとつの魅力でもある『快適さ』からなかなか逃れられません。体型維持のために、きちっとネクタイを締めてスーツを着ないと駄目だなとは思ってはいるんですけどね…」

レザーフーディ 85万円(トム フォード/トム フォード ジャパン 03-5466-1123)*その他/本人私物

TOM FORD|トム フォード






スムースな質感と上品な光沢が美しいナッパレザー製のラグジュアリー・フーディ。スポーティなラグランスリーブ仕立てがボディにすんなりと馴染むうえ……

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PRADA|プラダ






ネイビー×ブルーのバイカラーがモダンなスウェットフーディは、胸元にファスナーをあしらったプルオーバー仕立て。カンガルーポケットにアタッチされたロゴがアクセントになっており……

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ami alexandre mattiussi|アミ アレクサンドル マテュッシ






ライトウェイトのナッパレザーを、アノラック風のデザインで軽やかに仕立てた一着。裏地はメッシュライニングで、背中にはストームストラップ付き。リラックス感のあるオーバーサイズで……

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MARNI|マルニ






パリッとした素材感でフードのシルエットが美しくきまる、オーバーサイズのコットンフーディ。裏地にあしらったシャツ素材のストライプも爽やかで……

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STELLA McCARTNEY MENSWEAR|ステラ マッカートニー メンズウェア






柔らかな風合いのコットンを使用したスウェットフーディは、ブランドのスタート年を記した胸元の小さなロゴがアクセント。袖口や裾に幅広のリブをあしらうことで絶妙なフィット感があり……

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Maison Margiela|メゾン マルジェラ






春らしいターコイズブルーの色合いが新鮮なスウェットフーディ。メゾンのスタンダードアイテムを再定義したカプセルコレクション「STEREOTYPE」のワッペンが左胸にアタッチされ……

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LANVIN|ランバン






着心地のいいコットン製のボディ&フード部分に「フォレスト・カモフラージュ」柄を巧みにプリント。袖口と裾のブラックリブが全体を引き締め……

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【spot light】


TAKAHIROMIYASHITATheSoloist.|タカヒロミヤシタザソロイスト.






祐真「写真家のチャールズ・ピーターソンが撮影した90年代のグランジシーンのフォトプリントのフーディと、パリ在住の少年・オスカーの手描きの月と星、音符の極小柄がプリントされたナイロンフーディ。ドローコードには……

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BEHIND THE SCENES OF ザ・ベスト7