オリス カール・ブラシア キャリバー401リミテッド エディション|ORIS
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2021年3月8日

オリス カール・ブラシア キャリバー401リミテッド エディション|ORIS

ORIS|オリス

高耐磁性・5日間パワーリザーブの自社製キャリバー401を搭載した数量限定モデル

オリスより、カール・ブラシア財団を支援する「オリス カール・ブラシア キャリバー401リミテッドエディション」がリリースされた。本作は、数量限定2000本で、新型自社開発自動巻きムーブメントのオリスキャリバー401を搭載する、最初のウオッチとなる。

Text by OZAKI Sayaka|Edit by TSUCHIDA Takashi

ブロンズ製ケースとブルーのカラーリングで勇敢な海軍潜水士を称える

カール・ブラシアは、1954年にアフリカ系アメリカ人として初めて海軍潜水士になり、1966年には任務中の事故で左膝下を失ったが、片足の潜水士として1979年まで任務を続けた。彼の困難に打ち勝った人生を後世に伝えるとともに、負傷した軍人の社会復帰を支援するため、カール・ブラシア財団が設立された。
このカール・ブラシア財団を支援する「オリス カール・ブラシア キャリバー401リミテッドエディション」が、数量限定2000本で発表された。
このウオッチは、優れた3つの機能を備えた、新型自社開発自動巻きムーブメントのオリスキャリバー401を初めて搭載。これは、2020年に発表したオリス自社開発のキャリバー400をベースに開発されたムーブメントで、クロノメーターを超える正確さ(日差 -3/+5秒以内)に加え、ISO764の規定を上回る極めて高い耐磁性、5日間ものパワーリザーブ、そしてマイオリスに登録することで保証期間が10年間に延長される。
さらに、新たにオリスのシグニチャーのひとつでもある6時位置のスモールセコンド表示を搭載。カール・ブラシアが生涯で示した信念と同様、このムーブメントも機械式時計が直面する様々な困難を克服するよう設計されている。
40ミリ径ケースには、ブロンズを採用。これは、海軍潜水士が当時着用したヘルメットの素材でもある。また、ブロンズは空気中の酸素と着用する人の皮膚の水分によって経年変化し、着用しているうちに愛用者の個性ともいえる独特の味わいを帯びる。
海軍伝統の色からインスピレーションを得たブルーダイアルに、ダイビングスケールを刻印した逆回転防止ベゼルをセットし、吸汗・発散性の伸縮ナイロン糸を使った手作りのエリカ社特製ストラップが組み合わされている。
このリミテッドエディションについて、オリスの共同経営責任者ロルフ・スチューダー氏は、「カールの物語は類まれなレガシーで、それを広く伝える手伝いをすることは、大変名誉なことです」とコメントを寄せた。

オリス カール・ブラシア キャリバー401リミテッドエディション

  • ムーブメント|自動巻き(Oris 401)
  • パワーリザーブ|120時間
  • ケース素材|ブロンズ
  • ケース径|40mm
  • ストラップ素材|ERIKA社製テキスタイル
  • 防水|10気圧
  • 価格|45万円(税別)
  • 数量|数量限定2000本(スペシャルボックス付属)
問い合わせ先

オリスジャパン
Tel.03-6260-6876
https://www.oris.ch/jp