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照明デザイナー 戸恒浩人 スカイツリーを照らせ

スカイツリー照明デザイナーの戸恒浩人さん
デザインのインスピレーションは、遠くから見守ってくれているようにたたずむ富士山の存在だったという
「粋」では、真ん中に突き刺ささる柱「心柱（しんばしら）」を際立たせるため、中央部をブルーの光で照らしている
「雅」では、三角から丸になっていく「そり」と「むくり」の構造美を際立たせるため、外周の鉄骨を紫で照らしている
スカイツリーの放つ優しい光。それは、細かいニュアンスに美を見出す日本人ならではの感性をいかしたものだと語ってくれた
江戸っ子らしい粋な姿と、江戸っ子の持つ美意識を、それぞれ「粋（いき）」と「雅（みやび）」と名づけ、デザインに落とし込んでいった
5月6日におこなわれた「東京ホタル」ではスカイツリーも点灯。戸恒さんも観客のひとりとして鑑賞した
点灯したときに大きな歓声があがったのを見て、とても感動したそう
粋と雅という2つの光には、「『明日もがんばれそう』って思ってもらえる光になれば」という戸恒さんの願いが込められている
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照明デザイナー 戸恒浩人 スカイツリーを照らせ

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