A WORKROOM by Ryoji Okada ピッティが認めた、岡田亮二のテーラリング
FASHION / NEWS
2015年7月28日

A WORKROOM by Ryoji Okada ピッティが認めた、岡田亮二のテーラリング

A WORKROOM by Ryoji Okada

ピッティが認めた、岡田亮二のテーラリング

ミュージシャンや俳優、フォトグラファーなどの顧客を数多く抱えることで知られる、個性派テーラーA WORKROOM(ア・ワークルーム)。2010年からはフィレンツェのピッティにレディメイドライン「A WORKROOM by Ryoji Okada」を出展するなど、日本のテーラーとしては珍しく世界で支持を得ているブランドだ。

Text by SUGIURA Shu(OPENERS)

たしかな技術で着々と増える海外からのオーダー

イギリスの老舗スーツブランド、ギーブス&ホークスの日本展開に携わった岡田亮二氏が2002年、“Exciting Tailoring”というスローガンのもと立ち上げた「ア・ワークルーム」。今年も世界最大級のメンズウェア見本市「ピッティ・イマジネ・ウォモ」に出展し、独自に開発したユニークなテキスタイルを中心としたグラマラスでロックテイスト満載のテーラードコレクションを披露した。

コンセプトは「Everything made by Love, Passion and Rock’n Roll Spirit!!」。ギーブス&ホークスの仕事で培ったテーラードウェアを基本にしつつも、岡田氏が個人的にも強く影響を受けているロック、そして東京のハイブリットな空気が融合したコレクションは、どちらかといえばクラシックなテイストのブランドが多いピッティにおいては異彩を放つ存在だ。

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ピッティでの展示模様。

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「ア・ワークルーム」を手がける岡田亮二氏。

過去3回の出展では、イタリアやスペインのモード系セレクトショップからのオーダーや、イタリアや中国のブランドからのデザインオファー、イタリア人ミュージシャンからの個人オーダーなど、数多くのオファー、反応を得てきた。また、イタリア最大発行部数を誇る全国紙「Corriere Della sera」にも取り上げられ、メディアの注目度も高まっている。4回目の出展となった今回はヨーロッパはもちろん、経済成長著しいアラブ諸国からの反応もあったという。

土日には岡田氏本人が店頭に立つという代官山の「ア・ワークルーム」。イタリアで認められたテーラリングを、その目で確かめてみてほしい。

A WORKROOM by Ryoji Okada

東京都渋谷区代官山2-7 1F

月・火・金|12:00~20:00(土・日|11:00~)

水・木曜休

Tel.03-5489-7253

http://www.a-workroom.com

           
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